クレジットカードの不正利用。手口最多はフィッシング詐欺。対策は?

三井住友カード株式会社が、非常に興味深いアンケート調査を行い、結果を公開しました。
アンケートでは、実際にクレジットカードの不正利用にあった500人を対象としています。

被害総額は毎年200億円以上にのぼります。
決して他人事ではないクレカの不正利用。
被害者の実際の声と対策方法もあわせて、本記事でご紹介します。

被害にあった500人にアンケート

アンケートの対象期間は2019年10月17日から21日に行われました。
調査結果で特に着目したいのが、被害にあった方たちの半数以上(57.2%)が、「不正利用された原因や手口は分からない」と回答していることです。さらに、残りの「原因や手口を把握している」と回答している方たちも「カード会社から聞いて知った」という方が多い(54.2%)です。

それだけ私たちが気が付かない手口で、不正利用の被害にあうケースが多いということが分かりました。
反面、「不正利用が発覚したタイミングは?」の質問には、半数以上の方が「自分で気が付いた」と回答しています。利用明細の確認(24.8%)や口座からの引き落とし(13.6%)、利用ごとに送られてくる通知メール((13.4%)で不正利用に気が付くケースも多いです。

手口で多かったのはフィッシング詐欺

不正利用の手口の最多は「フィッシング詐欺」(23.1%)となりました。次いで多かったのが「なりすまし」(20.0%)「ネットショッピング詐欺」(19.0%)です。

このフィッシング詐欺は、偽のメールを送り付け偽造サイトへ誘導しカード情報を盗むという手口です。フィッシング詐欺も含め「なりすまし」「ネットショッピング詐欺」など、いわゆる「サイバー犯罪」と呼ばれる手口が占めていることも分かりました。

不正利用にあわないためにできることは?

上記のようなサイバー犯罪にはどのような対策が有効でしょうか?

まず、フィッシング詐欺の手口で利用されるように、不審なメールからはサイトにアクセスしないことです。
WEBで同じような詐欺メールが出回っていないか調べることも有効な手段です。
ネットショッピング詐欺では、会員登録やカード情報のページが暗号化(https://~)されているかどうかを確認するようにしましょう。詐欺メールや詐欺サイト、共に日本語の記述におかしな所が無いかもチェックしましょう。

しかし、年々巧妙化していくクレカの不正利用。
対策を取っても、100%防げるというものではありません。普段から利用明細や口座の引き落とし残高の確認を小まめに行い、もし不正利用に気が付いた時は、カード会社や警察に速やかに相談するように心掛けましょう。