・イオンJMBカード(JMB WAON一体型)の特徴
・イオンJMBカード(JMB WAON一体型)で貯まるポイント
・イオンJMBカード(JMB WAON一体型)のメリット・デメリット
イオンJMBカード(JMB WAON一体型)というカードをご存知でしょうか?
イオンフィナンシャルサービスが日本航空と提携して発行している人気のクレジットカードです。
JALマイレージバンク(JMB)機能、クレジットカード機能、電子マネーのWAONが1枚になっており、カードショッピングでJALマイルを貯めることができます。
JAL運行便搭乗の際には保安検査場まで直行できる「JALタッチ&ゴーサービス」にも対応しており、JAL便愛用者には嬉しい機能も付いています。
イオンでの優待もしっかり受けつつJALマイルをためることができるこのカード。
今回はその特徴やマイルの貯め方、メリット・デメリットについて詳しくお伝えしていきます。
イオンJMBカードの特徴
年会費と国際ブランド
イオンJMBカードはイオンフィナンシャルサービスが日本航空(JAL)と提携して発行するクレジットカードです。
JALマイレージバンク(JMB)機能とクレジットカード機能、電子マネー・WAONが一体となったカードで、イオンの優待を受けつつJALマイルを貯めることができます。
年会費は永年無料でカード保有に維持費は一切かかりません。
家族カードは3枚まで発行可能で、こちらも発行手数料・年会費ともに無料です。
生計をともにする18歳以上の高校生を除く家族(配偶者・親・子供)であれば申し込むことができます。
家族カードの利用分も本人会員カードに合算されるので家族みんなでポイントを貯めることができ、効率的です。
それぞれのカードに対して発行手数料・年会費ともに無料でETCカードを発行することも可能です。
ETCカードの利用額もポイント付与の対象となりますのでお得です。
また、イオンカードなら万が一ETCゲートに衝突して車が破損してしまった場合、5万円のお見舞い金がもらえます。(年一回まで)
国際ブランドはVISA、Master、JCBから選べます。
海外に行く機会のある方は国際シェア一位二位のVISAまたはMaster、国内での使用がメインの方は国内シェア一位のJCBをおすすめします。
サブカードとして使うことを考えている場合はメインカードと別のブランドを選ぶのが良いでしょう。
JALのマイルが貯まる
イオンJMBカードを利用した場合、お買い物の度に「JALマイル」を貯めることができます。(JAL日本地区会員のみ)
ポイントプログラムはすべて「JALマイル」となり、イオンのポイントプログラムである「ときめきポイント」や「WAONポイント」は貯まりません。
カード利用額200円につき1マイルが貯まるのでマイル還元率は0.5%です。
1マイルの価値は2~3円と言われているので実質還元率1~1.5%以上の高還元率カードといえるでしょう。
Masterカードのみ、海外加盟店でボーナスマイルが付与されます。
また、電子マネー・WAONの利用でも200円に付き1マイルが貯まります。
WAONのチャージ、オートチャージではマイルは貯まりませんので注意が必要です。
さらに、イオンJMBカードでは月々のカード利用の請求書を止めて「Web明細(環境宣言)」に登録することでカード請求月は5マイルのプレゼントマイルがもらえます。
紙の明細書の郵送をやめてオンラインで確認すればいいだけなので簡単です。
たったそれだけでカード利用月は請求時に毎月5マイルもらえるので、毎月利用があれば年間で60マイルもらえてしまうことになりますね。
イオンJMBカード発行の後はぜひWeb明細登録を忘れずに手続きしましょう。
イオンカードの充実の優待
毎月20日と30日はイオン系列でのお買い物が5%オフ「お客様感謝デー」
毎月20日と30日の「イオンお客様感謝デー」においてイオン系列の対象店舗でのお買い物の決済にイオンフィナンシャルサービスの発行するイオンカードを使うとお買い物代金が5%オフになります。
5のつく日はマイルが2倍「お客様わくわくデー」
毎月5日、15、25日の5のつく日は「お客様わくわくデー」です。
全国のイオン、マックスバリュなどの店舗で、WAONを利用するとJALマイルが200円ごとに2マイルと通常の2倍獲得できます。
通常はWAON POINTが2倍貯まる「お客様わくわくデー」ですが、イオンJMBカードの場合もらえるJALマイルが2倍となります。
貯まったマイルはWAONに交換できる
イオンJMBカードの利用で貯まったマイルは10,000マイルからWAONに交換することができます。
通常1回10000マイル=10,000WAON(=10,000円相当)単位で交換できますが、2019年3月31日まで特別レートで交換できるようになっていますよ。
10,000マイル→11,000WAON(=11,000円相当)
40,000マイル→50,000WAON(=50,000円相当)
ただし、1マイルの価値を2~3円と考えるとWAONに交換するよりもJALの特典航空券などと交換するのが一番お得な交換レートだといえそうです。
55歳以上なら毎月15日もお得「G.G感謝デー」
55歳以上のイオンカード保有者は「G.Gマーク」のついたカードに切り替えすることができます。
G.Gマークのイオンカード会員限定で、毎月15日は「G.G感謝デー」が開催されます。
全国のイオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、サンデー、ザ・ビッグなどの店舗でのイオンカードのクレジット利用の場合は請求時に、WAONの利用の場合はレジにてお買い物代金が5%OFFとなります。
JAL運行便の搭乗がスムーズに「JALタッチ&ゴーサービス」
イオンJMBカードでJAL航空券を購入した場合、搭乗当日はカード一枚で保安検査場までスムーズに行ける「JALタッチ&ゴーサービス」を利用できます。(コードシェア便を除く)
前日までにオンラインで予約・購入・座席指定完了後、予約詳細画面からタッチ&ゴーサービスが利用可能か確認できますよ。
予約詳細画面の搭乗方法部分に「タッチ&ゴー」と記載されている場合、タッチ&ゴーサービスが利用可能です。
面倒な搭乗手続き不要で保安検査場に直行できるのは嬉しいサービスですね。
旅行・レジャーでも会員限定優待が充実
①トクする旅行案内板
「トクする旅行案内板」はイオンカード会員専用の旅行関連サービス。
エクスペディア(AAE Japan株式会社)、近畿日本ツーリスト株式会社及びイオンコンパス株式会社との提携により旅行プランのオンライン検索・予約など、様々な旅行サービスを提供しています。
②安心のトラベルサポート「イオンワールドデスク」
世界15ヶ国24ヶ所にイオンワールドデスクが設置されており、海外旅行中に困ったことや知りたいことがある時に対応してもらえるので安心です。
③映画鑑賞割引
イオンシネマでの映画鑑賞チケット代金(通常料金1,800円または1,700円)をイオンカード決済すると、カード会員と同伴1名まで各300円引きになります。
④優待施設
その他レンタカーやレジャー施設など休日を充実させる優待が充実しています。
安心・安全のサービス
①ショッピングセーフティ保険
カードで購入した商品に盗難や破損など万一のトラブルがあったときにも安心です。
購入日から180日以内、購入金額5,000円以上の商品について補償してもらえるショッピングガード付きです。
②カード盗難補償
万が一紛失・盗難によりクレジットカードが不正使用されても、損害額が補填されるので安心です。
届け出は24時間年中無休で対応してもらえ、申請受理から61日前までさかのぼってその間に発生した損害が補償されます。
年会費無料ゴールド「イオンゴールドカード」のインビテーションは届かないので注意
イオンフィナンシャルサービス発行の通常のクレジットカードを利用し、直近の利用額が100万円を越えるなどの条件を満たすと、年会費無料でさらに厚い優待が付帯する「イオンゴールドカード」のインビテーションが届きます。
イオンゴールドカードは海外旅行保険が最高3,000万円自動付帯、国内旅行保険が最高3,000万円利用付帯するほか、羽田空港の国内線ラウンジや買い物の合間にゆっくり休める全国のイオンラウンジが利用できるようになるなど特典がより充実しています。
イオンJMBカードの場合、この「イオンゴールドカード」に切り替えるためのインビテーションは条件を満たしても対象外となりますので、イオンゴールドを狙うなら、その他の通常イオンカードを検討しましょう。
急な出費にも安心「キャッシングサービス」
お祝い事や急な出費で急ぎ現金が必要になった時や、引き落とし予定のある口座に残額が足りないときに便利なキャッシング機能が付いているのでもしものときに安心です。
全国15万台のATMやCD機で現金がすぐに手元に用意できます。
イオン銀行ATMなら利用手数料が無料になります。
ネットや電話での申し込みなら最短即日でカード設定口座に振り込みが可能ですので非常に便利ですね。
キャッシングは1,000円から300万円まで、利用可能枠内で利用することができます。
便利ですが当然返済まで利息も発生するので計画的に利用しましょう。
公共料金の支払いでポイントが貯まる
毎月の電気・ガス・水道などの公共料金の支払いをイオンカードに設定することができます。
クレジットカードに支払いを設定してしまえば請求書を持ってわざわざ支払いに行く必要もないですし、うっかり払い忘れたということもなくなりますね。
しかも200円につき1マイルがたまりお得です。
また、支払いを1枚のカードにまとめることができるので支出がわかりやすく一元化できます。
家賃の支払いもできる
イオンハウジング「住まいさがし」サイト内のイオンカード払いが可能な物件が対象ですが、新規契約時にかかる敷金・礼金などの初期費用や毎月の家賃をイオンカードで支払うことができます。
固定費でも200円につき1マイルが貯まるのでポイントが各段に貯まりやすくなります。
ポイント高還元
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還元率1.0%~3.0%
貯まるポイントについて
イオンJMBカードのポイントプログラムは「JALマイル」です。
200円ごとのお買い物で1マイル還元されるのでマイル還元率は0.5%。
1マイル=2~3円と換算すると還元率は1~1.5%となり、高還元率であるといえるでしょう。
通常のイオンカードの還元率は0.5%なのでお得感がありますね。
イオンJMBカードは年会費無料でJALのマイルを貯めることができます。
後ほど株式会社JALカード発行する通常のJALカードと比較しますが、通常JALのカードを保有するには税込2,200円~33,000円ほどの年会費が必要となります。
JAL運行便はそれほど乗る機会は多くないけれどJALマイルを貯めたいといういわゆる「陸マイラー」にも嬉しいカードです。
イオンカードとの比較
ポイントプログラムは「JALマイル」のみ
通常のイオンカードの場合、ショッピング利用で貯まるポイントはイオン共通の「ときめきポイント」、「WAONポイント」となりますが、イオンJMBカードのポイントプログラムは「JALマイル」のみとなります。
200円につき1マイルが獲得できます。
たまったマイルをWAONに交換できる
イオンJMBカードを利用して貯まったマイルはWAONに交換してイオンや提携店舗でのお買い物に利用することができます。
2019年3月31日までは特別レートで交換できるのでお得ですが、1マイル=約1円の交換レートとなりあまりおすすめできません。
マイルは特典航空券への交換で1マイル=2~3円に跳ね上がるので、そちらでの利用を優先しましょう。
10,000マイル→11,000WAON(=11,000円相当)
40,000マイル→50,000WAON(=50,000円相当)
JALタッチ&ゴーサービスが利用できる
イオンJMBカードでJAL航空券を購入した場合、搭乗当日はカード一枚で保安検査場までスムーズに行ける「JALタッチ&ゴーサービス」を利用できます。(コードシェア便を除く)
前日までにオンラインで予約・購入・座席指定完了後、予約詳細画面からタッチ&ゴーサービスが利用可能か確認できます。
カード一枚あれば面倒な搭乗手続きをスキップして保安検査場まで直行できるのはありがたいですね。
Masterカード利用者は海外加盟店利用でボーナスマイルも狙える
通常のカードショッピング利用時に付与されるマイルに加えて、海外の対象加盟店「Mastercardトラベラー・リワード・プログラム」での利用でボーナスマイルを200円(現地通貨を円換算し計算)ごとに1マイル獲得できます。(要・事前登録)
お客様感謝デー、G.G感謝デーの5%オフは適用
55歳以上のイオンカード保有者は「G.Gマーク」のついたカードに切り替えすることができます。
G.Gマークのイオンカード会員限定で、毎月15日は「G.G感謝デー」が開催されます。
全国のイオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、サンデー、ザ・ビッグなどの店舗でのイオンカードのクレジット利用の場合は請求時に、WAONの利用の場合はレジにてお買い物代金が5%OFFとなります。
G.Gマークの付いたイオンJMBカード保有者もこの恩恵を受けることができます。
イオンでの常時ポイント2倍は適用なし
通常のイオンカードの場合、イオンカード利用での最も大きな特典のひとつである「イオン系列での利用でつねにときめきポイント2倍」がもれなく適用されますが、イオンJMBカード利用ではイオンのときめきポイントは貯まらないためこの特典も受けることはできません。
イオン利用が多い方は後述する「JALカード(普通/ゴールド)」や「通常イオンカード」の利用を検討しましょう。
毎月10日のときめきWポイントデーも適用無し
通常のイオンカード利用の場合、毎月10日はときめきポイント提携加盟店舗以外でのお買い物もときめきポイント2倍となりますが、こいtらもイオンJMBカードでは適用されません。
毎月10日の「ありが10デー」ではJMB WAON決済はマイル5倍
毎月10日の「ありが10デー」の適用は通常のイオンカードとは運用が異なりますが適用されます。
通常イオンカード保有の場合、イオンカードとWAON POINTカードの利用や提示、または電子マネーWAONのお支払いで、基本ポイント5倍となります。
イオンJMBカードの場合はカード利用またはWAON決済で獲得マイルが5倍となります。
イオン店頭ではボーナスマイルつき商品がお得
通常日でも通常マイルに加えてボーナスマイルがもらえる商品があります
イオン店頭でボーナスポイント対象商品としてボーナスポイント/ボーナスマイルとPOP記載のある商品をJMB WAONで決済して購入するとボーナスポイントの半分が自動的にマイルとして積算されてお得です。
1マイル=2円と考えると妥当な積算率かと思います。
対象商品は幅広いラインナップとなっているのでほかの商品と価格に差が無く、ブランドに特にこだわりが無ければボーナスポイント付きの商品を積極的に選びましょう。
イオンカードおすすめ
JALカードとの比較
イオンJMBカードは年会費無料
株式会社JALカードの発行するクレジットカードの場合、年会費は税込2,200円~33,000円かかるのが通常ですが、イオンJMBカードは年会費無料でJALマイルが貯められる嬉しいカードです。
カード入会・継続・搭乗時のボーナスマイルなども考えるとJAL運行便の利用頻度などによってはJALカードを持った方が年会費がかかったとしてもお得になる場合があるので入会の前にJAL便やイオンの利用頻度を一度見直す必要があります。
JMB機能、JALタッチ&ゴーサービスはどちらも使える
JALマイレージバンク機能や前述のJALタッチ&ゴーサービスに関してはどちらのカードも変わらず利用できます。
JMB WAONが使える
イオンJMBカードはWAON機能搭載クレジットカードなのでJMB WAONの利用ができますが、JALカードでは利用できません。
クレジットカードなしのJMB WAONを別途発行する必要があります。年会費は無料です。
ショッピングでのマイル還元率
JAL普通カードの場合、「ショッピングマイルコース(年会費税込3,300円)」への加入でマイル還元率が100円=1マイルとなりますが、イオンJMBカードの場合はショッピングマイルコースへの加入はできません。
JAL便搭乗でのボーナスマイルは付かない
イオンJMBカードでJAL航空券を購入のうえ搭乗してもカードショッピング利用で貯まるマイルのみで、搭乗時のボーナスマイルは積算されません。
JMB WAONチャージでポイントが付かない
JALカードでJMB WAONにチャージするとマイルが貯まりますが(一部対象外のカードあり)、イオンJMBカードの場合はWAONチャージでのマイル付与は対象外となります。
保険・補償の内容の違い
イオンJMBカードの場合、購入商品にトラブルがあった場合の「ショッピングセーフティ保険」とカードの紛失・盗難・不正利用時の補償が付いています。
JALカードの場合、カードの紛失・盗難・不正利用時の補償に加えて、国内外旅行保険が付帯しています。
家族カード、ETCカード比較
イオンJMBカードは家族カード、ETCカードともに3枚まで無料で追加発行できます。
JALカードの場合、家族カードは年会費1,200円(税込)~16,500円(税込)で発行でき、ETCカードは一部のカードでは有料となります。
もちろん2枚持ちも可能
イオンJMBカードとJALカードは発行元の異なるクレジットカードですのでもちろん併用することができます。
同じJALマイレージバンクのお客様番号を登録すればそれぞれのカードでたまったマイルを合算して利用することができます。
イオンJMBカード、イオンカード、JALカードの使い分け
JAL便はほとんど利用しないがマイルを貯めたい「陸マイラー」には「イオンJMBカード」
日々のショッピングで貯まったマイルを使って年に一度旅行したいというような方はイオンJMBカードをメインで利用するのがお勧めです。
年会費無料でお得にJALマイルを貯めることができるので「陸マイラー」にとっても使いやすいカードです。
JAL便はほとんど利用しないかそこそこ利用、かつ頻繁にイオンを利用する方は「イオンカード」と「JALカード」の併用がおすすめ
イオンを使う機会が多い方でJAL便にもそこそこ乗るという方はイオンJMBカードではなく通常のイオンカードとJALカードを別に発行して用途別に使い分けるのがよいかもしれません。
イオンカードでイオンの優待もすべて受けることができますし、JALカードでボーナスマイルも貯まります。
そこそこの頻度でJAL運行便を利用する方は「JALカード」
マイル獲得がショッピングよりも飛行機の利用がメインの方にはカードの入会・継続と搭乗でボーナスマイルが貯まるJALカード(普通)がおすすめです。
イオンでお買い物をする機会がある方は別途無料発行できるWAON POINTカードやJMB WAONを併用すれば提示するだけで合計ポイント還元率がアップするのでお得です。
JAL運行便をかなりの頻度で利用する方は「JALゴールドカード」を検討
旅行や出張で飛行機に乗る頻度が高い方はおもいきってJAL発行のゴールドカードを持つのもおすすめです。
通常のショッピングでの還元率が1%とイオンカードよりも高いのに加え、ショッピングプレミアムが自動付帯していたり、空港ラウンジが使えたり、旅行保険内容が手厚くなったりとマイルがざくざく貯まり、かつ旅行をグレードアップさせる特典も充実しています。
イオンJMBカードのメリット
ここまでイオンJMBカードの特徴やマイルが貯まることなど詳しくご説明してきましたが、一度メリットを整理しておきましょう。
年会費無料でマイルが貯まる
イオンJMBカードは年会費無料のクレジットカードです。
JALマイレージバンク機能が搭載されていてイオンのときめきポイントの代わりにJALマイルを貯めることができます。
直接マイルが貯まるので交換忘れでのポイント失効や交換上限、交換手数料なども気にすることなくマイル初心者にも使いやすいカードです。
対象の優待については次で触れますが、イオンのほとんどの優待も受けることができるので日々の買い物でコツコツとマイルを貯めることができます。
家賃や水道光熱費、対象の賃貸物件では家賃や敷金・礼金もクレジットカード払いできるので、メインのカードにすればかなりのマイルがたまります。
仮に月10万円の支払いを毎月イオンJMBカードでした場合200円で1マイルなので
200,000円÷200円×12か月=6,000マイル
1年で6,000マイル貯めることができます。
6,000マイルあれば「どこかにマイル」または「どこかにマイル南の島」で国内どこかに行けるJALグループの特典航空券に交換できますよ。
40,000マイル貯まれば特典航空券でハワイ往復もできます。
ときめきポイント還元以外のイオンの優待が受けられる
通常のイオンカードではポイントプログラムは「ときめきポイント」、「WAON POINT」となり、イオンの優待を全て受けることができます。
イオンJMBカードの場合、ポイントプログラムは「JALマイル」のみとなり、ときめきポイントやWAON POINTは貯まりません。
そのため、イオン系列での利用でときめきポイントが常に2倍、毎月10日の「ときめきWポイントデー」に関してはポイント還元の対象外となってしまいますが、その他の特典はおおむねそのまま享受することができます。
毎月10日の「ありが10デー」ではイオンJMBカードは搭載のWAONでの決済のみ還元対象となり、WAON利用で貯まるWAONポイントではなく、JALマイルが5倍となります。
JALタッチ&ゴーサービスが利用できる
対象の航空券の購入をイオンJMBカードで決済すると、カード一枚で保安検査場までスムーズに行ける「JALタッチ&ゴーサービス」の利用ができます。
前日までにオンラインでチケット購入やチェックイン・座席指定を済ませておくだけで当日はイオンJMBカードを提示するだけで搭乗手続きが不要になります。
JALカードでこの特典を受けようとすると年会費が少なくとも2,000円以上かかってくるので無料で利用できるのはありがたいですね。
イオンJMBカードのデメリット
イオンのときめきポイント還元デーでお得にならない
イオンJMBカードのポイントプログラムは「JALマイル」のみであり、イオン共通の「ときめきポイント」、「WAON POINT」は貯まらないので、「イオン系列でつねにときめきポイント2倍」、毎月10日の「ときめきWポイントデー」なお、ときめきポイントの還元に関しては適用されません。
ただしマイルの価値を2~3円と考えるとイオンカードで貯まるポイントが200円につき1ポイント=1円相当であるのに対し、イオンJMBカードで貯まるマイルが200円に付き1マイル=2~3円となるので、通常還元率が2~3倍となり、むしろイオン系列に限定されない分イオンJMBカードの方がお得になる場合もあります。
JALカード入会・継続時とJAL便搭乗時にもらえるボーナスポイントはつかない
イオンJMBカードはイオンフィナンシャルサービス発行のイオンカードなのでカード入会や更新時、搭乗時のボーナスマイルはもらえません。
JAL運航便への搭乗でマイルを貯めようと考えている方はJALカードの利用または併用を検討しましょう。
イオンJMBカードまとめ
今回はイオンJMBカードの特徴や貯まるJALマイル、メリット・デメリットについてお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか。
イオン発行の年会費無料カードであり、イオンの優待のほとんどを受けながらJALマイルもお得に貯めることのできるこのカード。
マイルが直接貯まるので交換に手数料もかかりません。
イオン系列利用者でマイルを貯めたい方にとっては還元率や優待など非常にコストパフォーマンスに優れたカードといえるでしょう。
搭載された電子マネー・WAONをうまく利用したり、ウェブ明細の登録、店頭のボーナスマイル付き商品を選ぶことで効率的にマイルを獲得することもできます。
また、JAL運行便利用者にとってはありがたい「JALタッチ&ゴーサービス」にも対応しているので搭乗時までがとてもスムーズなりますよ。
もちろん通常のJALカードと併用することもでき、それぞれのカードで貯めたマイルを合算することもできます。
「陸マイラー」にとってもマイルの貯めやすいこのカード、イオン系列やJAL運行便を利用する方はぜひ入会を検討して下さいね。
以上、イオンJMBカードの特徴・メリット・デメリットまとめ…という話題でした
