クレジットカード各社付帯保険の比較!選ぶべきカードとは

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この記事を読んで分かること

・クレジットカードの付帯保険の種類

・付帯保険に関する注意点

・おすすめのクレジットカードと比較

お金を管理する上でも、海外旅行にクレジットカードは欠かせませんが、現金になくてクレジットカードにある他のメリットは、付帯保険です。海外旅行保険ショッピング保険が代表的な例ですが、補償内容や補償条件を知っておかないと、いざ請求の際に認められないこともあります。

そもそも、発行条件を満たしていないとクレジットカードを持つことすらできませんので、この記事では、付帯保険の概要・補償内容・補償条件を説明して、カードの発行条件も確認しつつ、付帯保険が充実しているおすすめクレジットカードも紹介します。

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付帯保険の種類は?

クレジットカードの付帯保険には、

  • ショッピング保険
  • 海外旅行保険
  • 航空便遅滞保険
  • 紛失及び盗難保険

がありますが、これら以外にも「国内旅行保険」「オンライン不正利用保険」「キャンセル保険」などの保険を付帯させているクレジットカードもあります。

ここでは、クレジットカード付帯保険の代表ともいえる「ショッピング保険」「海外旅行保険」「航空便遅滞保険」「紛失及び盗難保険」の概要や特徴について、実際の支払い例などを交えながら分かりやすく解説しましょう。

ショッピング保険

エスカレータに乗っている女性

カードで購入した品物の損害を補償

補償内容

保険が付帯しているクレジットカードを使って購入した品物が破損・盗難の被害に遭った際、その被害額を補償してくれる保険が「ショッピング保険」です。

現金で購入した品物が破損・盗難の被害に遭っても補償がなく、自分のためでなく他人へのプレゼントに購入した品物でも補償されることを考えると、ショッピング保険は魔法のような保険といえます。

例えば、ダイナースクラブカード(補償金額500万円、免責1万円)で購入したスマホが破損して、画面交換代として1万5,984円の見積もりが出た場合、自己負担の1万円を引いた「5,984円」がショッピング保険で支払われます。

カードによって補償条件が異なる

注意

カードによって以下のように補償条件などが異なりますので、注意しましょう。

・補償金額:50万円~500万円程度(上位カードほど金額が多い)

・免責金額(自己負担額):3000円~1万円程度(免責なしのカードもある)

・補償期間:購入日より90日~180日程度

・支払い回数:リボ払いまたは3回以上の分割、もしくは1回払いでOK

・購入場所:海外のみ(上位カードは国内利用でOKの場合も)

補償対象外の品物・ケースもある

また、上記の補償条件を満たしていても以下のような品物は補償の対象とはなりません(カードによっては補償される場合も)。

手帳、メガネ、PC

補償対象外
  • コンタクトレンズ・めがね・義歯など
  • 動植物
  • 食料品・酒類
  • 金券類・書類
  • 美術品
  • 自動車・バイク・自転車など
  • ノートPC・スマートフォンなど

さらに、以下の状況における被害はショッピング保険で補償されない可能性があります。

注意

  • 配送中の破損
  • 自然災害による破損
  • 詐欺被害
  • 自らによる商品の紛失・置き忘れ

海外旅行保険

空港の飛行機

海外旅行中のあらゆるリスクに対して補償

海外旅行中に病気・ケガになったりトラブルに巻き込まれたりした際に、その被害金額を補償してくれるのが「海外旅行保険」です。

例えば、エポスカードの補償内容は以下のようになっています。

補償の種類 補償内容 補償限度額
傷害死亡・後遺障害 ケガによる死亡・後遺障害を補償 500万円
傷害治療 ケガによる通院・手術・入院などを補償 200万円
疾病治療 病気による通院・手術・入院などを補償 270万円
賠償責任(免責なし) 他人に対する負傷、財物を壊した際の補償 2,000万円
救援者費用 家族の現地駆け付け費や捜索費などを補償 100万円
携行品損害(免責3,000円) 携行品の損害を補償 20万円

損保ジャパン日本興亜の公式サイトには、以下のような支払い例が記載されています。

支払い例

  • Aさん:窓から転落して腰椎骨折。入院30日&現地での手術2回。帰国後も入院→1,086万円
  • Bさん:ホテルのバスタブを溢れさせ階下・周囲の部屋を使用不能に→1,243万円
  • Cさん:パラグライダー中に着陸に失敗して腰椎骨折。14日間入院後に看護師付き添いのもと帰国→460万円

海外の医療費は高額になることが多く、全額自己負担はまず無理な金額ですので、海外旅行保険はぜひとも持っておきたいお守りのようなものです。

傷害死亡・後遺障害以外の補償項目は合算が可能

クレジットカードの海外旅行保険ですが、傷害死亡・後遺障害以外の項目については複数のクレジットカードで合算が可能です。

例えば、先ほどのCさんのケースで、エポスカードを持っていても260万円足りませんが、傷害治療300万円補償の別のクレジットカードを持っていれば、合計最高500万円の補償となり460万円の治療費をカバーできます。

航空便遅滞保険

夕日の中を飛ぶ飛行機

飛行機や受託手荷物のトラブルを補償

乗っている飛行機・乗る予定の飛行機の遅延や欠航、航空会社に預けた手荷物の配達遅延・紛失などで発生した費用を補償してくれる保険が「航空便遅滞保険」です。

注意

航空便遅滞保険は他の付帯保険とは異なり、一般カードで付帯しているものはほとんどありません。

一例として、JCBゴールドカードでは以下のような補償内容になっていますが、限度額いっぱい受け取れるわけではなく、実費のみが補償されます。

補償項目 補償条件 補償限度額
乗継遅延 遅延便の実際の到着時刻より4時間以内に代替便を利用できなかった 2万円

(食事代・ホテル代)

出航遅延 出航時刻より4時間以内に代替便を利用できなかった 2万円(食事代)
寄託手荷物遅延 到着後6時間以内に荷物が届かず、到着後48時間以内に購入した 2万円(衣類など)
寄託手荷物紛失 到着後48時間以内に手荷物が届かず、到着後96時間以内に購入した 4万円(衣類など)

かかった費用の領収書は保管しておく

レシート

航空便遅滞保険を使って実際に請求するには?

・請求書類

・保険証券

・パスポートのコピー

・航空会社の遅延・欠航証明書

・かかった費用の領収書

が少なくとも必要となります。

特に、かかった費用の領収書は後から発行できるものではありませんので、捨てずに保管しておいてください。

航空会社からの補償と重複支給はされない

注意

航空会社の都合で航空便が遅延・欠航になった場合、航空会社から食事クーポンや宿泊施設の提供がなされる場合がありますが、航空会社からの提供と航空便遅滞保険を重複して受け取ることはできません。

例えば、遅延に伴いJCBゴールドカード会員が航空会社から1,000円分の食事クーポンを受け取った場合、航空便遅滞保険として受け取れる金額は1,000円を差し引いた1万9,000円が上限です。

紛失及び盗難保険

盗難の瞬間

カードの紛失・盗難に伴う不正利用を補償してくれ、全てのカードに付帯

補償内容

ショッピング保険がクレジットカードで購入した品物の破損・盗難などを補償するのに対して、「紛失・盗難保険」はクレジットカードの紛失・盗難によって不正利用された際に、その被害を補償してくれる保険です。

これまで紹介してきた保険は、カード会社やカードのグレードによって付帯の有無が異なりますが、紛失・盗難保険はどんなクレジットカードにも100%付帯しています。

紛失・盗難保険は自動付帯ですので、保険を付帯させるために特別な手続きをする必要はありません。

紛失・盗難の被害に遭ったカードを実店舗で不正利用されただけでなく、ネットショッピングで不正利用された場合も、被害額を全額補償してくれます。

紛失・盗難保険の手続きの流れ

ただし、自動的に補償されるわけではなく、カードの紛失・盗難に気づいてからカードが再発行されるまでの流れは、以下の通りです。

再発行までの流れ

  1. クレジットカード会社に連絡する
  2. 警察に届けを出して受理番号を受け取る
  3. クレジットカード会社に再度連絡し、警察に届けを出した旨を説明
  4. クレジットカード会社から新規カードの発行書類が届く

クレジットカードに1回連絡しただけでは保険が適用とならず、警察に届けを出して受理番号を受け取り、再度クレジットカード会社に連絡した際に受理番号を伝えることによって、初めて保険が適用となります。

海外でカードの紛失・盗難の被害に遭った際は対応が若干異なりますので、最初にクレジットカード会社に連絡した際に指示を仰ぎましょう。

紛失・盗難保険が適用されないケース

紛失・盗難保険は100%適用されるわけではなく、以下のケースでは適用されない場合があります。

適用されないケース

  • 不正利用があった日から60日以降に連絡
  • キャッシング(キャッシングには暗証番号が必要なため)
  • 他人に貸したカードの不正利用
  • 暗証番号を適切に管理していない(カードに書き込む、誕生日を暗証番号に設定など)
  • カード裏面に署名がない
  • 鞄を置き忘れて中に入ったクレジットカードを紛失

付帯保険に関する注意点

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あると便利なクレジットカードの付帯保険ですが、せっかくの保険も十分に活用できなければ意味がありません。

  • 付帯条件を満たしていない
  • 補償対象の条件を満たしていない
  • 補償がないクレジットカード
  • そもそもクレジットカードを持てない

などの理由で、付帯保険を生かせない人もいるのではないでしょうか。

ここでは、クレジットカードの付帯保険に関する注意点を詳しく説明し、十分に理解してもらうことで、付帯保険を100%活用してもらおうと思います。

自動付帯か利用付帯かを確認しておく

クレジットカードの付帯保険は、保険の種類やカードによって自動付帯と利用付帯とに分かれます。

  • 自動付帯…カードを使わなくても保険が付帯する
  • 利用付帯…決められた条件でカードを使うことによって保険が付帯する

となっており、お手持ちのカードが自動付帯か利用付帯か異なりますので、確認しておきましょう。

特に利用付帯の海外旅行保険は、日本出国前にパッケージツアー代金・航空券代などの支払いをすることで付帯する条件が多く、現地での支払いによって保険が付帯するカードは多くありません。

各補償内容と条件を把握しておく

また、付帯保険の補償内容や補償条件もしっかりと把握しなければなりません。

先ほども説明したように、ショッピング保険は購入から90日~180日程度が補償期間となり、補償対象外の品物もあります。

補償内容を満たしていたとしても、補償を受けるための条件も整えておかなければならず、ショッピング保険の補償を受けるには、カードで購入した際のレシートなどが必要です。

修理代金を補償してほしい場合には、修理代金の見積書なども用意しておくといいでしょう。

補償内容はクレジットカードにより異なる

同じ補償項目でも、クレジットカードによって補償内容は異なります。

例えば、一般的なクレジットカードのショッピング保険では対象外となっているノートPCやスマートフォンも、ダイナースクラブカードのショッピング保険は補償対象です。

一般的に、ステータスの高いカードや年会費の高額なカードほど補償内容は充実しており、同じ海外旅行保険でもステータスの高いカードや年会費の高額なカードは、メリットがあります。

メリット

  • 補償限度額が多い
  • 自動付帯のカードが多い
  • カード会員でない家族も補償される

発行条件はクレジットカードにより異なる

クレジットカード

付帯保険に限った話ではありませんが、発行条件はクレジットカードによって異なります。

エポスカードのように18歳以上(高校生を除く)であればOKな一方で、ダイナースクラブカードは27歳以上でないと申し込めません。

一般的な傾向として、付帯保険が充実しているカードほど発行条件は厳しいです。

収入がない学生でも申込可能なカードがあり、その中には付帯保険があるカードも存在しますが、いくら発行条件を満たしていても未成年者は親権者の同意が必要となります。

おすすめのクレジットカードと比較

クレジットカードを選ぶポイントは、以下のように人それぞれです。

  • コスト
  • カードデザイン
  • ポイント還元率
  • 申込条件
  • 国際ブランド
  • 優待や特典

もちろん、付帯保険を重視してクレジットカードを選ぶのも決して間違いではありません。

ここでは、カード初心者でも使いやすく付帯保険を重視した際に優れていると思われる、「三井住友VISAクラシックカード」「JCB一般カード」「エポスカード」の3枚について、付帯保険やその他の特徴も交えつつ紹介し、比較・判断の材料としてほしいと思います。

三井住友VISAカード

年会費
初年度2年目~
無料無料
申込み条件
満18歳以上の方(高校生は除く)※未成年の方は親権者の同意が必要
発行までのスピード
最短3営業日
今がチャンス!お得な入会キャンペーン実施中!
ご利用金額の20%現金還元!※アプリログインを条件に最大8,000円
発行条件 18歳以上(高校生を除く)
国際ブランド VISA、Mastercard
年会費 1,350円
ポイント還元率 0.5%
海外旅行保険

(利用付帯)

傷害死亡・後遺障害:2,000万円

傷害治療:50万円

疾病治療:50万円

賠償責任:2,000万円

携行品損害:15万円(免責3,000円)

救援者費用:100万円

国内旅行保険 なし
ショッピング保険 100万円(海外は支払い回数に制限なしで免責1万円、国内はリボ払い・3回以上の分割払いのみで免責3,000円)
航空機遅滞保険 なし
三井住友VISAクラシックカードの特徴

  • インターネット入会で初年度年会費無料、マイ・ペイすリボ+年1回利用で翌年度年会費無料
  • 顔写真入りカードも選べて不正利用しにくい
  • 1契約でVISA、Mastercardの2枚持ちが+270円で可能
  • 日本出国後に現地で公共交通機関やタクシーをカード払いしても、海外旅行保険が付帯する

三井住友VISAクラシックカード

JCB一般カード

年会費
初年度2年目~
無料1,250円(税別)
申込み条件
原則として18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。
発行までのスピード
最短翌日お届け
今がチャンス!お得な入会キャンペーン実施中!
今なら最大15,000円分プレゼント(2019年9月30日受付分まで)
発行条件 本人または配偶者に継続安定収入のある18歳以上(高校生を除く)
国際ブランド JCB
年会費 1,350円
ポイント還元率 0.5%
海外旅行保険

(利用付帯)

傷害死亡・後遺障害:3,000万円

傷害治療:100万円

疾病治療:100万円

賠償責任:2,000万円

携行品損害:20万円(免責3,000円)

救援者費用:100万円

国内旅行保険 傷害死亡・後遺障害:3,000万円
ショッピング保険 100万円(海外のみ。支払い回数に制限なしで免責1万円)
航空機遅滞保険 なし
JCB一般カードの特徴

  • 現地のJCBデスクでカード紛失・盗難時のサポート、海外専用緊急再発行カードの受取(一部デスクのみ)が可能
  • 最短で申込の翌日に発行
  • 日本出国後に現地で公共交通機関やタクシーをカード払いしても、海外旅行保険が付帯する

JCB 一般カード

エポスカード

年会費
初年度2年目~
無料無料
申込み条件
18歳以上の方(高校生除く)
発行までのスピード
最短即日
今がチャンス!お得な入会キャンペーン実施中!
今なら最大2,000円分プレゼント
発行条件 18歳以上(高校生を除く)
国際ブランド VISA
年会費 無料
ポイント還元率 0.5%
海外旅行保険

(自動付帯)

傷害死亡・後遺障害:500万円

傷害治療:200万円

疾病治療:270万円

賠償責任:2,000万円

携行品損害:20万円(免責3,000円)

救援者費用:100万円

国内旅行保険 なし
ショッピング保険 なし
航空機遅滞保険 なし
エポスカードの特徴

  • 年会費無料ながら最高2,000万円の海外旅行保険が自動付帯
  • 最短で申込の即日に発行のため海外旅行直前の申込でも安心
  • 利用頻度の高い傷害治療・疾病治療が他社のゴールドカード並に高額補償
  • 海外旅行の際、モバイルWiFiルーター8%オフ・手荷物宅配の優待・空港パーキングの優待・海外レンタカー10%オフなど使える優待特典が多い

エポスカード

まとめ

この記事では、クレジットカードの付帯保険について説明してきました。

海外旅行保険・ショッピング保険・紛失盗難保険など数多くの保険が付帯しているクレジットカードもありますが、補償が充実している点は現金にはないメリットです。

ただし、クレジットカードによって補償内容や補償条件が異なるのはもちろん、クレジットカードによって発行条件も異なります。

まずは、自分が満たせそうな発行条件を設定しているクレジットカードをピックアップし、その中から自分がどの補償を重視しているかを考えた上で、カード選びをするといいでしょう。