クレジットカードが不正利用されたらどこまで補償される?適切な対処法も紹介

クレジットカードが不正利用されたらどこまで補償される?適切な対処法も紹介

ネットショッピングや普段の買い物まで、幅広く利用されている便利なクレジットカード。
残念ながら不正利用は、年々増加傾向にあり手口も多様化されてきています。
『クレジットカードは不正利用された場合、保障される』という認識はあっても、保障される『方法』『期間』『金額』まで細かく知っている方は少ないのでは無いでしょうか?

クレジットカードを利用している以上、不正利用の被害者になる可能性は決してゼロではありません。正しい知識と対処法を持ち、万が一に備えましょう。

クレジットカードが不正利用されたら

クレジットカードが不正利用されたら

あっては欲しくありませんが、万が一クレジットカードが不正利用された場合、金銭的な損失はもちろんですが、精神的にもかなりのダメージがありますよね。
不正利用にすぐに気が付けば良いのですが、普段使用していないクレジットカードが紛失や盗難にあった場合は、気が付くのが遅れる可能性があります。予め対策を取っておくことも有効な対処方法と言えるでしょう。

また、『敵を知る』ことも大事です。どのタイミングや場所で不正利用されるかなど、手口を知っていれば不正利用防止の手助けにもなります。

様々なクレジットカード不正手段の手口と予防方法を併せてご紹介していきます。
「まさか自分が……」とは他人事に考えずに、しっかりと情報を確認をしておきましょう。

先ずはクレジットカード会社に不正利用された旨を連絡をする

まずは、クレジット会社に連絡をしましょう。
どのクレジット会社も盗難、紛失、不正利用された場合の専用窓口を設けています。24時間365日対応している会社がほとんどです。番号が分からない場合は、ネットで『○○カード 盗難』などと検索すれば該当の番号が出てきます。カード番号が分からなくても大丈夫です。

MEMO
誕生日や住所などで本人確認が出来ればすぐにカードを無効にすることが出来ます。

ほとんどのカード会社の場合、無効にされたカードは再利用することが出来ず、再発行されます。ですので、「紛失したと思ったら見つかった」「不正利用かと思ったら自分の勘違いだった」などという場合は、取り消しが出来ませんのでご注意ください。
とは言っても、転ばぬ先の杖です。被害に合って後悔するよりは先に手を打っておくことをお勧めします。

不正利用から60日以上たっているとクレジットカード会社は補償できないという事実

この記事を読んでいる方は、「クレジットカードの不正利用があった・不安」という方が多いと思います。まず、安心して頂きたいのは全てのクレジットカードには不正利用に『盗難保険』が付帯されています。ですので、原則として不正利用された場合、被害金額は補償されます。ただし、この保険はショッピング枠での補償となりキャッシング枠は保険適用外となりますのでご注意ください。

注意
上記にも記載致しましたが、クレジットカードの紛失や不正利用が疑われた場合は、すぐにカード会社に連絡して下さい。これは被害を最小限に抑えるだけではありません。
実は、ほとんどのクレジット会社では、連絡からさかのぼって60日以内の不正利用が認められた場合は補償されますが、61日以前の不正利用に対しては保障されないのです。

60日以内なら基本的には全額補償

上記に60日とご説明しましたが、カード会社によっては3ヵ月~6か月と補償期間が長いカード会社もあるようです。しかし基本的にはこの『60日ルール』が主流ですので、カードの入出金や明細をチェックするなどして不正な引き落としがないか注意するようにしてください。ご自身の所有しているクレジットカードの補償期間が何日間なのか、改めて確認しておくのも大事ですね。

60日以内であれば、基本的には全額補償されます。ただしカード会社が被害状況を調査し『不正利用があった』と認められなければいけません。状況によっては時間がかかったり、カード会社によっては書類提出が必要な場合もあります。
毎月明細は必ずチェックし身に覚えのない引き落としは曖昧にせず、きちんと詳細まで確認しましょう。

不正利用に強いカードの一つに楽天カードゴールドがあります。

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クレジットカードの不正利用はなぜ起こるのか

一般社団法人日本クレジット協会によると、不正利用額は年々増加傾向にあり昨今は年200億円も超える不正利用が発覚しています。

クレジットカードの不正利用は、いつどのようなタイミングで発生するのでしょうか?
店頭などの対面でのクレジットカード利用と異なり、ネットショッピングでのカード利用は、『カード番号、有効期限、名前、セキュリティコード』があれば、本人で無くても簡単に使用することが出来ます。
現に、『子供が親のクレジットカードを利用してネット課金を行った』等という話もよく耳にします。
便利な反面、情報が漏洩した場合、第三者のなりますしが簡単に行えてしまいます。

では、このクレジットカードの情報はどのような手段で第三者に知られてしまうのでしょうか?

オンライン銀行詐欺ツールに感染

『オンライン銀行詐欺ツール』に感染しているケースです。
元々、スパムメールや本物を改ざんした不正サイトを経由し、オンライン銀行から不正送金などを行うプログラムですが、最近ではクレジットカードの情報も狙われています。

手口は、感染したパソコンを使って利用者がクレジットカード会社のサイトにログインすると、普段では聞かれないカード番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力させ情報を盗み取るというものです。

このウィルスは感染被害が年々増加しており、決して他人事ではありません。

MEMO
見知らぬメールのURLや添付ファイルなどは決して開かないように注意しましょう。またセキュリティソフトを最新のものにすることも予防の一つになります。

偽の通販サイトで誤って情報を入力

SNSやメールで「今だけの特別価格!」「このメールが届いた方だけの優待価格!」などの甘い言葉で誘導され、偽物のショッピングサイトでクレジットカードの情報を盗まれるケースもあります。

偽サイトと言っても、ロゴやデザイン、商品情報はオリジナルサイトをコピーされていることが多く、パッと見ただけでは見分けがつかないことがほとんどです。
更に、通常考えられない程の大幅値引きや期間限定の言葉に焦って登録を行ってしまい、騙された後に「そういえば……」と気が付く場合もあります。

注意
偽サイトの特徴として、カード決済ページに暗号化通信を現すSSL通信の「http”s”」が付いていなかったり、振込先が個人名になっていたり、サイトの一部が不自然だったりします。
初めて利用するサイトや、あり得ない大幅値引きの場合は特に注意しましょう。

実在する企業を装うフィッシング詐欺にあったから

続いてはフィッシング詐欺のケースです。
銀行やクレジットカード会社を装いメールや電話でカード情報を盗みだす手口です。

手口はかなり巧妙で、例えばメールで「お持ちのクレジットカードの有効期限が切れる為、下記URLをクリックして~」などと誘導します。リンクのサイトはもちろん偽サイトですが、本物のサイトをコピーしてあるので偽物と気づきにくいです。他には「お客様のクレジットカードが不正利用されたのでカードを止める為、カード番号と暗証番号を入力してください」などとメールや電話でカード情報を盗もうとするケースもあります。

注意
少しでも怪しいと思ったら、情報は決して入力せず同様の被害が無いかネットで検索を行ったり、ブックマークからクレジットカードのサイトへアクセスするなどしましょう。

クレジットカードを不正利用された場合の対処法

クレジットカードを不正利用された場合の対処法とされる前にできること

次に、不正利用された場合とされる前に出来ることをまとめました。
今、不正利用の被害にあってなくても、知識として覚えておいて下さい。

不正利用されたことが、分かった場合の対処法は下記になります。

  1. クレジットカード会社に連絡
  2. (必要に応じて)警察に連絡
  3. クレジットカードを再発行

不正利用される前に出来る対策

  1. クレジットカードの裏面への署名の確認
  2. 利用明細を小まめにチェック
  3. 怪しいサイトではカードは使用しない
  4. 不審なメールの添付ファイルやURLは絶対に開かない

特に重要なカード会社、警察への連絡と、クレジットカードの署名の確認、利用明細のチェックは特に重要ですので、下記に更に詳しくご紹介していきます。

不正利用があった場合、クレジットカード会社と警察へ連絡しよう

冒頭でも記述致しましたが、不正利用があった場合、クレジットカード会社への連絡を最優先させましょう。

クレジット会社に連絡することで、カード利用を止め被害拡大を防ぐだけでなく、不正利用の調査もカード会社で行ってくれます。不正利用だと判断が下りれば、被害額は補償されますのでご安心下さい。
ただし、これも前述した通り、補償されるのは連絡があってから、さかのぼって60日以内となっていますのでご注意ください。

また警察への連絡も必要に応じて行いましょう。ご自身で判断が付かない場合は、カード会社に電話した時に警察への連絡が必要かどうか確認しましょう。カード会社によっては、補償を受けるために、警察への被害届の受理番号が必要な場合もあります。

クレジットカードを不正利用を防ぐ方法

クレジットカードの裏面に必ず署名をする

クレジットカードの裏面の署名は必ず記入しましょう。
これは簡単なようで、大事な対処法になりますが実際、未記入の方も多くいらっしゃいます。

原則、未記入のクレジットカードは使用することが出来ません。記入が無いことに気が付いた店員さんに、その場で署名するように言われた方もいらっしゃると思います。
また、未記入のクレジットカードは盗難にあった場合、不正利用され易いということだけでなく、盗難保険の補償対象外となってしまいます。当然、被害にあってもお金は戻って来ません。署名自体は数秒で終わる行為ですが、もし被害にあった時の損害はかなり大きくなることを覚えておきましょう。

特に新しいカードが届いた時など、うっかり忘れてしまいがちですので、気を付けて下さい。

利用額は適度にチェックする

必ず行って欲しい対策として『利用明細を細かく確認する』ということです。
これは、不審な引き落としが無かったかを確認出来るだけでなく、冒頭にご説明した『カード会社の補償が受けられる60日』を超過せずに不正利用に気づくことが出来るからです。60日以内であれば、不正利用されても全額補償されます。逆に、期限を過ぎてしまうと泣き寝入りになってしまうので、ご注意ください。

金額をざっと確認するだけでなく『いつ』『どこで』『何を買ったか』という明細を把握して、身に覚えのない請求がないか目を光らせましょう。
月1回忘れないように、予め『毎月○○日には、明細を確認する日』と決めて、手帳やカレンダーに書いたりスマホのスケジュールにセットしておくのも良いかも知れませんね。

まとめ

年々、被害額は増加し、手口もどんどん巧妙になっていくクレジットカードの不正利用。
もし、不正利用が疑われた場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡し、カードをストップしてもらいましょう。

カードを複数枚所持している方も多いと思いますが、普段使用しないカードは持ち歩かないなど、あらかじめ対策をとっておきましょう。
万が一の被害者にならない為、日頃の予防と対策をしっかりととっておきましょう。

以上、クレジットカードが不正利用されたらどこまで補償される?適切な対処法も紹介…という話題でした!