ANAマイルの貯まるJCBブランドのクレジットカードの中で、最もスタンダードな一枚が「ANA JCB一般カード」です。
マイルの交換レートも高めであるうえ、入会時・カード継続時・ANA運行便の毎回の搭乗時に、プラス10%のボーナスマイルがもらえるので、ANAマイルを貯めたいと思っている方にとってはまず検討するカードでしょう。
また、日々のショッピングでの支払いをこれ一枚に集約すれば、比較的容易に特典航空券が発行できるくらいのマイルを貯めることができるので、陸マイラーの方にも使いやすいカードです。
ここではANA JCB一般カードの特徴やメリット・デメリット、どんな方におすすめなのか、またどんな使い方をすればお得なのかについて徹底的に解説していきましょう。
- ANAJCB一般カードの概要
- ANAJCB一般カードの特典・サービス
- ANAJCB一般カードのお得な使い方
- ANAJCB一般カードのメリット・デメリット
- ANAJCB一般カードの口コミ
ANAJCB一般カードの概要
- 年会費:2000円(初年度無料)・家族会員1000円(本会員が無料であれば家族も無料に)
- 国際ブランド:JCB
- 追加可能カード:ETCカード・家族カード・QUICPay
- ANAカード限定追加可能カード:ANA QUICPay + nanaco・ANA PiTaPaカード
- 申し込み条件:18歳以上で本人か配偶者に安定的な収入がある方(学生不可)
ボーナスマイルはカード入会時に1000マイル、毎年のカード継続時に1000マイルずつ、毎回のANA運行便の搭乗時にプラス10%分が付与されます。
ポイントプログラムはJCBの「OkiDokiポイントプログラム」で、1000円に付き1ポイントのOkiDokiポイントが貯まる仕組みです。OkiDokiポイントはマイルに交換することができますが、ポイントの交換にはマイルへの交換率によって「5マイルコース」と「10マイルコース」の2種類があります。
- 5マイルコースでは1ポイント=5マイルに交換することができ、移行手数料は無料です。
- 10マイルコースでは移行手数料が税抜5000円かかりますが、1ポイント10マイルに交換することができます。
その他旅行保険が自動付帯していたり、加盟店での会員優待も充実しています。
電子マネーは「楽天Edy」が付帯しているほか、チャージの不要な「QuicPay(クイックペイ)」を発行することができます。ANAJCB一般カードは「ANAマイレージプログラム」、「クレジットカード機能」、「電子マネー」を搭載したクレジットカードです。
ANA JCB一般カードのメリット

PAKUTASO
年会費が安い
ANA JCB一般カードの国際ブランドはJCBです。年会費は初年度無料、翌年度以降はは2000円(税別)となっています。家族カードもあり、年会費は初年度無料で翌年度以降は1000円(税別)になります。また、ETCカードの発行もでき、発行手数料・年会費ともに無料です。
ANA VISA/マスターのようにETCカードの利用がない場合は年会費が発生してしまうということもなく、良心的です。ETCカードは発行手数料・年会費がかかるクレジットカードも多い中で、これは車に乗る方にとっては大きなメリットですね。
このように、ANAJCB一般カードは比較的安く維持できるのがメリットであると言えます。
ANA JCB一般カードはANA VISA/マスター一般カード、ANA VISA Suicaカードのように、WEB明細の利用やリボ払いの登録で年会費を下げることはできません。しかし、年会費を払うことに抵抗がある方にとっても、ANAJCB一般カードでは毎年のカード継続の際に1000マイルのボーナスマイルをもらうことができるので、1マイル=2円とすると、実質年会費は無料となります。
JALカードの場合は、飛行機に搭乗しないとボーナスマイルがもらえませんが、ANAカードはカード継続時にもマイルをもらえるのが嬉しいですね。
また、日々のショッピングでの決済でもマイルを貯めやすいです。例えばANA JCB 一般カードで月7万円のショッピング利用をするだけで2年後には東京から沖縄の特典航空券を手に入れることも出来ます。
ANA JCBはANA ToMeカード(通称ソラチカカード)を除き、複数の種類のカードを同時に持つことはできません。
- ANA JCB ZERO
- ANAJCB一般カード
- ANAJCBワイドカード
- ANAJCBワイドゴールドカード
- ANAJCBプレミアムカード
のうちどれか一枚を選ぶ必要があります。
ANAJCB一般カードにはANAマイレージクラブカードの「スキップサービス機能」が付いており、ANA 国内線搭乗時にチェックイン不要でスムーズにANA航空機に搭乗できるので便利です。ANAJCB一般カードは、何もしなくても年会費実質無料で維持できるうえマイルも貯まり、様々な付帯サービスを享受できるコストパフォーマンスに優れた一枚であると言えるでしょう。
ボーナスマイルがたっぷりもらえる!
ANAマイル付与率が最大で1.06%!
ANAJCB一般カードを使うと1000円に付き1ポイントの「Oki Dokiポイント」が貯まります。
マイルの交換率は選ぶ交換レートによって異なります。交換レートには年会費無料の「5マイルコース」と移行に手数料5000円(税抜)がかかる「10マイルコース」の2種類があり、
- 5マイルコースでは、1000円=1 OkiDokiポイント=5マイル
- 10マイルコースだと、1000円利用=1 OkiDokiポイント=10マイル
という交換レートになります。ANAマイル付与率は、5マイルコースで0.5%、10マイルコースで1.0%となります。
また、マイルの交換は手動で自分の好きなタイミングでマイルに交換できる「マルチポイントコース」と、自動でマイルに交換してくれる「自動以降コース」があります。
- 5マイルコースはいずれの交換コースでも無料なので、ポイントの交換忘れによる失効を避けるため自動以降コースにしておくのが無難です。
- 一方10マイルコースではマイル交換に手数料が発生するため、OkiDokiポイントの有効期限である2年ぎりぎりまでポイントを貯めて2年に一度一気にマイルに交換するのがおすすめです。
マイルを貯めるという観点からは「マルチポイントコース10マイル」が断然マイルが貯まりやすくお得です。
さらに、JCBカードは「JCB STAR MEMBERS」というランク制度が適用されるので、利用額に応じてボーナスポイントがもらえます。年間の集計期間は12月16日~翌年12月15日です。年間利用額50万円以上で「スターβ」、100万円以上で「スターα」となります。
- スターαで は、20%のボーナスポイントが付与され、0.06%%のANAマイルに移行できます。
- スターβだと、10%のボーナスポイントが付与されます。
このボーナスポイントは1ポイント3マイルで移行できます。マイル付与率は0.03%%相当です。つまり10マイルコースかつ年100万円以上の利用でマイルが1.06%と高還元になります。
ANAカード特約店の場合マイル付与率が1%~2%になる!
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の加盟店での決済では、利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが付与されます。通常のカードショッピングによる0.5~1.0%のポイントとは別に、更に0.5~1.0%のマイルが貯まります。合計のマイル付与率は1%~2%になりマイルが貯まりやすくなります。
セブンイレブンで買い物するとマイル付与率が最大で1.73%に!
ANA JCB一般カードでは「QUICPay(nanaco)」を使えます。QUICPay(nanaco)とは、事前に申し込んでおくと、本来はプリペイド式のnanacoが後払いのQUICPayとして利用できるサービスです。
セブンイレブンでの利用で200円(税抜)ごとに1ポイントが貯まります。更にQUICPayに決済登録したクレジットカードのポイントも貯まります。セブンイレブンは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗で0.5%のマイルがボーナスポイントとして貯まります。
- 5マイルコーで1.0%のANAマイル
- 10マイルコースだと1.5%のANAマイル
500nanacoポイント=250マイルとして交換できるので、QUICPay(nanaco)は0.25%のANAマイルが取れることになります。つまり5マイルコースだと合計で1.25%、10マイルコースだと合計1.75%のANAマイルが得られるということになります。税抜・税込分のズレを計算しても最大1.73%の還元率となります。
幅広い電子マネーに対応している!
ANAJCB一般カードは幅広い電子マネーに対応しているので日常的に電子マネーを使う方にもおすすめです。使える電子マネーの種類は、
- QuicPay
- 楽天Edy
- PiTaPa
- nanaco
- モバイルSuica
- スマートICOCA
- エッソスピードパス
と様々なライフスタイルに対応できるようになっています。
まず、QuicPay、PiTaPaへのチャージではポイントが貯まります。ただし、楽天Edy、nanaco、モバイルSuicaやスマートICOCA、エッソスピードパスへのチャージでのポイントは貯まらないので、これらの電子マネーを使いたい場合は対応のカードをサブカードとして持つことをおすすめします。また、WAON、PASMOへのチャージは対応していませんので、WAONやPASMOを使いたい方も別途対応のカードを持つ必要があります。
参考までに、対応電子マネーとサブカードを持つ場合の、おすすめのカード一覧表を以下にまとめておきます。サブカードについては年会費の安さ、維持のしやすさ、ポイント還元率、交換レートの良さという観点で選んでいます。
電子マネー | チャージでの
ポイント付与 |
おすすめサブカード |
---|---|---|
QuicPay | ○ | – |
PiTaPa | ○ | – |
楽天Edy | × | リクルートカード
Tokyu clubカードClub-Q JMBカード |
nanaco | × | リクルートカード
Yahoo!Japanカード セゾンカード・プラス |
モバイルSuica | × | ビッグカメラSuicaカード
ビュースイカカード |
スマートICOCA | × | オリコカード ザ・ポイント |
エッソスピードパス | × | エディオンカード |
WAON | 対応無し | イオンカードセレクト
JALカード各種 |
PASMO | 対応無し | TokyuカードClub-Q JMBカード
ANA To MeカードPASMO ToMeカードプライムPASMO 京王パスポートVISA OPクレジットカード |
ANAマイルを貯めるという観点からみると、SuicaはANA VISA Suica、PASMOはANA To MeカードやANA Tokyuカードも年会費が比較的安かったり無料なのでサブカードとして維持しやすいかと思われます。
Apple Payにも対応!
ANAJCB一般カードはApple Payに対応しているのでiPhoneユーザーは電子マネーでの支払いがさらにスムーズになります。
「ANA QUICPay+nanaco」も利用できる!
ANA JCBカードに入会すると、「ANA QUICPay+nanaco」を発行することができます。「ANA QUICPay+nanaco」とは、「QUICPay」、「nanaco」、「ANAのSkipサービス」の3つの機能がひとつにまとまったキーホルダー型の新しい電子マネーです。2018年10月からGoogle PayにJCBカードが対応して、QUICPayが利用可能になりました。なお、発行には300円(税抜)の手数料がかかります。
「ANA JCB プリペイドカード」がチャージ無料で使える!
「ANA JCB プリペイドカード」とは、JCB搭載型のプリペイドカードです。ANAマイレージクラブのサービスと、JCB特約店でのショッピングができる機能がついています。インターネットでの決済も可能です。月々の利用金額に応じて、0.5%のANAマイル付与もしくはキャッシュバックの特典が選べるのが大きなメリットです。
チャージ残高の上限は30万円であり、一回あたりの決済での利用額上限も30万円です。ANAJCBプリペイドカードにはクレジットカード情報を搭載していないので、プリペイドカードのカード情報が漏れても、本体にクレジットカードの情報はもれることがありません。
チャージ手数料は無料です。同じANAプリペイドカードの別ブランド(VISA、Master)の中にはチャージ手数料が200円(税抜)発生するものもあるので、この点はJCBに軍配があがります。
ANAマイルを貯めたいけれど、カード番号はなるべく提示したくないという慎重な方には、ANAJCBプリペイドカードはサブカードとしておすすめです。使わなくなった場合も、Amazonギフト券を購入すれば端数を使い切ることができるので安心です。
JR東海のエクスプレス予約もできます!
ANAJCB一般カードを使って、JR東海のエクスプレス予約の支払いをすることができます。
エクスプレス予約サービスでは専用のICカード「EX予約専用ICカード」を発行することができ、このカードに新幹線の予約情報が登録されるので切符の発券が不要です。チケットレスでスムーズに新幹線を利用することができます。使い方も簡単で、改札機にICカードをかざすだけで新幹線に乗ることができます。また、通常の交通系ICとの併用で在来線との乗り継ぎも可能です。
併用する場合も重ねてタッチすればいいだけなので簡単です。IC発行には1枚につき年会費1000円(税抜)かかりますが、新幹線の運賃が割引されるので、旅行や出張で新幹線利用の多い方には便利です。東京~大阪間で往復1000円前後の割引になるのでICカードの年会費はすぐに元が取れます。
旅行などで事前に予定が決まっている場合は、IC早特でさらに安く新幹線に乗ることができます。出発の21日前までに予約すると、例えば東京~新大阪間で3450円の割引になります。また、やむを得ない事情でチケットをキャンセルしないと行けない時もエクスプレス予約なら330円と格安でキャンセルすることができます。
楽天Edyが高還元!
ANAJCB一般カードには、楽天Edyという電子マネーが搭載されています。楽天Edyでの支払いでは200円あたり1マイルが得られ、マイル付与率は0.5%になります。これはおサイフケータイでも利用可能です。
「Edyマイルプラス」の対象店舗で楽天Edyを使って支払いをすると、200円で2マイル(マイル付与率1%)と通常の2倍のマイル付与率となります。Edyマイルプラスの対象店舗は、
- ニッポンレンタカー
- 紀伊國屋書店
- 大丸・福岡天神店
- 沖縄ファミリーマート
- マツモトキヨシ
- はるやま商事グループ
など様々なジャンルにわたります。
さらに有料ではありますが、NTTドコモ、ソフトバンク、auの携帯電話のユーザーは「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」というオプションに加入すると楽天Edyの利用が高還元となります。
月会費は300円(税抜)であり、年3600円(税抜)となります。
支払い方法は、NTTドコモはSPモード決済、auはauかんたん決済、ソフトバンクはソフトバンクまとめて支払いとなります。
加入のメリットは楽天Edyの利用で得られるANAマイルが3倍(200円あたり3マイル)になることです。マイル付与率は1.5%になります。さらに、Edyマイルプラス対象店舗では200円あたり4マイルが貯まり、マイル付与率2%ととにかく高還元になります。
その他にも、ANAモバイルプラスでは、旅割を一般販売よりも早く予約・購入が可能になったり、羽田空港ANAFESTAでコーヒーが1日1杯・ワインが月1杯まで無料となったり、グローバルWiFiが月1日分無料、オリジナルコンテンツが利用できるなどの特典を受けることができるのでドコモ、auユーザーは加入検討をおすすめします。
ネットショッピングがお得になる!
「Oki Dokiランド」でのネットショッピングがお得になる!
「Oki Dokiランド」は、JCBが運営するポイントモールです。
ANA JCB一般カードユーザーも利用できます。ポイントモール経由で買い物すると、クレジットカードや通販サイトのポイントとは別に、ボーナスポイントが貯まります。このOki Dokiボーナスポイントは、1ポイント単位では交換できず500ポイントから1ポイント単位でOki Dokiポイント 1ポイント=3マイルとして交換できます。
Amazon、楽天、LOHACO、Yahoo!ショッピング、セブンネット、イトーヨーカドーネットスーパーなど普段使う総合ネットショッピングサイトも対象店舗となるのでメリットは非常に大きいです。ネットショッピングを利用する際には、Oki Dokiランドを積極的に活用しましょう。
また、ボーナスポイントがの還元率がアップするキャンペーンも頻繁に行われており、常にいずれかのショップがオトクになっています。左側のメニューの「ポイントアップキャンペーン一覧」からポイントアップ中のショップ一覧を確認できます。
「ANAマイレージモール」でのネットショッピングがお得になる!
ANAが運営するポイントモール「ANAマイレージモール」の利用でオンラインショッピングがさらにオトクになります。ANAマイレージモール経由での決済では利用金額に応じて直接ANAマイルが貯まります。
ANAマイレージモールには、主なサイトは楽天市場、Yahooショッピング・ヤフオク、ロハコ、セブンネット、ベルメゾン、ユニクロオンライン、マツキヨオンライン、SEIYUドットコムなどがあり、普段これらのオンライン店舗を利用している方にとってはポイントがざくざく貯まる仕組みとなっています。
これらの店舗はJCBのポイントモール「OkiDokiランド」でもポイント付与の対象店舗となっていますが、マイル付与率の観点から見ると、楽天市場、LOHACO、ベルメゾンネット、セブンネットショッピング、SEIYUドットコムなど、Oki Doki ランドよりもANAマイレージモールの方がマイル付与率が高いネットショップが多いです。
ボーナスポイントを貯めてANAマイルに交換という手間がかかるOkiDokiランドに比べ、ANAマイレージモールの場合は、直接ANAマイルが貯まり、手間がかからないのも大きな利点です。
「ANA一般カード」の共通割引が使える!
ANA JCB一般カードはANA一般カード共通の割引・特典が受けられます。
対象 | 特典内容 |
---|---|
空港内店舗「ANA FESTA」 | 10%OFF |
空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」 | 10%OFF |
国内線・国際線の機内販売 | 5%OFF |
成田空港でのパーキング | 割引価格での利用 |
「ANAショッピング A-style」 | 5%OFF |
ANAスカイホリデー・ANAハローツアー・ANAワンダーアース | 5%OFF |
ANAビジネスソリューション公開講座 受講料 | 15%OFF |
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊 | ベストフレキシブル料金から5%割引 |
ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」 | 割引価格での利用 |
ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー | 5%OFF |
ハーツレンタカー | 5~20% |
全国各空港にある「ANA FESTA」での10%割引は得に使いやすくおすすめです。
1000円(税込)以上のお買い物が対象ですが、レジでANAカードを提示すれば決済に使わなくてもOKです。
郵便製品・書籍類・酒類・煙草などの一部商品または一部店舗(ANA FESTA内スターバックス コーヒーなど)は対象外ですが、それを差し引いても使いやすいです。2016年4月からは、ANA一般カードでもANA DUTY FREE SHOPを5%OFFで利用できるようになりました。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービスは、予約の際にANAカード会員の旨を伝えると、ベストフレキシブル料金から5%割引となります。時期によってはネット最安値よりリーズナブルに宿泊できることがあります。
2016年4月から、ANAショッピング A-styleでのお買い物は、ANAショッピングポイントとの併用でも5%の割引適用となりました。ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワインなど、魅力的なANAならではの独自商品を購入できます。
毎月のカード利用明細には「ANA CARD information」という冊子が同封されており、ANAカードの最新情報を把握できます。ANA機体工場見学会、ANAファーストクラス機内食試食&見学、ANA国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
付帯保険が使える!
国内外の旅行傷害保険が便利!
ANAJCB一般カードの海外旅行傷害保険は最高1,000万円です。
国内航空傷害保険は、最高1,000万円です。海外旅行傷害保険は、死亡・後遺障害と救援者費用のみですが、交通費や旅行代金の支払いをANAJCB一般カードでしなくても、持っているだけで万が一の補償が適用される自動付帯です。
引受保険会社は東京海上日動火災保険です。最も利用頻度が高い傷害治療・疾病治療(ケガや病での入院費用など)がないのはいまいちです。しかし、旅行保険については、他にも持っているだけで死亡・高度障害以外は補償が上乗せされる自動付帯のカードがたくさん出ているので、それをサブカードとして数枚保有すれば安心です。
エポスカード、JCB EIT、横浜インビテーションカードなどは旅行保険が自動付帯のカードで、年会費が無料なので持っているだけでお得です。仮にこ33枚のカードを保有していたら、合計570万円の疾病治療と500万円の傷害治療の補償を確保できてしまいます。
海外ではショッピング保険が便利!
ANA JCB一般カードでは海外でのショッピングに限り、購入した商品に紛失や破損等の損害が発生した場合にそれを補償する「ショッピング補償」が付帯しています。
1万円の自己負担はありますが、それ以上の損害が出た場合は損害分の保険金がおります。基本的には海外でのショッピング利用に限られ、補償額の上限は年間100万円までです。海外でのカードによる購入では1回払いでも補償されますが、国内でショッピング保険が適用されるのは、リボ払いの「支払い名人」定額コースへ登録しており、リボ払いで支払いをしていた場合に限られます。
もちろん、国内においても万が一クレジットカード自体を紛失したり盗難やネットでの不正利用の被害に遭った場合は盗難保険がおり、損害分はカード会社がきちんと補償してくれるので安心して使うことができます。
スマホアプリのセキュリティ機能が安心!
ANA JCB一般カードは、本人認証サービス「J/Secure」(ジェイセキュア)を使えます。
これまではJCBの場合、会員サイト「My JCB」のログインパスワードがJ/Secureでのパスワードでしたが、2016年にはスマートフォンアプリを用いた本人認証サービス(J/Secureワンタイムパスワード)が導入されました。
また、「JCBでe安心」によって、インターネットショッピングでご利用になった覚えのない請求があっても安心です。「J/Secure」を利用してインターネットショッピングをする場合、購入者(JCB会員様)と加盟店との通常の取り引きに加えて、購入者がJCB会員本人であることをJCBが確認するので安全性が各段にアップします。
「J/Secure」には会員専用WEBサービス「MyJCB」に登録すると、自動的に登録されます。MyJCBは、無料で利用できます。
万が一不正利用の可能性に気付いた場合、すぐにカード裏面の連絡先に連絡しましょう。通知後60日以内にJCB所定の書類を提出のうえ、被害状況の調査に協力し、調査の結果、第三者による不正使用と認められた場合は、適用条件に基づき請求を取り消してくれます。ショッピング2回払い・分割払い・リボ払いの場合は、初回払いの通知後(最初の通知)60日以内となります。
実店舗においても、クレジットカードの紛失・盗難補償はあります。届け日から60日前にさかのぼり、それ以降に不正利用された損害が補償されます。
ANA JCB一般カードのデメリット
ブランドがJCBのみ
ANA JCB一般カードは、ANAマイルを貯めたい人にとっては年会費実質無料で持て、マイルも貯まりやすくなるお得なクレジットカードです。実質無料で維持できるうえ特典がたくさんつくので、デメリットの少ないカードであると言えますが、敢えて言えば国際ブランドがJCBのみという点です。
旅行や出張で海外に行く機会が多い方にとっては、不安要素になるかもしれません。特にヨーロッパの一部地域など、海外でJCBのクレジットカードを使って決済できる店舗数は、VISAやMasterに比べるとやや少ないため、海外でのショッピングの際にANAJCB一般カードが使えない可能性があります。
JCBは日本発の国際ブランドであり、日本国内の加盟店数は国際ブランドの中で最多なので、日本国内で「利用できるお店が少なくて困った」ということにはあまりならないはずです。しかし、海外では利用できる場所が限られます。そういった面からすると、海外で利用する方にとっては、デメリットとなるでしょう。
とはいえ、日本人が行く主要な観光地では使えるところが増えてきていますので、そこまで神経質になることはないとは思います。もし、海外にいくならVISAやMasterブランドのクレジットカードをサブカードとして一緒に持っていけば問題ないでしょう。
ANA JCB一般カード利用者の口コミ・評判
貯めたマイルで帰省してます(37歳/男性)
現在関東に在住しています。実家が東北です。暦通りの連休を利用して帰省するまでに片道分くらいのマイルが貯まるのでお得です。電車だと片道13000円位かかりますが、それが無料になります。それが楽しみなので月々の支払いの90%をこのカードにしています。Suica・Edyにも登録しています。ただ、このカードを利用していると、毎月ほぼ同じ金額の支払いなのに、ポイント付与にばらつきがあるような・・・??気がしています。Webサービスは使いやすいですね。
ANAのマイルを狙うなら、まあまあです。(44歳/男性)
【デザイン】青地に飛行機の尾翼、なかなかクールで良いと思います。
【ステータス】一般カードなので、とりたててステータスは求めていません。必要な人には上級カードも用意されています。
【ポイント】ポイントはそれなりに貯めやすいと思います。でも、ポイント期限があるのが不便です。
【マイル】みなさんおっしゃるように、マイルへの変換手数料が改悪されたのは大変残念です。
【ウェブサービス】他のJCBと大差ありません。まあまあわかりやすいと思います。
【優遇サービス】特別感はないです。他のカードと似たり寄ったりですね。
【総評】長年使っているので、換えるのが面倒でそのままになっています。新規にカードを作るなら、あえてこのカードにする必要は無いかもしれません。
飛行機に良く乗るので愛用しています(51歳/男性)
ANAJCBは国内出張者には最適だと思います。
【デザイン】尾翼がかっこいいでしょ!。
【ステータス】誰でも知ってるJCB。一般カードにステータスは求めていないのでこの点で十分です。
【ポイント】0.5%で普通ですがJCBのポイントを有利にマイルに変えられます。
【マイル】使えば、普通に貯まります。
【ウェブサービス】迷う事無く、Web操作は楽です。
【優遇サービス】JCBのデスクは、最高です。
【総評】航空系で迷ったら、まずこれだと思います。
【限度額】300万まで上がりました、ノーマル・カードではここらが上限でしょう。
一般カード相応のサービスです(45歳/女性)
【デザイン】垂直尾翼のデザインは気に入っています。
【ステータス】ごく普通の一般カードです。ステータスはありません。サブカードとして利用する分には問題ありません。
【ポイント】okidokiポイントはためやすいです。
【マイル】マルチポイントコース,マイル自動移行コース,(どちらも1ポイントが10マイル)のマイル移行手数料が2015年4月より5000円に値上げされます。(現行は年間移行手数料が2000円)
【ウェブサービス】My JCBは使いやすいです。
【優遇サービス】優遇サービスで付与されるポイントは1ポイントが3マイル,500ポイント以上で移行できます。正直,期待しないほうがよいと思います。
【総評】このブランドの利点はマイル移行手数料が他ブランドのカードより安かったことです。一般カードですので付帯サービスも無いに等しいです。今回改悪となりますがANAマイラーの方はゴールドカード以上のカードに変更されるかマイル獲得用のサブカードとして割り切った利用が必要と思います。私は解約し別の航空会社にのりかえました。
可もなく不可もなく、普通に使いやすい(55歳/男性)
【デザイン】VIS、Master、JCBと3ブランドとも統一感があってよい。
【ステータス】一般カードなのであまり感じない。このカードにステータスを求める必要はないので問題なし。
【ポイント】ごく普通。普通に使っていれば普通に貯まります。そこがいいもかもしれませんが。
【マイル】改悪したから何ともない。
【ウェブサービス】まあまあ使いやすい。
【優遇サービス】ANA上級ステータスカードを狙うステップとしては良い。
【総評】スシローで使えないのは困った。やっぱりVISA マスターにはかなわない。
ANA JCB一般カードまとめ
ANA JCB一般カードは年会費が2000円ですが継続時のボーナスマイルで実質無料で維持できるうえに、ANAマイルが比較的貯まりやすいクレジットカードです。
利用額に応じて5マイルコース、10マイルコースを賢く選んでお得にマイルに移行することができ、ANA共通サービスを利用すれば、旅行の際は様々な面での優待があります。
年会費を抑えつつマイルも貯めたいという欲張りな方にも非常におすすめのカードですよ!
以上、ANA JCB一般カードでANAマイルを貯めよう!お得な特典やサービスが満載…という話題でした!