最近では、「キャッシュレス」という言葉をよく耳にするのではないでしょうか?
スマホ決済など新しいサービスも普及していますが、昔からあるクレジットカードもキャッシュレスの一つであり、カード払いを使いこなすことで場合によっては現金払いよりもお得に買い物をすることができます。
しかし、クレジットカード払いでも特にメリットがないような場合もあり、結論をいえばクレジットカード払いと現金払いの併用が一番お得に支払いを行う方法なのです。
クレジットカードがお得ということを知らない人も普段カード払いを利用している人も使い分けが必要であることを理解していただけるようにこの記事では、クレジットカードと現金を使い分ける理由と影響について詳しく紹介していきます。
クレジットカードを利用するメリットとは
昔はクレジットカード払いというと後払いでお金を借りるという考えでカード払いを利用している人が多くいました。
しかし、最近では多種多様なカード会社が様々な種類のカードを発行していて、クレジットカードを利用することで便利に使える様々な優待特典を用意しています。
自分にあったカードを使いこなすことで現金で支払いを行うよりもさらにメリットがある支払い方法となります。
この項目では全てのクレジットカードが共通して利用できる、メリットを4つ説明します。
クレカ払いによってポイントなどの還元を受けやすい
そう考えると日本に1000種類軽く超えるカードの種類があるのです。そして各カード会社もお客さんを増やしカードの利用者数を増やそうと必死なのでカード会社がお客さんを惹きつけるために用意している1つのサービスとして利用金額に応じてのポイント還元があるのです。
クレジットカードのポイント還元は還元率をいう言葉で表され、カードの平均還元率は0.5%と言われています。0.5%の還元率であれば、200円につき1ポイントが還元されます。
しかし最近では、年会費無料のクレジットカードでも還元率が1%(100円につき1ポイント)のものも存在し、例えば楽天カードが有名です。
楽天カードは現在、テレビCMでも紹介されてような日本で一番利用されているカードで、楽天市場や楽天トラベルのように楽天が提供しているサービス以外の支払いでも1%が楽天スーパーポイントとして還元されます。例えば楽天カードを月々10万円利用すると還元率が1%なので、1000円分のポイントが戻ってきます。これを年間で考えると12000円のポイントが付与され12000円分現金で支払うよりもお得ということになります。
現金を持ち合わせていないときでも物が買える
例えば高校生の時など、服を買いに出かけてぶらぶら街を歩いていると一目惚れしてほしいと思い財布を見るとお金が足りなかったり、財布にお金を入れ忘れてレジで気づいたなどの経験はないでしょうか?
ATMなどに行く手間も省け分割払いも楽ちん
現金を利用するのであれば現金がなくなれば、ATMで引き出す必要があります。一方クレジットカード払いの場合、その必要がなく利用可能額いっぱいまでカードを利用することができ、便利です。
利用可能額とは、カード決済できる金額の合計であり未払い金額の合計であり、その限度額はカード会社がそれぞれの利用者に設定するもので自分では決めることができないものですが、この利用可能枠の範囲であれば、いつでもカードを利用することができ、現金を引き出すための手間を大幅に減らすことができます。
さらにクレジットカードには様々な支払い方法を選ぶことができ、分割払いを簡単に行うことができるのもメリットで、特に大きな買い物を行なった際一回払いで行うよりも分割払いを選択した方が1ヶ月の負担が少なくなり便利です。
さらにカードによっては後からでも分割払い変更できるクレジットカードもありますので、現金払いよりもクレジットカード払いの方が柔軟かつ簡単に支払い方法を選ぶことができるのも大きなメリットです。
海外旅行の際も場合によっては外貨変換の必要なし
国際ブランドの有名なものはVisaやMasterCard、JCBなどがあり、例えばVISAのみと提携している店舗であればMasterCardのカードで支払いができません。
しかし、このようにカード払いに対応している店舗であれば日本で発行したクレジットカードであっても旅行先で利用が可能で便利です。
また、旅行先などで両替する際で起こるトラブルの一つでぼったくられてしまうことがあり、英語といった多言語が堪能な人が少ない日本人は両替所でいいカモにされてしまうことがあります。
しかし、クレジットカードで支払いを行うとだれでも決まった安い両替レートで自動的に両替されて後日日本円で請求されます。トラブルの心配もなく、外貨変換の手間が省くことができるのがクレジットカード払いです。
現金を利用するメリット
クレジットカードの利用のメリットはわかってもらえたと思いますが、まだ現金主義の人は多いのは事実であり日本人がまだ現金を利用するメリットとはなんなのでしょうか?クレジットカードを利用しないメリットももちろんあります。
手元のお金を使うので現金を使っている感覚が養える
クレジットカードを利用していると手元にお金がなくても買い物ができてしまいます。これはとても便利なのですが、逆にカード払いを日常的に行っていると月にいくら使っているのかわからなくなってしまいます。
そして何も考えずにカードで切っていると、翌月の請求額にびっくりするという経験はないでしょうか?
つまり、現金であれば今財布の中に入っているお金を使うので、その財布の中身がなくなればいくら減った使ったなということに気づくことができ、現金の利用は手元のお金を使うのでお金を使っている感覚を養うことができるのです。
クレジットカード払いに対応していないお店でも現金は使える
クレジットカード払いのデメリットとして、たまにカードを利用できない店があり、そこで利用することができないのが不便です。逆に現金はどこでも支払いが可能です。
なぜクレジットカードと現金を使い分けるのか
しかしそれ以外にもカードと現金を使い分ける理由があり、それは「カード払いだと使いすぎる」という点で、これがカード払いの最大のデメリットです。
そしてこの記事ではカードと現金の使い分けとして、月々絶対に支払いを行う固定費にクレジットカードを使い、普段の買い物には現金を使うという使い分けをお勧めします。理由を説明します。
固定費支払いにはクレカは便利だが買い物に使うと使いすぎる
カード払いのもう一つのデメリットとして手元のお金を使わないので現金を使っている感覚がないことがあります。
カードを普段から利用して買い物を行なっていると、現金払いだと10万円買い物を行う人でもカード払いだけを利用していると自分がどれだけ買い物したかという感覚がなくなりがちです。
その結果、20%増しの12万円に支出が増えるのでこれだとたとえ還元率1%のカードを利用していたとしても1200円分のポイント還元しかなく、結論的に損なのです。
これは誰でもあてはまるので、無駄な出費をカードでしないためにも固定費だけをカード払いにして、他の買い物を現金にすることが一番節約できるのです。
クレジットカード払いで払える固定費はこんなにある
固定費だけをクレジットカードで支払いを行うことが大切だということはわかったとおもいますが、カードでどの固定費を払うことができるのでしょうか?
実際に見てみましょう!
- 公共料金(ガス代、電気代、水道代)
- 携帯料金(スマホ、ガラケー)
- インターネット代
- 新聞代
- 年金
- テレビ放送(NHK、WOWOW、スカパーなど)
このようにたくさんの固定費があります。
使い分けるほうがお金が貯まりやすいと言われるその理由
クレジットカード払いを積極的に行っていると、どうしても出費が増えてしまいますが、上の項目で挙げた多くある固定費だけをカードで支払うことによって月ごとに決まった金額だけをポイントの還元の対象にできます。
さらに固定費は絶対にかかってくる費用なので使いすぎの心配がないのです。月に固定費が5万円あるだけで1%の還元率で500円の還元があり年間で6000円分をカードで払わないと損をしてしまうことになります。
だからクレジットカードと現金を使い分けるべきなのです。
まとめ
クレジットカードには様々に特典や優待がついており、特にポイント還元がありお得に感じますが、カード払いだとつい使いすぎてしまうというデメリットがあります。したがって月に固定でかかる固定費だけをカード払いにして、他を現金払いにすれば無駄な出費を節約できるのです。
今まだカードを持っていない人はぜひクレジットカードを発行して固定費用に支払いを行うことをおすすめします。
以上、クレジットカードと現金を併用するメリットはこれ!その理由をわかりやすく解説します…という話題でした!