・ANA JCBカードプレミアムの特徴
・ANA JCBカードプレミアムのメリット・デメリット
・ANA JCBカードプレミアムで貯まるポイント
ANA JCBカードプレミアムは、JCBが全日空(ANA)と提携して発行するクレジットカードの最高峰といえるカードです。
ANAカードプレミアムとしての特典、JCBのプラチナカードとしての特典の両方を受けることができます。
プラチナカードなので年会費は77,000円(税込)と高めですが、24時間365日対応のコンシェルジュデスクや高いボーナスマイル、提携ラウンジの利用、充実した旅行保険など、年会費以上のサービスと何より高いステータス性が人気のクレジットカードです。
JCBザ・クラスやアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードなどを代表とするプラチナカードは通常インビテーション制の物が多いですが、ANA JCBカードプレミアムは審査は厳しいものの、申し込みで持てる可能性のあるプラチナカードであることも大きな特徴です。
ANAカード、JCBカードそれぞれの最高クラスの優待を受けられるこのカード。
今回は、ANA JCBカードプレミアムの特徴、メリット・デメリット、貯まるポイントについて詳しくお伝えしていきたいと思います。
目次
ANA JCBカードプレミアムの特徴
ANA JCBカードプレミアムの年会費は70,000円
ANAアメリカン・エキスプレスプレミアム・カードやANAダイナース・プレミアムカードが16万円の年会費であることを考えると控えめな設定ですね。
そこまで行かずともやはり高額な年会費だと感じるかもしれませんが、それ以上にANAカード最高峰の優待を受けられるハイステータスカードとして人気です。
30歳以上の安定した年収がある方と条件が一般のクレジットカードよりも厳しめですが、申し込み制も導入している数少ないプラチナカードです。
家族カードは年会費4,000円で発行できます。
格安の年会費でプラチナの優待を受けることができるので、できれば積極的に発行しておきたいですね。
ETCカードは発行手数料・年会費ともに無料で追加できます。
国際ブランドはJCBのみとなります。
JCBは日本国内の加盟店シェアNO.1であり、American Expressと提携しているのでアメックス加盟店でも問題なく利用することができます。
後述するJCBの特典もポイントが高いです。
ANAマイレージクラブ、クレジットカード、楽天Edy機能が1つになったカード
ANA JCBカードプレミアムには標準機能として「ANAマイレージクラブ機能」、「JCBクレジットカード機能」、「電子マネー・楽天Edy」が搭載されています。
また、「電子マネー・QuicPay」、「ETC機能」、「交通系IC・Pitapa」を追加搭載することができ便利です。
ライフスタイルに併せてカスタマイズすることが可能です。
ANAカードの特典が最大限に受けられる
(1)ボーナスマイル
入会時、カード継続時にそれぞれ10,000マイル、ANA便搭乗時にプラス50%と破格のボーナスマイルが積算されます。
マイルの価値は1マイル=2~3円といわれているので、毎年のカード継続時にもらえるボーナスマイルだけで2~3万円キャッシュバックされると考えると年会費が割安に思えますね。
(2)マイル移行率
ポイントについては詳しく後述しますが、ANA JCBカードプレミアムのショッピング利用においては1,000円ごとに1ポイントのOkiDokiポイントに加えて1ポイントのボーナスポイントが付与されます。
OkiDokiポイントは1ポイント=5円の価値があるので、還元率は1%ですね。
貯まったOkiDokiポイントはマイルに移行することができます。
通常ポイントとボーナスポイントはマイルへの移行率が異なります。
通常ポイント:1ポイント=10マイル
ボーナスポイント=1ポイント=3マイル
つまり、1,000円で13マイル貯まると言うことになりますね。
ポイントの有効期限は5年と長めです。
マイルへの交換手数料が無料なのも嬉しいですね。
(3)ANA SKYコイン移行率
OkiDokiポイントは1ポイント=3コインでANA SKYコインにも移行することができます。
ANA関連のお買い物や航空券購入に使うことができて便利ですが、それほど交換率が良いわけではないのでおすすめはしません。
(4)海外旅行保険、国内旅行保険が自動付帯
ANA JCBカードプレミアムには国内外ともに最大1億円補償の旅行保険が自動付帯しています。
航空機内での疾病等の補償も最高5,000万円付いているので安心です。
(5)ANAカードマイルプラス加盟店でボーナスマイルがもらえる
ANAカードマイルプラス加盟店においてANAカードを使って決済すると、通常のカード利用で貯まるポイントとは別に、100円または200円(税込み)=1マイルが自動的にANAマイレージクラブの口座に積算されるサービスです。
(6)ANAカードラウンジ
国内主要空港においてANAカードラウンジを無料で利用することができます。
同伴者も1名まで無料です。
(7)国内線ANAラウンジ
さらに、国内線ANAラウンジも利用できます。
同伴者は有料となります。
(8)ビジネスクラス専用チェックイン
国際線利用時にはエコノミー利用でもビジネスクラス専用のチェックインカウンターが利用できます。
エコノミーの大行列に並ぶストレスから開放されますよ。
(9)プライオリティ・パス(プレステージ会員)が無料付帯
ANAカードラウンジ、国内線ANAラウンジが利用できるのに加えて世界700ヶ所以上で空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」が無料で発行できます。
しかも通常年会費399ドルのプレステージ会員です。
これだけでも年会費7万円のうち4万5,000円弱(2019年1月現在のドルレートで換算)が回収できてしまいますね。
毎年カード更新時にもらえる10,000マイルと併せて、すでに年会費の7万円を上回っています。
(10)Skipサービス
ANA JCBカードプレミアムでANA運行便の航空券を購入すると対象の航空チケットでスキップサービスを利用できます。
予約・購入・座席指定を事前に済ませておくと空港で搭乗手続きをせずに直接保安検査場まで行けるサービスです。
搭乗当日の面倒な手続き不要で入場できるので便利ですよね。
(11)提携ホテル宿泊割引
ANAカード・ANAマイレージクラブ会員になるとIHG・ANA共同ブランドホテル、ANAホテルが、ベストフレキシブル料金から5%割引で利用できます。
その他、レストランやバーでの優待もあります。
(12)レンタカー割引
国内では、ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカーが5%割引、海外ではハーツレンタカーが5~20%割引で利用できます。
(13)提携ホテル朝食・ウェルカムドリンク
対象ホテルにANAカード会員宿泊割引サービスにてご宿泊する際、朝食とウェルカムドリンクが無料サービスになります。
予約時にANA JCBカードプレミアム会員である旨を伝えればOKです。
(14)ANAカード会員優待割引
ほかにもANAカードならではの優待特典が付帯しています。
主な特典は以下の通りです。
機内販売 | ANA便の機内販売で10%割引 |
---|---|
ANA FESTA | 空港内ANA FAESTAでのショッピング10%引き |
空港内免税店 | 空港内免税店で10%引き |
A-style | ANAショッピングA-styleで5%引き |
旅行割引 | ANAスカイホリデー、ANAハローツアー、ANA大人のゆとり旅、ANAワンダーアースで5%引き |
ANAビジネスソリューション | 研修プログラムが15%引き |
ビジネスきっぷ | ANA国内線全路線で会員専用の割引運賃が適用 |
(15)ANAマイレージモールでマイルがザクザク貯まる
ANAマイレージモールはANA公式のオンラインECサイトです。
オンラインショッピングの際にANAマイレージモールを経由するだけでお買い物で獲得できるマイルの還元率がアップします。
ポイントではなくANAマイルが直接貯まるのが魅力です。
また、楽天市場や大手百貨店など使いやすい店舗が出店しているので使い勝手が良くマイルがどんどん貯まります。
(16)ANA航空券の決済ではマイル2倍付与
ANA JCBカードプレミアムを使ってANA運行便の航空券を購入すると通常の2倍のマイルを獲得することができます。
ANA JCBプレミアムカードの優待「GOLD Basic Service」が受けられる
(1)OkiDokiポイント2倍
ANA JCBカードプレミアムのショッピング利用では1,000円ごとの利用で1ポイントのOkiDokiポイントに加えて1ポイントのボーナスマイルが加算されます。
通常ショッピングでつねにポイントが2倍となり、ANA運行便利用以外でもポイントが貯まりやすいカードといえます。
(2)プラチナカード専用コンシェルジュデスク
ANA JCBカードプレミアム会員向けに24時間365日対応のプラチナカード専用コンシェルジュデスクが設置されています。
カードについてのお問い合わせや旅行、レストラン、チケット、土産、その他の疑問や手配の対応をしてくれます。
まさにエグゼクティブ向けのサービスです。
(3)OkiDokiランドでポイントがどんどん貯まる
ネットショッピングの際JCBカード会員向けのポイントモール「OkiDokiランド」経由でお買い物をするとカード決済時に貯まるOkiDokiポイントが最大20倍になります。
Amaonや楽天市場などの大手総合通販サイトも2倍になるので使いやすいですよ。
ポイントアップショップから還元率が高くなっているショップがチェックできるのでうまく活用しましょう。
(4)JCB空港ラウンジ
ANA JCBカードプレミアムホルダーは国内主要空港およびハワイホノルルにあるJCBの空港ラウンジサービスも利用できます。
JCB空港ラウンジサービスは、同伴者1名も無料になります。
(5)JCB旅行ガイドアプリ
海外旅行時に移動中、空港、旅行先、トラブル時に役立つ情報を提供しています。
(6)JCBプラザコールセンター
世界各地に設置された日本語対応の海外サービス窓口です。JCB加盟店の予約や観光に関して問い合わせできます。
(7)会報誌「JCB THE PREMIUM」が毎月届く
旅・食・趣味・地域情報やJCBのキャンペーン・チケット情報などを掲載した冊子が毎月届きます。
(8)手荷物無料宅配
JCBトラベルデスクで5万円以上の海外パッケージツアーに申し込み、ANA JCBカードプレミアムにて決済した場合、成田・羽田(国際線)・中部・関空で利用できる手荷物無料宅配券(往復)が1組につき1枚もらえます。
(9)USJ JCBラウンジ
USJの「フライングダイナソー」はJCBスポンサーのアトラクションです。
JCBプラチナカード以上の保有者であれば、一年に一回までアトラクション利用前にJCBラウンジを利用することができます。
JCBラウンジはフライングダイナソーの出口付近にあり、アトラクション搭乗前にソフトドリンクやきれいなトイレを使うなどゆっくりできます。
また、ラウンジを出た後、アトラクションは待ち時間なしで搭乗できます。
(10)JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス
JCBトラベルデスクにて対象の海外・国内パッケージツアーを申し込み、ANA JCBカードプレミアにて決済すると獲得できるOki Dokiポイントが5倍になります。
(11)JCBゴールド グルメ優待サービス
全国250店舗で、事前予約や専用クーポンの提示、ANA JCBカードプレミアムで支払いをすると、飲食代金またはコース代金より20%OFFとなります。
(12)ドクターダイレクト24、健康チェックサービス
日本国内のみですが、24時間365日対応で健康や介護・育児などの電話相談ができます。
具合が悪くなったり、怪我をした場合にも相談できます。
また、各地域の提携医療機関において人間ドックを優待料金で受けることができます。
(13)JCB紛失・盗難海外サポート
万が一海外でJCBカードの紛失・盗難にあったときは、最寄りのJCBプラザかJCB紛失盗難受付デスクへ連絡すれば状況に応じて海外専用緊急再発行カード手配など、24時間365日無休で日本語サポートが受けられるので安心です。
(14)ショッピングガード保険
購入された品物の破損・盗難が発生した場合、年間最高500万円まで補償されます。
購入日から90日間までさかのぼって補償。
(15)国内・海外航空機遅延保険
国内外の航空便ご利用時、出航遅延や乗継遅延で生じた宿泊・飲食費や、預けた手荷物が遅延・紛失した際に発生した衣類購入費などが補償されます。
(16)ICチップ搭載
カードの表面にICチップ搭載されており偽造が困難なため不正利用のリスクが各段に減ります。
(17)J/Secureワンタイムパスワード
ANA JCBカードプレミアムでも本人認証サービス「J/Secure」(ジェイセキュア)を使えます。
J/Secure加盟店でオンラインショッピングをする際、通常の情報に加えてカード発行会社にあらかじめ登録したパスワードを入力して本人認証を行うサービスです。スマートフォンアプリJCBワンタイムパスワードを利用すればさらにセキュリティ万全です。
ANA JCBカードプレミアムのメリット
ANA JCBプレミアムはANAマイルが各段に貯まりやすい
ANA JCBカードプレミアムはJCBカードの中でもANAマイルの貯めやすさに特化したプラチナカードです。
通常のお買い物で貯まるポイントはJCBのOkiDokiポイントです。
・ANAマイルへの交換手数料が無料
・通常ポイントは1ポイント→10マイル
・ボーナスポイントは1ポイント→3マイル
・ポイント有効期限5年+マイル有効期限3年でじっくり貯めて大きく使える
・もちろんほかのOkiDokiポイントプログラムの対象品に交換することもできる
特にマイルへの交換率は1,000円利用で13マイルと非常に高いのが特徴です。
また、カード入会で10,000マイル、毎年の更新時に10,000マイルがボーナスマイルとしてもらえるのに加え、ANA運行便の搭乗で搭乗マイルの50%が搭乗ボーナスとして積算されます。
ANA便に乗れば乗るほどマイルが貯まる仕組みとなっています。
また、ANAカードマイルプラス加盟店でのお買い物では通常のお買い物ポイントに加えてマイルが獲得できます。
楽天Edyへのチャージでもマイルが貯まるので利用している方は要チェックです。
ネット通販を利用する際はJCBのポイントモール「OkiDokiランド」を一度経由するだけでポイントが最大20倍となります。
ANA JCBカードプレミアムの強みはまずこのANAマイルがダントツで貯まりやすい点にあると言えます。
ANA JCBプレミアムはプラチナカードならではの充実した優待内容
ANA JCBカードプレミアムならではの優待も充実しています。
①JCBプラチナカード会員向けの専用コンシェルジュデスクが使える
JCBのプラチナカードコンシェルジュデスクでは旅行手配や予約、ゴルフ場・チケット・レストランの案内、その他さまざまな相談などを、専任スタッフが24時間365日対応してくれる秘書サービスです。
カード決済できるサービスであれば大抵依頼してしまえるので、忙しい社会人の方にはありがたいサービスです。
②空港ラウンジが使える
ANA JCBカードプレミアムを保有していると、国内主要空港の「ANAカードラウンジ」や、ANAの上級会員の資格があるかプレミアムクラス搭乗時でないと入れない「ANAラウンジ」、国内主要空港およびハワイホノルルにある「JCBラウンジ」、世界700ヶ所の空港で使える「プライオリティ・パスのプレステージ会員向けラウンジ」が使えるようになります。
JCBラウンジは同伴者も1名まで無料なので夫婦やカップルでの旅行や部下同伴の出張で便利です。
③最高1億円の国内外旅行保険が付帯
ANA JCBカードプレミアムには国内・海外ともに最高1億円の旅行保険が付帯しています。
しかも自動付帯なので旅行代金をカード決済していなくても持っているだけで適用されます。
ANA JCBカードプレミアムのデメリット
ANAマイルを貯めない方にはメリットが少ない
ANA JCBカードプレミアムはANAマイルを貯めやすいプラチナカードです。
貯まったOkiDokiポイントを1ポイント=10マイルという驚異の交換率を誇り、1,000円で13マイルを貯められること、カード入会時や継続時に10,000マイルのボーナスマイル・ANA運行便に搭乗する際に+50%のフライトマイルが積算されることを考えると、「頻繁にANAの運行便を利用する方」、「マイルをたくさん貯めたい方」にとっては非常にメリットのあるクレジットカードです。
プラチナカード会員専用のコンシェルジュデスクや各種空港ラウンジが無料で利用できるほか、国内外旅行保険が最高1億円まで自動付帯してくることなど、ANAカード、JCBカードそれぞれの最高クラスの特典を受けることができます。
7万円の年会費が割高に感じるかもしれませんが、ひとつひとつの特典をみていくと総合的に年会費以上の優待を受けることができるステータスカードとなっています。
「ANAマイルを貯めていない方」、「クレジットカードにステータスを求めていない方」にとってはそれほどメリットがないカードといえるでしょう。
そういった方はANA JCBカードプレミアムは検討されないとは思いますが、ANAマイルを貯めていない方はほかのポイントプログラムを有するカードを検討しましょう。
ANA JCBプレミアムで貯まるポイントについて
ANA JCBカードプレミアムで貯まるポイントは「OkiDokiポイント」
ANA JCBカードプレミアムのポイントプログラムはJCBの「OkiDokiポイント」です。
カード利用で1,000円に付き1ポイントが加算されるのに加えて1ポイントのボーナスポイントを獲得できます。
普段のお買い物だけでなく、携帯料金、公共料金の支払いなどカードが使えるお店であればポイントが常に2倍となります。
OkiDokiポイントは1ポイント=5円相当の価値がありますので、ポイント還元率は1%と高還元率となっています。
2016年2月以降、ポイントの有効期限が5年に延長され、じっくりポイントを貯めることができるようになりました。
ANA JCBプレミアムは「OkiDokiランド」経由でポイントが最大20倍
オンラインショッピングの際、JCBの運営するポイントモール「OkiDokiランド」を経由してANA JCBカードプレミアムで決済すると獲得ポイントが最大20倍となります。
OkiDokiランドには楽天市場やAmazonといった最大手総合通販サイトを始めさまざまな店舗が出店しているのでネットでお買い物をする時はこまめに経由するとポイントがどんどん貯まります。
楽天市場など独自のポイントがあるサイトではそちらのポイントも貯めることができ、合計のポイント還元率は最大10%以上となることも。
ANA JCBプレミアムのJCBスターメンバーズ
年間利用額に応じて翌年のポイント還元率がアップするのが「JCB STAR MEMBERS」です。
年間利用額 | 還元率 |
---|---|
~50万円 | +10%(1.1倍) |
50万~300万円 | +20%(1.2倍) |
300万円~ | +25%(1.25倍) |
使えば使うほどポイント付与率がアップする仕組みとなっています。
ANA JCBカードプレミアムを保有する方はおそらくメインカードとして使う方がほとんどだと思いますので上記の公共料金やオンラインショッピングなども含め支払いをなるべくこのカードにまとめるのが効率が良さそうです。
ANA JCBプレミアムのポイント移行先
たまった「OkiDokiポイント」はマイルをはじめ様々な交換先があります。
(1)ANAマイル
貯まったOkiDokiポイントを1ポイント=10マイル(ボーナスポイントは1ポイント=3マイル)でANAマイルに交換することができます。
1マイルの価値は2~3円と言われているので1ポイント=10マイル=20~30円相当ということになります。
マイルを使う方にとっては破格の交換率と言えますね。
ANA JCBカードプレミアムの場合、ANA JCB一般カードやANA JCBワイドカードで必要なマイル移行にかかる5,500円(税込)の移行手数料は必要なく、無料で交換することができるのが魅力です。
マイル移行をする場合、2つのコースを選択することができます。
①自動移行コース
貯まったポイントが自動的にマイルに交換されるようになります。
貯まったポイントは確実にマイルに交換し、比較的マイルの利用頻度の高い方におすすめです。
移行手数料がかからないのでお得ですし、交換忘れでポイントの失効のリスクも減ります。
②マイルポイントコース(マルチコース)
貯まったポイントは5年の有効期限内で好きなタイミングで交換できます。
マイルの有効期限が3年なのでぎりぎりまでOkiDokiポイントを貯めて一気に交換すれば有効期限が最長8年まで伸びます。
ポイントの有効期限ぎりぎりまで貯めてマイルに交換したい方、特典航空券に交換するにはマイル数が足りないというときにほかの交換先も残しておきたいという方におすすめです。
こちらも移行手数料無料で、マイル以外のOkiDokiポイントプログラムの利用もできます。
(2)マイル以外の交換先(OkiDokiポイントプログラム)
マイルポイントコースを選択した場合、マイル以外の交換先を選ぶことが可能です。
交換レートは3円~5円となります。
おもな交換先は以下の通りです。
交換先 | 交換レート |
---|---|
nanacoポイント | 200ポイント=1,000ポイント=5,000円 |
Tポイント | 1ポイント=4ポイント=4円 |
Amazon | 1ポイント=3.5円 |
JCBギフトカード | 10,050ポイント=50,000円(うち手数料50ポイント) |
ディズニーチケット | 1,300ポイント=7,400円相当(1枚) |
WAON | 1ポイント=4円相当 |
カード利用に充当 | 1ポイント=3円 |
JCBがオフィシャルスポンサーになっている東京ディズニーランドのチケットに交換できるのが特徴です。
ディズニーランドによく行かれる方はポイントをすべてディズニーランドのチケットに交換してしまうのもお得です。
セブンイレブンやイトーヨーカドーなどで使えるnanacoポイントは頻繁にキャンペーンをやっていて交換レートが1ポイント=6円相当になることがあるのでnanacoに交換する場合はキャンペーンを狙いましょう。
また、使い勝手が限られてしまうため主要な交換先からは外しましたがカタログショッピングのニッセンでつかえる「ニッセンお買い物券」は常時1ポイント=6円の交換レートで交換できます。
ニッセンを使う方はぜひ覚えておいて下さい。
ほかにも楽天スーパーポイントやdポイント、スタ-バックスカード、各種商品など様々な交換先がありますが、あまり交換レートが良いとは言えないのでおすすめしません。
ANA JCBカードプレミアムの場合、やはりANAマイルへの交換レートがダントツで良くなっているので、これらの交換先はマイルに交換するにはポイントが不足している場合など、補助的な交換先という位置づけでみておいたほうがよさそうです。
ANA JCBプレミアムカードまとめ
ここまでANA JCBカードプレミアムの特徴や貯まるポイント、メリット・デメリットについてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
プラチナカードということで年会費は7万円と高めですが、そのステータス性と年会費の金額以上のありあまる特典で人気のこのカード。
JCBのGold Basic serviceが利用できるほか、国内・海外旅行保険は最大1億円の保証が自動付帯であること、世界の主要空港でラウンジに入れるプライオリティ・パスが無料発行できることなど高いレベルの優待を受けることができます。
プラチナカード会員専用のコンシェルジュデスクも優秀だと評判が高いですね。
国内外旅行時の知りたいこと、困ったことに対応してもらえるだけでなく、普段の生活や仕事でも接待利用やデートで使えるレストランの紹介から予約、お土産、観劇チケットの手配など様々なサポートを受けることができ、「これこそプラチナカードの醍醐味」と感じるユーザーも多いようですよ。
貯まったOkiDokiポイントは高いレート(1,000円のカード利用で2ポイント→13マイル)でマイル交換が可能です。
カード入会時の10,000マイル、毎年のカード更新時の10,000マイル、ANA運航便搭乗時にはマイル積算がプラス50%とANA利用でボーナスマイルがザクザク貯まるようになっていますよ。
マイルを貯めたいANA運航便のフリークエントフライヤーにとっても必携の一枚です。
ANA利用が多い方、これからANAマイルを貯めたい方、ステータス性のあるクレジットカードを持ちたいと考えている方はぜひANA JCBカードプレミアムを検討してみてくださいね。

ANAカードおすすめ
以上、ANA JCBカード プレミアムの特典、メリットデメリットを徹底紹介!…という話題でした!