ビジネスマンにとって、最も大切なのは「身だしなみ」ですよね。スーツや靴、ネクタイに加え、髪形や腕時計、さらにはハンカチや財布など、ビジネスマンが気を使うべき身だしなみポイントはたくさんあります。しかしながら、クレジットカードも「身だしなみ」の一部として意識が行き届いているでしょうか?
コーディネートをブランド品でしっかり整え、口調もスマート、さらに高級な財布を持っているようなビジネスマンが、年会費無料の審査も緩いクレジットカードでお支払い……なんて光景はダサすぎて目もあてられません。ビジネスマンといえど、それなりの年収があるはずですから、年会費もケチらずに、それなりのステイタスが示せるようなカードを持っておきたいところです。
かといって、あまりにもハードルが高いようなカードはに手を出してしまうのも禁物です。クレジットカードの頂点に立つブラックカードの数々は年会費が10万を超えるようなバケモノ揃い……。普通のビジネスマンが持つとすれば、あまりにもやりすぎです。コスト面も、ステイタス面もバランスの良いクレジットカードを持つように心がけましょう。
そこで、今回の記事では20代後半から30代前半の会社での実力も着いてくるようになった世代のビジネスマンに向けて役立つ情報をお教えします。
まず、ビジネスマンが持つクレジットカードの特徴すべき3つの点を抑えてから、中堅ビジネスマンが持つべきクレジットカード4枚をご紹介していきます!
目次
ビジネスマンとしての成功には、クレジットカード選びが重要
まずはビジネスマンがクレジットカード選びで特に注目すべき点についてフォーカスしていきましょう。
ビジネスマンのクレジットカード選び3か条はこちらです。
第1か条 | 本人のグレードを高めるようなカードを持つべし | できるならばハイブランドのゴールドカード相当以上を選ぶ |
---|---|---|
第2か条 | 優れた恩恵を誇るカードを選ぶべし | 利用することで多くの恩恵が得られるものを選ぶ |
第3か条 | スピーディにゲットできるカードを持つべし | インビテーション(招待)がいらないカードを選ぶ |
では、この3か条について説明いたします。
本人のグレードを高めるような上のステータスのクレジットカードを持つ
学生でも持てるような年会費無料のカードはクレジットカードの中でも一番下のグレードです。高卒での新入社員などでしたら、こういったカードでも問題ありません。学生向けカードにも、便利な点がたくさんあります。しかしながら、これらのカードには絶対についてこないものが1つあるのを覚えておいてください。
それが、クレジットカードのステータスです。
ビジネスマンのクレジットカード選びで、ステータスは必ず気にしてください。得意先との会食や女性とのデートで、クレジットカードの良し悪しはビジネスマンとしてのアピールポイントです。
クレジットカードのグレード
ベーシック(一般)<ゴールド<プラチナ<ブラック
一般的に、この順でカードのグレードランキングは構成されています。最高位のブラックカードは流石に厳しいですが、それ以下ならば庶民でも手が届く可能性があります。
ビジネスマンとしてのステイタスを示したいのであれば、多少無理してでもゴールドカード以上を選んでいただきたいところです。
決済ブランド
また、ステータス以外には、ブランドに対しても意識を持ってください。クレジットカードのブランドには「決済ブランド」と「カードブランド」という2つが存在します。
「決済ブランド」とは決済システムを提供する会社を指します。日本であればVisa、Mastercard、JCBが一般的です。アメリカであれば、アメックス(アメリカン・エキスプレス)やダイナース、中国ならば銀聯(ぎんれん)などが決済ブランドとして有名でしょう。
決済ブランドは、ステイタスよりも利便性に直結するので、自分の使いやすいブランドを選択してください。
カードブランド
カードブランドとはカードそのもののブランドを示しし、簡単にいえばカード発行会社のブランド力です。JCBカードやアメックス・カードなど決済ブランドを持っている会社が発行するカードはブランドイメージが高い傾向があります。ゴールドやプラチナなどのカードグレードに加え、カードの発行元も意識してみましょう。
高いステイタスのカードは、ビジネスマンとしてのステイタスを上昇させてくれます。多少の背伸びをしてでも良いカードを持つことで、外面の身だしなみも高まりますし、内面の意識も高まります。より良いグレードのカードを手にすることで、今の自分だけでなく、将来の自分のグレードも高まるような相乗効果が得られるはずです。
優れた恩恵(還元率・優待)を持つクレジットカードを選ぶ
ステータスを意識したうえで、さらによく考えてほしいのが、「カードによる恩恵」です。ここでいう「恩恵」とは、「還元ポイント」と「優待サービス(得られるサービス)」の両者を指します。
還元率・ポイント
「還元ポイント」はその名の通り、クレジットカードの支払いによって還元されるポイントのことです。クレジットカードを利用した人ならご存知だと思いますが、カードを支払うと1.0%程度のポイントが還元され、このポイントは換金したり、プレゼントの応募に利用できたりします。このポイント還元のパーセンテージを還元率と呼び、「還元率が優れたカード=より多くの恩恵が得られるカード」と考えても問題ないでしょう。
優待サービス
優待サービスとはカード保有者に与えられる、特典や特権のことを指します。よくあるサービスとして挙げられるのは、海外旅行時の傷害やトラブルに対する保険です。これらは低グレードのカードにも付帯していますが、カードのグレードが上がると補償額が段違いになります。
さらに、グレードの高いカードには24時間電話対応のコンシェルジュサービスや、空港ラウンジ利用、ハイレベルなセキュリティサービスなどが着いてきます。仕事内容やライフスタイルによって、得られるサービスがもたらす恩恵の度合いは異なるので、自分自身の状況も加味したカード選びが必須です。
多くの場合、ステイタスが高いカードには、より優れたクオリティの高いサービスが付いてきます。つまり、第1か条を意識しておけば、第2か条の大部分がカバーできますので、この2つは同じぐらいのレベルで考えておくのが良いでしょう。
スピーディに発行できるカードを持つ
最後にビジネスマンのカード選びで大切な点は、「入手までのスピーディさ」です。実は、クレジットカードの種類によって、数週間で得られるものもあれば、数年を要するカードが存在します。カードによって入手までの時間が異なってしまう理由は、クレジットカーの根幹をなしている「信用情報」というモノが原因です。
信用情報とは、簡単に言うとクレジットカードの利用者が「信用できるか否か」を判定するものです。クレジットカードを定期的に利用し、しっかりと支払い額と期限を守る真面目な人にはプラスの信用情報がつきますが、延滞したり過剰なキャッシングをしたりしてしまう人にはマイナスの信用情報がついてしまいます。
クレジットカードの信用情報は主にシー・アイ・シー(CIC)と呼ばれる機関が管理していますので、簡単に消すことはできません。
信用情報はクレジットカードを適切に利用することでしか積み重ねられないうえに、グレードの高いカードの中には信用情報が大きくプラスになっていなければ審査に通らないことが多いです。以上のような理由で、クレジットカードの発行自体に年数が必要になるものがあるのです。
さらに、グレードもブランドも高いカードは、これらの信用情報に「当該ブランドの下位グレードカードを愛用しているかどうか」といった判断基準も追加されます。たとえば、日本において入手最難関といわれるJCBの最上位カード「JCB ザ クラス」は、下位グレードのJCBゴールドまたはプラチナを2-3年使いこむことでインビテーション(招待)が届いたところではじめて入会の権利を得ます。
このインビテーション(招待)が重要です。インビテーション獲得は往々にして数年を要するので、いますぐステイタスの高いカードを手に入れたくても不可能なことが多々あります。しかし、世の中にはインビテーションが不要で、かつステイタスも高いカードが存在します。ビジネスマンとしてすばやくステイタスの高いカードを得るために、インビテーション不要でグレードの高いカードを選択しましょう。
ビジネスマンが持って得する持つべきクレカベスト4
第4位 世界にとどろく上流階級御用達カード!「 ダイナースクラブカード」
第4位にランクインしたのは「 ダイナースクラブカード」です。日本ではあまり耳にしないブランドですが、アメリカでは絶大なブランド力を誇ります。世界で初めてレストランでの利用を可能にしたクレジットカードともいわれ、日本には1960年に上陸した歴史と格式のあるカードです。ダイナースクラブカードは上流階級になればなるほどメジャーになるカードとも言われており、価値がわかる人にはわかる、そんな素敵なカードです。決済ブランドはダイナースクラブで、世界5大ブランドの1つに入っています。このカードの一番の特徴は何と言っても格式の高さとハイクラスのサービス。その特徴について、3つのポイントにまとめてみました。
・伝統と格式の高さからにじみ出る、ワンランク上のステイタス性
・得られる恩恵もハイクラス!様々なサービスをご紹介!
・インビテーションいらずで申し込めるプラチナ相当の高級カード
それでは、この3つのポイントに従って、ダイナースクラブカードの特徴を詳しくみていきましょう。
ポイント1:伝統と格式の高さからにじみ出る、ワンランク上のステイタス性
ダイナースクラブカードは、先ほども申し上げました通り、かなりの格式の高さを誇るカードです。「世界で最初のクレジットカード」をブランド広告のキーワードにしています。利用限度額が一律に制限されていないため、超高額な商品だってカード払いで買うことができます。
したがって、その審査ハードルも他のカードと比べると厳しめな印象を受けます。年収の最低ハードルは500万以上とされていますが、それ以外の要素でマイナスイメージを与えると1000万レベルの高所得者でも審査に落ちてしまうケースもあるようです。ダイナースクラブカードは、年収だけでは測れないような「申込者のクラブ会員としての素質」も審査しています。反面、審査に通ったらそれだけ素晴らしい人物であると認められた証拠。ビジネスマンとしても、人としてもステイタスの高さが示せるカードです。
ポイント2:インビテーションいらずで申し込めるプラチナ相当の高級カード
ダイナースクラブカードは、年会費が22,000円(税別)少々高めなため、他のゴールドカードと比較すると割高な印象があります。しかし、この値段には確かなステイタス性とブランド性が裏付けされていますし、サービスも充実しているのでコスパは悪くないはずです。また、ダイナースクラブカードには上位カードであるダイナース・プレミアムカードが存在していますが、ダイナースクラブのカードとしてはプレミアムが最高位のブラックグレードとみなされます。したがって、その下位にあたるダイナースクラブカードはゴールドではなく、そのワンランク上のプラチナ相当とみなされることもあります。
ダイナースクラブカードは、ダイナースのプロパーカードとして初めに手に入れられるカードのため、必然的にインビテーションがいりません。つまり、ダイナースクラブカードは高いブランドとステイタスを誇りながら、スピーディにゲットできるプラチナ相当の高級カードなのです。
ポイント3:得られる恩恵もハイクラス!様々なサービスをご紹介!
ダイナースクラブカードが誇るサービスは、その格式とブランド、プラチナ級のグレードに負けず劣らず、ハイクラスなものを取り揃えています。まず代表的なのが、空港ラウンジの無料使用サービスです。ダイナースクラブカードの会員は、国内主要空港および、海外の主要空港に存在するクラブラウンジを無料で利用可能です。
さらに、海外・国内旅行保険は最高1億円まで補償されるので、初めて行く国でのトラブルにも落ち着いて対応できるでしょう。また、海外28の国と地域における、最高級ホテルでの優待プログラムや、日本国内対象のシティ・リゾートホテルでの宿泊優待プログラムなど、トラベルサービスは他のゴールドカードの追随を許さないレベルです。さらに、おもてなしプランと銘打ったセレクトレストランやカフェでの特別メニューやサービスギフト、ゴルフ場予約代行のサービスなど、そのサービス料は枚挙にいとまがありません。
ダイナースクラブカードは、国内外への出張が多いような会社にお勤めのビジネスマンならば高い恩恵とステイタスが得られる絶好のカードです。

第3位 「三井住友カード プライムゴールド」
年会費 | |
---|---|
初年度 | 2年目~ |
無料 | 5,500円(税込)※条件達成で1,500円まで値引き |
申込み条件 | |
原則として満20歳以上30歳未満で、ご本人に安定継続収入のある方 ※満30歳になった後の初回カード更新時に審査のうえ、ゴールドカードへ切替 | |
発行までのスピード | |
最短3営業日 |
第3位にランクインしたのは、「三井住友カード プライムゴールド」です。日本でも有数のカード会社である、三井住友カードが発行するクレジットカード。プライムゴールドという不思議なグレードは、三井住友独自のグレードで、ベーシックとゴールドの間に設けられたものです。プライムゴールドという名前ですが、ほとんどのサービスが三井住友カード ゴールドと同じように受けられます。決済ブランドはもちろんVisaなので、世界のどこでも使うことができます。
さて、三井住友カード プライムゴールドで着目すべきは以下の3ポイントがあります。
・クオリティはほぼゴールドカード!年齢とお財布に優しいハイグレードカード
・見た目のカッコよさは唯一無二!デザイン性で選ぶならコレ!
・圧巻のサービス内容とセキュリティレベルの高さは必見

それでは、三井住友カード プライムゴールドの特徴について、以上3ポイントを確認していきましょう。
ポイント1:クオリティはほぼゴールドカード!年齢とお財布に優しいハイグレードカード
今回、三井住友カード ゴールドではなく三井住友カード プライムゴールドをご紹介する理由は、年会費と入会資格の違いにあります。以下に、三井住友カード ゴールドおよび三井住友カード プライムゴールドの年会費および入会資格をまとめたので御覧ください。
カード名 | 年会費 | 入会資格 |
---|---|---|
三井住友カード ゴールド | 初年度:無料
次年度以降:10,000円(税別) 条件により4,000円(税別)まで割引可能 |
原則満30歳以上で安定継続収入がある方 |
三井住友カード プライムゴールド | 初年度:無料
次年度以降:5,000円(税別) 条件により1,500円(税別)まで割引可能 |
原則満20歳以上30歳未満で安定継続収入がある方 |
以上のように、年会費は半分近く違う上に、ゴールドとプライムゴールドでは入会に明確な年齢制限が設けられています。したがって、申し込みをした方の年齢によって、どちらに入れるかは最初から決まっています。三井住友カード ゴールドは20代では手に入れることができないのです。その救済策として用意されているのがプライムゴールドといえます。
しかしながら、プライムゴールドとゴールドの間でサービス格差はほとんどなく、プライムゴールド会員もゴールド会員に提供されるサービスを受けることができます。審査もゴールドに比べてゆるくなっていると噂です。
なお、プライムゴールドの所有者は満30歳になった後の最初の更新時に、ゴールドカードにランクアップします。若くして三井住友のゴールドカードを手に入れたいのなら、プライムゴールドへの申込みを検討しましょう。
ポイント2:見た目のカッコよさは唯一無二!デザイン性で選ぶならコレ!
三井住友VISAカード全体に言えることですが、カード表面のデザイン性の高さは国内発行カードの中ではずば抜けたセンスをしています。ゴールドとプライムゴールドはほとんど見た目が同じであるため、ぱっと見ただけでは違いがわかりません。一番わかりやすい違いといえば、カード表面に描かれたパルテノン神殿のイラストの上に、筆記体の”P”という文字ががあしらわれいるほうがプライムゴールドです。しかしながら、全体が金色に輝いているので、カードに相当詳しくない限り完全なゴールドカードにしか見えません。
実質ゴールドクラスというステイタスの高さ、三井住友という圧倒的なブランド性、そしてさらに見た目から醸し出されるセンスのよさ、この3点を一瞬でアピールできるカードは三井住友カード プライムゴールド以外にありません。
ポイント3:圧巻のサービス内容とセキュリティレベルの高さは必見
三井住友カード プライムゴールドが持つ最大の強みは年会費と入会資格の優しさに比べて、サービスのレベルが高いことが挙げられます。ポイントUPモールという三井住友VISAカード会員が利用できるポイントアップサイトを経由したショッピングで、Amazonや楽天市場でのお買い物におけるポイント還元率が2倍以上になります(還元率1%以上)。
さらに、ゴールドカード会員しか利用できない空港ラウンジ無料サービスや、ビジネスデスクも無料で利用できます。また、セキュリティレベルが高いことも大きな特徴です。三井住友カード プライムゴールドにはICチップが搭載されています。このICチップは非常に高度な暗号化技術によって情報を保護しており、この点も安心できます。希望をすればカード裏面に顔写真を掲載することもできますし、「VpassID安心サービス」を利用すればカードの不正利用を補償してくれます。
コスパとブランド、そしてセキュリティを大事にしたいビジネスマンの方におすすめの1枚です。
年会費 | |
---|---|
初年度 | 2年目~ |
無料 | 5,500円(税込)※条件達成で1,500円まで値引き |
申込み条件 | |
原則として満20歳以上30歳未満で、ご本人に安定継続収入のある方 ※満30歳になった後の初回カード更新時に審査のうえ、ゴールドカードへ切替 | |
発行までのスピード | |
最短3営業日 |
第2位 ベーシックだけどゴールド級のサービス!「アメリカン・エキスプレス・カード」
第2位にランクインしたのは、「アメリカン・エキスプレス・カード」です。アメリカ最大級のクレジットカード会社アメリカン・エキスプレスが発行するカードで、略してAMEX(アメックス)カードと呼ばれたりもします。また、アメックスカードには上位グレードとして、ゴールド、プラチナ、センチュリオン(ブラック)が用意されており、緑色のカードであるアメックス・カードはアメックス・グリーンと呼ばれることもあります。決済ブランドは発行会社と同じくアメリカン・エキスプレス。さっそく、このカードが優れている3ポイントをまとめてみましょう。
・ベーシックカードでありながらステイタスは最強クラス!
・旅行をする方にぜひおすすめ!充実のトラベルサポート!
・あこがれのブラックカードへの第一歩に最適
ポイント1:ベーシックカードでありながらステイタスは最強クラス!
アメリカン・エキスプレス・カードは、アメックスのプロパーカードの中では最も下位に属するカードです。しかしながら、「アメリカン・エキスプレスが発行するカード」という地盤があるため、非常に高いステイタス性を持っています。特にアメリカにおいては”富裕層のカード”というイメージが未だに残っているため、アメックスのカード保有者=ハイステイタスな人物とみなされます。また、アメリカ発祥のクレジットカードなので、デザインも日本発祥カードと比べるとどことなく違った雰囲気を持っているのも特徴です。日本では使えない場所もある点が玉にキズですが、ブランドへの高い意識を示し、周りとは異なるオリジナリティを発揮できるカードです。
ポイント2:旅行をする方にぜひおすすめ!充実のトラベルサポート!
次にご紹介するのは、アメリカン・エキスプレス・カードが持つサービスの一つ、トラベルサポートです。アメックスのカードは旅行者に対して手厚いサービスを提供している点が特徴で、特に空港利用に対するサービスが充実しています。まず、国内外40以上の空港ラウンジが無料で利用でき、しかも同伴者1名までは無料です。さらに、プライオリティ・パスといって、国内外1200以上の空港ラウンジを一回あたり27USAドルで使える権利が得られます。
プライオリティ・パスの年会費は99USAドルなので、約10,000万円分が無料になる計算と考えると、かなりオトクな気がしますよね。このラウンジは通常の空港ラウンジよりもグレードが高く、より贅沢なサービスを受けることができます。さらに、アメックスの会員ならば空港や自宅からスーツケース一個の宅配が無料だったり、空港送迎タクシーが割安価格で利用できます。アメリカへの出張が多いビジネスマンは持っておいて損はないでしょう。
ポイント3:あこがれのブラックカードへの第一歩に最適
アメリカン・エキスプレス・カードは、上位にゴールド、またその上位にプラチナ、そしてその上位にセンチュリオンと並びます。特に最後のアメックス・センチュリオンはクレジットカードの序列においてもトップクラスのカードで、見た目が黒いカードなので「ブラックカード」の代名詞としても知られています。

アメックスのカードのステイタス性の高さはすでに述べましたが、ブラックカードの持つ名声は桁違いで、「この世のすべてを手に入れた人間」ぐらいの感覚になります。入手も非常に困難で、数千万は安い方のアメックス利用実績と、莫大な入会費や年会費が必要になりますが、ビジネスマンとして目指すべき最終到達地点としてブラックカードは素晴らしい目標となるでしょう。世界最強カードの保有者への第一歩として、アメックスのベーシックカードを持ってみるのはいかがでしょうか。
第1位 JCB ゴールドカード
第1位にランクインしたのは、「JCB ゴールドカード」です。日本国内最大手の決済ブランドJCBが発行するプロパーカードであり、ランク的にも上位カードに属します。決済ブランドはもちろんJCBです。入会資格は20歳以上で安定収入があることで、年会費は10,800円(税別)で、
・日本発祥の国際決済ブランドが送る、ハイグレードカード
・より上位の国産高級カードへのグレードアップが期待できる
・優れたポイント還元サービスの数々!スマートかつオトクに決めよう!

日本発祥の国際決済ブランドが送る、ハイグレードカード
JCB ゴールドカードは、高級カードでありながら国産である点が強みでしょう。JCBは日本発祥の決済ブランドですが、世界的にも優れたインフラが整っており、外国でも問題なく使える場所が多いです。急に国際情勢が不安定になって、VisaやMastercardの国内利用ができなくなったとしても、JCBが使えなくなることはまずありません。また、JCBはブランドイメージとして「日本的」であることを強調しており、我々顧客の立場に立ったサービスを心掛けています。国産ブランドという安心感と、我々日本人への馴染みの良さは、利点として外せないでしょう。日本のビジネスマンとして持っていて恥ずかしくない素晴らしいカードです。
より上位の国産高級カードへのグレードアップが期待できる
JCB ゴールドカードは国内最大手ブランドのカードであるため、必然的にそれらの上位カードへのグレードアップが期待できます。ワンランク上がJCBゴールド・ザ・プレミア。さらにその上位がJCB ザ クラスになります。特に、「JCB ザ クラス」は国産カード最高級とも言われるグレードを誇っており、JCBブラックカードという異名も持ちます。ブラックカードでありながら、入手難易度も低めでコスパの良いサービスを提供しているので、「アメックスほど高ステイタスではなくても、クオリティの高いブラックカードを目指したい」と思っているビジネスマンの方は、JCB ゴールドカードからのランクアップを考えてみるといいかもしれませんね!
JCB THE CLASSは誰もが持てるカードではありません。インビテーション(招待)が届いた人にのみ取得のチャンスが与えられます。詳しい審査基準や圧倒的な優待に関してこちら。

優れたサービスの数々!オトクかつスマートに決めよう!
JCB ゴールドカードは、Oki DokiランドというJCBカード専用のポイントモールを経由することで、通常(還元率0.5%)の2倍~4倍のポイントを得られます。これらのポイントはキャッシュバックしたり、通販サイトのポイントに還元できたり、かなり使い勝手が良いです。
出典:公式JCBゴールド
さらに、JCB ゴールドカードには24時間電話対応のコールサービスがついています。このコールサービスが他のカード会社のものと大きく異なる点として、「医者への相談」ができることが挙げられます。ドクターダイレクト24といって、日本国内ならば365日いつでもどこでも健康トラブルを解決するためのアドバイスが得られます。もちろん、クレジットカードに関するゴールド会員専用の電話デスクも用意されていますので、困ったらとりあえず電話してみるのが良いでしょう。
まとめ
ビジネスマンが持つべきクレジットカードベスト4の紹介は以上です。
では最後にまとめてランキングとそれぞれのポイントを簡単に振り返ってみましょう。
第4位 ダイナースクラブカード
→伝統と格式のハイステイタスさ、年会費に見合った恩恵
第3位 三井住友カード プライムゴールド
→優れたデザイン性、高いセキュリティ意識
第2位 アメリカン・エキスプレス・カード
→ワールドクラスのステイタス、ゴールド級サービス
第1位 JCB ゴールドカード
→国産ブランドの強み、ステイタスとコスパのバランス
どのカードも、ステータスは確実に示せる上に、安定した収入があれば作成可能なカードです。ビジネスマンとしてワンランク上の身だしなみを実現するために、この中から1枚クレカを作ってみてはいかがでしょう?
以上、20代後半・30代前半のビジネスマンがワンランク上にステータスを上げるクレジットカード4選…という話題でした!
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