dカードまたは、dカードゴールドを発行するときに、普段から自動車に乗る方であれば、ETCカードも一緒に発行してしまった方が楽であることは間違いありません。
本記事の中では、dカードまたは、dカードゴールドでETCカードを取るメリットから、年会費・解約について・審査基準・申し込み方法・利用明細にいて・再発行の時・複数持ちが可能か?といった、細かい点まで含めて徹底解説していますので、これからETCカードを発行しようと考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。
本家のdカードについてのまだ詳しく分かっていない方は、まずこちらの記事の確認をおススメします!

dカード ETCカードを作るメリット
ETCカードとしての機能を持っているカードは何百種類も存在しますが、あえてdカードでETCカードを選択するメリットは3つあります。
ETCカード発行の手間がかからない
dカードの発行と同時に、ETCカードの発行を行うことができるので、わざわざETCカードの発行ためだけに別の会社のカードを発行する必要がありません。
dカードのETCカードを持っていれば、通行に関して各種割引サービスを受けられますので、1枚持っておくことをおすすめします。
※各種割引サービスの例
深夜割引、平日朝夕割引、休日割引(東京近郊区間以外) で最大30%OFFの割引となります
dポイントが獲得できる
通常のdカードと同じように100円(税込)の利用に対して1dポイント(ポイント還元率1%)をもらうことができる点です。税抜きではなく、税込みの金額に対して1.0%という点もプラス要素です。無駄なくdポイントを貯めることができます。
一般的なクレジットカードの還元率が0.5%程度とされていますので、比較的還元率は良い部類に分類されます。また、どこの有料道路で使っても1%が還元されるというのはかなり大きなメリットと言えるでしょう。運転しているだけで、通常お金がかかるだけの有料道路の利用が自分へのキャッシュバックとして返ってくることになるため、お得と言わざるをえません。
特にdカードは貯めたポイントを使う利用先が非常に幅広いという特徴もあるので、有効活用することができます。
年会費が実質無料
年会費は初年度は無料で、次年度以降も1年に1回でも利用すれば年会費無料のままになります。※通常は500円(税別)/年
ETCカードに関しては有料というカードもあるため、dカード ETCカードの1つ魅力にカウントできるところです。もちろん年会費無料で利用できるETCカードは他にもありますので、一概にそれだけを理由にdカードでETCカードを作ると言うのは少し気が早すぎる気がしますが、立派な理由の1つである事は間違いありません。
dカード ETCカードの基本情報
dカード ETCカードは暗い青色を基調とした色のカードで、普段の銀色のdカードからすると少しイメージとは異なった色になっています。ETCカードに関しては、Master Card並びにVisaとは別のETC専用カードとして発行することになります。
また当たり前ではありますが、ETCカードは発行したら終わりではなく利用にあたっては、ETC用の車載器が必要になりますので注意をしておいてください。
dカード ETC 審査は?
dカード ETCの発行にあたっては基本的に審査があるわけではありません。
dカードを発行できている時点で、カードの発行基準には足していますので、安心してETCカードも申し込んでください。
家族カードを持つことができる
家族全員が車を運転するような方にとっては気になる点だと思いますが、基本的に家族カードを持つことはできます!
各個人に対して1枚ずつ付与することができます。ただし、もし家族でカードを持った場合には、2年目以降にかかってくる500円の年会費はそれぞれのETCカードを利用しなければ、そのETCカードの年会費が無料になることにはなりません。
ETCカードを紛失してしまっても安心の会員保障制度
dカード ETCの会員保障制度は、カードを紛失してしまい第三者に利用されてしまった場合でも、届け出があった90日前までの分であれば遡って保証をしてくれるという制度です。
特に車載器からETCカードを取り出さないという人であれば別ですが、使い回しなどをしているうちにカードがどこかに行ってしまったというケースは起こりえます。そのような万が一のことがあったときに保証してくれる安心できる制度になります。
もちろんこの制度があることによって管理がずさんになるという事はあってはいけませんが、これがあるだけでもだいぶ心境的には違います。
dカード ETC 2枚持ちや複数持ちはできる?
複数持ちはできません。1枚のdカードにつき、1枚のETCカードとなります。ただし家族カードについては除きます。
dカード ETC 支払日はどうなってる?
dカード ETCカードは、毎月15日締め翌月10日払いです。
dカード ETC 利用明細
dカード ETCカードの利用明細は、dカードの明細で確認が可能です。ただし、利用限度額は、dカードとリンクしており、dカード本体での利用額と合わせて請求されます。
ETCカードのみで利用明細を発行することはできませんが、明細一覧の「ETC」という項目で確認ができます。ただし、細かい通行情報は表示されていないため、そういった情報を知りたい場合は、「ETC利用照会サービス(道路事業者が提供している無料のサービスでETC利用証明書の発行とETC利用証明書の走行明細の確認ができます。))」にアクセスすることで、過去15カ月分の走行明細の確認をすることはできます。
ETC利用紹介サービス:https://www.etc-meisai.jp/ristouroku_service.html
dカード ETC 申し込みの流れについて
dカード ETCカードの申し込みは、dカード受け取り後、電話・店舗・インターネット(SPモード、iモードなど)から選択することができます。
ネットから行うことをおススメします。申し込みを行った数日から1週間でETCカードが送られてきます。ちなみに、簡易書留で郵送され本人確認書類の提示も必要ないため、本人不在時でも同居人がいれば受け取ることが可能です。
利用にあたっては別途、車載器を購入しそちらにカードを差し込む形で利用ができます。
お支払いはdカードもしくはdカードGOLDの利用分として支払いをすることになります。注意点としては、通常のクレジットカードの利用とは異なり有料道路などを利用した場合には領収書が出ない事があります。そのような状況になった時に、月の中でどのぐらい利用料を支払ったのか忘れてしまうと後から多額の請求が来ることにもなりかねません。
dカード ETC でよくある質問
dカード ETC が届かない
お問い合わせ窓口に電話をしてみましょう。営業時間(10~20時)にdカードセンターに電話することができます。営業時間以外でも24時間年中無休のフリーダイヤルが用意されています。
ETCカードの到着までには数日~1週間と言われていますが、時期によって2.3週間かかるケースもあるようですので、それ以上過ぎても届かない場合は迷わず問い合わせてみましょう。
dカード ETC 住所変更した場合は?
変更を行ったとしても有効期限までは前のカードを利用することができます。
以前のETCカードで貯めたdポイントはカードの変更に伴って無駄になってしまうということはありませんが、dポイント自体の有効期限には注意してください。
dカード ETC 再発行・更新は?
ETCカードの有効期限は5年間(dカード本体とは異なります)となっています。ETCカードを更新した場合に、更新に合わせて新しいカードを送ってくれるので、届いた段階で古いETCカードについては破棄して大丈夫です。
また、再発行には1,080円(税込)の発行手数料がかかります
dカード ETC 解約したい時はどうすればいい?
ETCカードのみ解約をする場合
問い合わせ窓口に電話をすることで解約が簡単に可能です。ETCカードに限らずですが、解約済のカードは、ハサミを入れて物理的に破壊してから廃棄するようにしましょう。
dカード毎解約する場合
dカード本体を解約すればETCカードも自動的に解約となります。dカード本体の解約もお問い合わせ窓口から電話をしてください。ちなみに、締め日と支払日の関係で退会した後に請求書が届くケースがありますので、事前に利用履歴をチェックしてから退会することをおススメします。
dカード ETCまとめ
dカードのETCカードのメリットから、ポイント還元率や年会費等のカード基本情報、年会費・解約・審査・申し込み・明細・再発行・複数持ちについてご理解いただけましたか?
実質年会費無料でETCのカードを発行できること、利用100円ごとに1dポイントが貯まること、最大届け出から90日前までをさかのぼって被害額を保証してくれる会員保証制度など、dカードでETCカードを作るにあたって受けられるお得な特典についてもいくつか見てきました。まだETCカードをお持ちでない方は、dカード並びに、dカードのETCカードを発行してみてはいかがでしょうか?
以上、dカード ETCカードを完全解説2019!年会費・解約・審査・申し込み・明細・再発行・複数持ちについて徹底分析!…という話題でした!