クレジットカードの最上位ランクがブラックカードです。年会費が5万円〜40万円のものが多く、基本的に自ら申し込んで発行ができず、プラチナカードを持っている人でカード会社から招待を受けて、切り替えができるものであり、ほんの一握りの人しか持つことができないカードです。
ブラックカードとはカード会社が各カードが発行する最高ランクカードであり、カード色が黒で、お金持ちの人のみが持つことができるクレジットカードとなっています。
年会費が一般人には払えないような価格で、さらに審査の基準もとても最高クラスに難しいの特徴です。
言ってしまえば、ブラックカードは、一部のお金持ちやセレブだけが持つことのできるカードです。年会費が非常に高額で、カードの発行の基準が非常に厳しいですが、その分サービスが充実しています。
ブラックカードを持つ最大のメリットは「ステータス」です。ブラックカードを持つことによって社会的信用、お金持ちのアピールをすることができます。所有者の多くはそれぞれのカードの特典やサービスに魅力を感じて発行してはいない印象です。ブラックカードに憧れがある人はまず自分で申し込みができるゴールドカードやプラチナカードを発行し、着々とそのカード利用実績をつくことが重要です。
どのブラックカードも年収が低いと年会費を支払うだけでも厳しいものばかりですので、もしカード会社から招待がきても無理をしないように自分にあったクレジットカード選びをおすすめします。
この記事では、そんな最高ランクのブラックカードの情報を集めてそれぞれのカードのメリットを紹介していきたいと思います。
目次
おすすめのブラックカード9選
No. | カード名 | おすすめポイント |
---|---|---|
1 | ダイナースクラブプレミアム | マイルに強い有名なブラックカード |
2 | JCB THE CLASS | JCBの最高峰、会員限定ディズニーの幻のレストランにいける? |
3 | アメリカン・エキスプレス・センチュリオン | 日本でブラックカードといったらこれ! |
4 | ラグジュアリーカード | 唯一申し込みができるブラック |
5 | Recognized VIP | 低価格でレア度高なブラック |
6 | SURUGA VISA Infinite | リボ払い専用ブラックカード |
7 | ポルシェカード | ポルシェオーナー専用カード |
8 | ANAダイナースプレミアムカード | ANAプレミアムカード+ダイナースプレミアムの特典が一緒になったカード |
9 | 楽天ブラックカード | 【番外編】なんちゃってブラックカード |
ダイナースクラブの最高峰「ダイナースクラブプレミアム」
年会費:140,400円
還元率:2%
国際ブランド:ダイナースクラブ
アメリカでは150年以上の歴史を持つクレジットカード国際ブランドのブラックカードです。
もともとダイナースクラブは高いステータスを売りにしたカードでその最高峰のブラックカードでは最高峰のステータス性を感じることができるでしょう。
還元率はどこで利用しても2%のポイント還元を受けることができます。
日本での利用できることろは少ないんじゃないのと疑問に持つ人もいると思いますが、JCBがダイナースクラブに利用を解放しているためほとんどのJCB加盟店で利用が可能です。マイルへの交換が大変お得で年間200万円の利用でマイルでハワイに行くことができるほどの還元率を誇ります。
もちろんコンシェルジュサービスも利用が可能です。プレミアム専用デスクで24時間365日利用が可能で、コンシェルジュの対応がとても丁寧で有名です。
他にも高級レストラン、一休.comなど予約サイト、ホテルでの優待、各店舗やブランド点でのVIPルーム、ラウンジの利用、プライオリティーパス・空港ラウンジサービスはもちろん付帯し、旅行保険は最高1億円、ショッピング保険、キャンセルプロテクション、ゴルファー保険、交通事故傷害保険など付帯保険の充実度に加え、プラス2160円でビズネス・アカウントカードを発行でき個人口座、法人口座と支払いを分けることができ、個人事業主などにとって便利な機能もあります。
日本の最高峰「JCB THE CLASS」
年会費:54,000円
還元率:0.5%
国際ブランド:JCB
日本が誇る国際ブランドJCBの最高峰のカードです。他のブラックカードと比べると値段は少し抑えめです。家族カードが最大8枚まで無料で発行することが可能です。
24時間コンシェルジュサービスを利用でき、プライオリティー・パス、JCB専用ラウンジ、空港ラウンジなどのサービスに加え、旅行保険は国内、海外最大1億円の補償、航空機遅延保険、ゴルファー保険、ショッピングガード保険などの保険の充実度などブラックカードにふさわしいサービスを利用が可能です。
JCBはディズニーと関係が強く、ディズニーリゾートの特典が大変充実しています。年に一回バークチケット2枚またはディズニーグッズがもらえ、会員専用のディズニーラウンジが利用でき、JCB THE CLASSの所有者だけが招待されるパーク内のレストランの利用ができるなどのJCB特有のサービスが充実してます。

ブラックカードの代表「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン」
年会費:初年度:合計918,000円(税込)2年目以降:378,000円(税込)
還元率:0.5%
国際ブランド:アメリカン・エキスプレス
アメックスが発行する最上位のクレジットカード、チタン製の金属でできたクレジットカードまたは通常のプラスティック製のものどちらも発行できます。チタン製は高級感に溢れとてもかっこいよく、他のカードとの差別化されます。
年会費は378,000円で初年度は540,000円の入会費が必要です。ブラックカードの中でも年会費が高いカードとなっています。
アメックス・センチュリオンはコンシェルジュサービスはもちろんできますが、このコンシェルジュサービスもこのカードだとランクが一つ上です。パーソナルコンシェルジュはNOと言わないことで有名です。カード所有者の問い合わせに希望通りに対応してくれます。
他にもレストランやホテルの優待、VIP待遇、ラウンジサービスなど、様々なサービス最高峰です。
付帯保険も最高1億円の旅行保険、海外航空便遅延制度など保険も充実しています。

自ら申し込み可?「ラグジュアリーカード」
年会費:BLACK100,000円+消費税 GOLD 200,000円+税
還元率:0.5%(海外では1%)
国際ブランド:MasterCard
新生銀行の子会社が発行する最上級のMasterCardカードです。一言でラグジュアリーカードといってもTITANIUM、BLACK、GOLDとランクがあり、年会費が異なります。
その中でもBLACKとTITANIUMはみずから申し込みが可能です。GOLDは招待制となっています。この記事ではクレジットカードの最高ランクについて紹介しているので、BLACK、GOLDついて紹介します。
ラグジュアリーカードは3つとも金属製です。デザインがシンプルで洗練されています。
特にGOLDの輝きは他のカードと比べ物にならないほど高級感があり見た習慣に他のカードとは違いを感じます。
コンシェルジュサービスももちろん利用でき、プライオリティーパス、旅行保険は最高1億2,000万円付帯しています。
ほかにはリムジンで送り迎えをしてくれるリムジンサービス、カード会員限定のイベントの開催、レストラン、ホテル、映画館、の優待などが利用できます
GOLD特有のサービスはプライベートジム優待、国立美術館の無料鑑賞、個人賠償責任保険などが利用できます。
BLACKは唯一ブラックカードで自ら申し込みができるブラックカードです。

低価格でサービス充実「Recognized VIP」
年会費:年300万円以上の利用で21,600円、これ以下で54,000円
還元率:1%
国際ブランド:アメリカン・エキスプレス
三菱UFJニコスが発行する最高峰のブラックカードです。年会費がブラックカードの中では300万円以上の利用で安いのが特徴です。
最大のメリットはアメックスパーソナルコンシェルジュと同等のコンシェルジュサービスが利用できることです。国際ブランドがアメックスなのでサービスの質が高いです。
プライオリティ・パスの利用も可能、高級レストランでの優待、カード会員限定のイベントの開催などのブラックカードとして十分なサービスの充実度です。旅行保険も海外・旅行保険ともに1億円まで補償されます。
このカードの招待は、UFJ銀行の支店長から電話がかかります。各支店から2名程度しか招待をしないと言われており、カードの所有者は日本で1,000人未満と言われています。
とても年会費が安く、希少性が高いブラックカードとなっています。
リボ専用のブラック「SURUGA VISA INFINATE」
年会費:129,000円
還元率:0.9%
国際ブランド:VISA
スルガ銀行が発行するVISAでは珍しいリボ払い専用のブラックカードです。
プレミアムデスク経由で申し込みをした、旅行代金の1.5%がスルガ銀行口座に振り込まれたり、カードの利用金額に応じてジャンボ宝くじが自宅に届いたり、ANAマイルのキャッシュバックを受けることができるなどのこのカード独自のサービスがあります。
コンシェルジュサービスもプライオリティパスなどブラックカードのサービスも充実し、レストランなどの優待も受けることが可能です。
プレミアムリザーブライン、プレミアムローンサービス、プレミアムサロン、プレミアムICキャッシュカード、預金の金利優遇、投資信託の購入手数料優遇といったスルガ銀行のサービスの充実度も魅力です。
ポルシェオーナー専用「ポルシェカード」
年会費:21,600円
還元率:0.5%
国際ブランド:MasterCard
ポルシェのオーナーだけが持つことができるブラックカードです。
ポルシェのロゴがカードの券面に印刷された高級感がありスッキリしたデザインが特徴のカードです。
国際線手荷物無料宅配サービスや、World MasterCardの特典として、ビジターでは通常利用できない名門ゴルフコースの予約、高級レストランやシティホテル、老舗ホテル優待料金での予約手配などのサービス、レストランの優待などサービスも充実しており
プライオリティパス、ポルシェマイレージ、コンシェルジュサービス、空港ラウンジ無料利用など利用が可能です。
ポルシェのオーナー限定のカードで年会費も安めに設定されており、このデザインは車好きにはたまらないブラックカードです。
ANAダイナースプレミアムカード
年会費:167,400円
還元率:2%
国際ブランド:ダイナースクラブ
先ほど紹介したダイナースプレミアムカードのANAのサービス利用に特化したバージョンのブラックカードです。
還元率は2%、ANAでの利用は2.5%のマイルが還元されます。マイルの有効期限もないので長くマイルを貯めることができます。
コンシェルジュサービスなどもダイナースクラブプレミアムと同等のサービスを利用できます。
国内線のANAラウンジの利用が可能ですであったり、ANAの利用でボーナスポイントがもらえ,ANA特約店での割引や、ポイント還元率の増加のAMAプレミアムカードの特典が利用できます。
ANAダイナース プレミアムカードは、充実したANAプレミアムカードの特典に加えて、ダイナースプレミアムの特典が一緒になったブラックカードです。
【番外編】楽天カードブラック
年会費:32,400円
還元率:1%
国際ブランド;MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス
楽天カードの最高峰のカードとなっています。
楽天カードブラックは、券面にプラチナと記載されているなんちゃってブラックカードです。
楽天ブラックカードはショッピング保険(年間300万円)海外旅行保険(最高1億円)国内旅行保険(最高5,000万円)動産総合保険などの保険も充実し、プライオリティ・パスなどの利用、ブラックカードのようにサービスが充実しています。凡庸性の高い楽天スーパーポイントがたまり、日々の買い物をさらにお得にする他のブラックカードと方向性が異なるカードです。
ブラックカード入手方法
ほとんどのブラックカードが招待制を採用しています。自らWEBサイトなどから申し込みができません。カード会社のホームページにも詳細が一切載っていないものも少なくないです。ではどうすれば招待がくるのでしょうか?基本的にはブラックカードを発行しているクレジットカードのゴールドカードを発行します。ゴールドカードの上にプラチナカードもあり、そのプラチナカードも招待制であるものも多いのでブラックカードはゴールドカード所有者の中から選ばれたプラチナカード会員の中からさらに、厳選されたほんの一部の人した持つことができません。
したがって、プラチナカードの利用実績を積まなければいけません。
さらに各社で年齢制限を設けているものも多いので、その年齢を超えないと発行は難しいでしょう。さらに年収も大切で、最低1000万円は必要と言われています。ブラックカードをもつには年収1,000万円以上を超えることも重要です。
以上、ブラックカードおすすめ9枚を徹底比較!…という話題でした!