減らないクレジットカードの不正利用。有効な対策方法は?

新たなセキュリティ対策が行われているにも関わらず、減らないクレジットカードの不正利用。カードを利用している限り、決して他人事ではなく誰でも犯罪に巻き込まれる可能性があります。

犯罪の手口や性質、対策を知っておくことは、未然に防止するためにも有効な方法です。
しっかりと自衛できるように知識を身に付けましょう。

不正利用の件数は横ばい状態

日本クレジット協会によると、クレジットカードの不正利用の被害は、過去最高水準で2017年以降横ばいの状態とのことです。

2019年の四半期(1月~3月)だけでも、偽造被害額は4.7億円、番号盗用被害額は55.6億円、その他不正利用の被害額は8.2億円となっています。

2018年度の不正利用による被害額の総額は200億円を超えています。
いつ誰がカードの不正利用の被害者になっても不思議ではない現状です。

近年はサイバー犯罪が増加

前述したとおり、最も被害額が多いのが番号盗用です、実に不正利用の8割がこの番号登用されています。インターネットで買い物をするときに登録したカード情報が、不正アクセスにより盗み取られたり、偽造メールから言葉巧みに偽サイトに誘導される、フィッシング詐欺などからカード情報が流出する恐れがあります。

また、スキミングといって実際の店舗でカードを利用した際に、専用の機器を使用してカード情報を盗まれるケースもあります。特に海外でカードを使用したときに被害にあう人も多いようです。

他にもなりすましで第三者のクレジットカードを利用されてしまう手口もあります。

有効な対策は?

実は、個人で対策できる方法には限りがあります。特に偽サイトはプロの目であっても見分けが難しいほど精巧に作られていることも。

本人しか知らない秘密の質問を登録する「3Dセキュア(本人認証サービス)」が使われているサイトを使用するなども有効です。

怪しいメールやTwitte、ブログ、ネット広告などからの誘導は避け、公式のサイトやアプリを利用しましょう。

また、日本語表記が怪しいショッピングサイトでは、どんなに商品がお得であっても利用しない方が無難です。

しかし、いくら以上のことを、気を付けていてもカードの不正利用を100%防ぐというのは難しいかも知れません。
その為、「不正に早く気が付く」というのも大切な備えとなります。

身に覚えのない請求があった場合は、ただちにクレジットカード会社に連絡をするようにしましょう。調査の結果、不正利用が明らかになれば盗難保険を使用することができます。不正利用に早く気が付くためにもカード明細は毎月必ず目を通す必要があります。

以上、いかがでしたでしょうか?

特に最近では、10月から開始されたポイント還元事業の影響でインターネットでも積極的にクレジットカードを使用する人が増えています。
便利なクレジットカードですが、いつでも狙われていることを意識して、防犯意識を高く持つようにしたいですね。