目次
- 1 「JALカード TOKYU POINT ClubQ」(「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」)
- 2 「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の基本情報・特徴
- 3 マイル・ポイント情報(JAL普通カード共通)
- 4 マイル・ポイント情報(「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」限定)
- 5 カード比較(JAL普通カード同士)
- 6 カード比較(類似カード同士)
- 7 「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」のサービス・付帯特典
- 8 もっとJALカードを使いこなす
- 9 「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の付帯保険
- 10 「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」のメリット
- 11 「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」のデメリット
- 12 「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」ユーザーの口コミまとめ
- 13 まとめ
「JALカード TOKYU POINT ClubQ」(「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」)
・JAL普通カード(TOP&ClubQ)の基本情報・特徴
・JAL普通カード(TOP&ClubQ)のマイル・ポイント情報
・JAL普通カード(TOP&ClubQ)のメリット・デメリット
「JALカード TOKYU POINT ClubQ」(以降、「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」)は、JAL(日本航空株式会社)が三菱UFJニコスと東急グループが提携して発行するクレジットカードです。
JALカードの充実した航空関連サービスに加えて、東急百貨店などをお得に利用しつつ、マイルもしっかり貯めることができます。
こちらの記事では、JAL普通カードのサービス内容と「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」ならではのサービス内容をご紹介いたします。
よく似たカードであるANA提携、東急電鉄提携のカードとの比較もして、ご紹介いたします。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」はJALマイルをドンドン貯めていけるカードですので、初心者JALマイラー必見です。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の基本情報・特徴
最もランクが低く、最も年会費が安い
JALカードには「普通」「CLUB-A」「CLUB-Aゴールド」「プラチナ」の4つランクがあり、JAL普通カードは一番下のランクのクレジットカードです。
ランクの違いにより、年会費・マイル獲得率・付帯保険・ラウンジ利用権利などの差があります。
JAL普通カードはサービスの充実度は他ランクに劣りますが、最も年会費が安いので「JALカードを試したい」という人にオススメな初心者向けJALカードです。
JAL普通カードには「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」のように、提携先によって異なるサービスを受けられる複数種類のカードが用意されています。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」はJAL普通カードの1つであり、東急グループが提供するTOKYU POINTのサービスが利用できるクレジットカードです。
他のJAL普通カードと比べて、電子マネーのWAONとPASMOの両方のオートチャージに対応している点が特徴です。
JALカードおすすめ
通常のJALマイルに加え、東急グループのTOKYUポイントも貯まり、還元率最大10%! 還元率0.5%~10%
ショッピングやフライトでお得にJALマイルを貯めたい方にオススメ! 還元率通常会員:0.5%、(JALカードショッピングマイル・プレミアム加入した場合1%)
JAL アメリカン・エキスプレスカード CLUB-Aゴールド
付帯保険と旅行特典が充実!最上級に旅行マイルが貯まるカード 還元率1.0%~2.0%
世界の空港ラウンジが無料で利用できるJALカードの最高位ステイタスカード 還元率1.0%~2.0%
ブランドはVisaとMastercardの2種類
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」は国際ブランドのVisaもしくはMastercardの2種類の選択肢があります。
どちらを選んでも「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」として受けられるサービス面や年会費等に違いはありません。
世界のシェアを比べて見てもVisaとMastarcardで大きな差はないものの、店舗やATMでどちらかしか使えないということもゼロではありません。
そういった意味では、良く行くお店や国でどちらのブランドが使えるかを確認して決めるのが無難ですね。
マイルとTOKYU POINTが同時に貯まる
東武百貨店・東武ストア・東急ハンズなどのTOKYU POINT加盟店でカード支払いを行うと、元々JALカードに備わっているショッピングマイルというマイルポイントに加えて、マイルと交換もできるTOKYU POINTが同時に貯まります。
ショッピングマイルとTOKYU POINTは相互交換することができるので、「この前貯めたマイルをお買い物に使いたい」「もう少しで片道分のマイルが貯まるからマイルに変換しよう」など状況に合わせて効率よくポイントを使いまわせる点が嬉しいですね。
WAONとPASMOへのクレジットカードチャージでさらにお得
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」から電子マネーのWAONとPASMOへのオートチャージに対応しており、チャージを行うことで、それぞれマイルとTOKYU POINTが貯まる仕組みがあります。
最近では多くのお店で電子マネーの支払いに対応していますよね。小銭を用意しなくてよいので、特に少額のお買い物をする時は電子マネーがとても便利です。
WAONとPASMOの両方のオートチャージに対応しているJAL普通カードは「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」だけです。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の他に「WAON JMB」「PASMO」のカードとカードの連携が必要にはなりますが、あらゆるシーンでマイルとTOKYU POINTを貯める機会を作り出すことができます。
家族会員なら年会費が安くなる
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の本会員の年会費は初年度無料で2年目以降は2,160円(税込)になります。
「18歳以上(高校生を除く)の日本に生活基盤のある方で、日本国内でのお支払いが可能な方」となっています。
本会員とは別に家族プログラム(家族会員)という仕組みがあり、家族会員の年会費は初年度無料で2年目以降は1,080円(税込)になります。
「 本会員と生計を同一にする配偶者・ご両親・18歳以上のお子さま(高校生を除く)」となっています。
家族会員となることで年会費を安く抑えられるだけでなく、貯まったマイルを一元管理することができます。
例えば、マイルを国内線航空券と交換して使う場合は6,000マイル以上貯めないと交換できませんが、本会員のマイルが数が6,000に到達していなくても、家族会員も含めたマイルの合計数が6,000マイルに到達していれば、国内線航空券と交換できるわけです。
JALカードおすすめ
普段の買い物からJALマイルを貯めるならこの一枚 還元率0.5%~1.0%
普段利用でJALマイルがたまる、学生におすすめカード 還元率1.0%~2.0%
空でも陸でもマイルがたまる!JALとJR東日本が提携したJALマイルをためるのに最適な一枚! 還元率0.5%~1.5%
一般カードより大幅アップした搭乗ボーナスと充実した付帯保険が付いた、JALマイルを貯めるのに最適なカード 還元率0.5%~1.0%
一般カードよりポイント還元率が大幅アップし、充実したサービスの付いたJALマイルを貯めるのに最適なステータスカード 還元率1.0%~2.0%
家族会員・家族プログラムについて補足
申込資格の通り、18未満の子供は「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の家族会員にはなれません。
しかし、18未満の子供がJMB会員(JALマイレージクラブ会員)であれば、家族会員に加えることができます。
同様に、学生向けのクレジットカードである「JAL naviカード」を持っている家族がいる場合でも、家族会員に加えることができます。
つまり「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の家族会員は必ずしも「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の会員である必要はありません。
審査難易度は高くはない
再掲となりますが、本会員の申込資格は「18歳以上(高校生を除く)の日本に生活基盤のある方で、日本国内でのお支払いが可能な方」と記載があり、収入・借入の状況の条件は明記はされていません。
クレジットカードの審査なので当然ではありますが、あまりに借入が多かったり収入が全くない状態だったりすると審査が通らない可能性はあります。
しかし、「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の利用限度額は最低10万円からとなっていますので、アルバイトであってもある程度の収入があれば審査は通過出来るものと思われます。
申込から手元にカードが届くまで約3週間と公式サイトに記載がありましたが、口コミを見ると1ヶ月かかったという声もありましたので、余裕をみて1ヶ月程度は掛かる想定でお申し込みされることをオススメします。
マイル・ポイント情報(JAL普通カード共通)
フライトで貯まる3つのボーナスマイル
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」はJALカード会員だけが貰える3つのボーナスマイルがあります。
- 入会後初回のフライトで1,000マイルプレゼント
- 毎年初回のフライトで1,000マイルプレゼント
- フライト毎にフライトマイルの10%をプレゼント
「フライトマイル=区間マイル×利用運賃のマイル積算率」となります。区間マイルとは、出発地から目的地までの距離を元に決められたマイルです。利用運賃のマイル積算率とは、フライト区間で異なる運賃によって変動する倍率です。
例えば、東京↔大阪は区間マイルが280となっており、この区間を普通運賃で利用する場合は100%の倍率、つまり280マイルもらえます。チケットを早めに買うと安くなる運賃のものがありますよね。JALで言うところの先得割引などの運賃で利用する場合は倍率が下がり、例えば50%の倍率となると貰えるマイルは140マイルとなります。
国際線の場合は、エコノミークラスなのかビジネスクラスなのか等によって利用運賃のマイル積算率が変わってきます。
入会後にフライトを1回利用するだけで最低でも2,000マイル貰えることが約束されていて、さらにフライトするたびに通常よりも10%多くマイルを貰うことができます。
これが出来るのはJALカードだけです。はっきり言ってこのサービスだけでも、JALを頻繁に利用する人ならば十分にメリットがあります。
JALカードおすすめ
通常のJALマイルに加え、東急グループのTOKYUポイントも貯まり、還元率最大10%! 還元率0.5%~10%
ショッピングやフライトでお得にJALマイルを貯めたい方にオススメ! 還元率通常会員:0.5%、(JALカードショッピングマイル・プレミアム加入した場合1%)
JAL アメリカン・エキスプレスカード CLUB-Aゴールド
付帯保険と旅行特典が充実!最上級に旅行マイルが貯まるカード 還元率1.0%~2.0%
世界の空港ラウンジが無料で利用できるJALカードの最高位ステイタスカード 還元率1.0%~2.0%
普段のお買い物・公共料金の支払いでマイルが貯まる
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」をクレジットカードとして利用するだけで「200円=1ショッピングマイル」貯める事が出来ます。
ショッピングマイルは「JALショッピング」というオンライン通販サイトで1ポイント1円として使えるだけでなく、手数料なしで「1ショッピングマイル=1マイル」に変換することができます。
水道・電気などの公共料金を現金払いや口座振替でお支払いしている方もいるかと思いますが、クレジットカードで支払うこともできます。
公共料金の支払いを「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」で支払うと「200円=1マイル」貯めることができます。
日々の暮らしにほぼ絶対必要な費用がマイルに換算されると思うだけでとってもお得ですよね。
それだけではありません。
特約店ならマイルがなんと2倍「200円=2ショッピングマイル」貯めることができます。
Apple Payでの支払いもショッピングマイルの対象
Apple Payとはスマホやスマートウォッチ用のアプリです。
Apple Payには様々なカード類を登録することができ、カードの実物の代わりにスマホやスマートウォッチを専用支払い端末にかざすことで支払いを行えます。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」を登録して、Apple Payを利用して支払いを行った場合も、「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」を使った時と同じようにショッピングマイルが「200円=1ショッピングマイル」として貯まります。
Apple Payは全国のQUICPay(クイックペイ)のマークがあるお店で使用することができます。
JALカードおすすめ
通常のJALマイルに加え、東急グループのTOKYUポイントも貯まり、還元率最大10%! 還元率0.5%~10%
ショッピングやフライトでお得にJALマイルを貯めたい方にオススメ! 還元率通常会員:0.5%、(JALカードショッピングマイル・プレミアム加入した場合1%)
JAL アメリカン・エキスプレスカード CLUB-Aゴールド
付帯保険と旅行特典が充実!最上級に旅行マイルが貯まるカード 還元率1.0%~2.0%
世界の空港ラウンジが無料で利用できるJALカードの最高位ステイタスカード 還元率1.0%~2.0%
JMB WAONカードへのクレジットチャージでマイルが貯まる
白い犬がイメージキャラクターの電子マネーWAONにはJALと提携した「JMB WAON」カードがあります。
最近では、WAONを含む電子マネーは多くのお店で利用できるようになってきました。
「JMB WAON」で支払いを行うと「200円=1マイル」貯める事ができます。
さらに2019年3月31日までのキャンペーンですが、「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」から「JMB WAON」へチャージを行うと「200円チャージ=1マイル」貯まります。
ETCカードでショッピングマイルが貯まる
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の利用者はETCカードの利用申し込みを行うことができます。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」を新規に申し込む方は申込時に、既に「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」を利用している方でも追加で申し込むことができます。
いずれの場合も1枚につき1,080円(税込)の発行手数料がかかります。
年会費は無料です。
ETCで利用した料金は「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の利用分と合わせて請求され、ショッピングマイル(200円=1ショッピングマイル)も貯まります。
マイル・ポイント情報(「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」限定)
TOKYU POINT加盟店でお買い物するとマイルが爆速で貯まる
東急百貨店・東急ストア・東急ハンズなどでの支払いに「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」を利用すると、ショッピングマイルに加えて、TOKYU PONITが貯まります。
TOKYU POINTとマイルは相互に変換することができ、「2,000 TOKYU POINT⇒1,000マイル」「10,000マイル⇒10,000 TOKYU POINT(10,000円相当)」に変換できます。
たくさん旅行して貯めたマイルをお買い物に使うこともできれば、反対に、日々必要なお買い物で貯めたポイントをマイルという形で旅行の足しにできるわけですね。
その時々の予定や状況に応じてポイント・マイルを余すことなく有効活用することができます。
TOKYU POINTのポイント還元率はお店や購入金額によって異なります。
PASMOのオートチャージでTOKYU POINTが貯まる
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」からPASMOへオートチャージを行うことで「200円=1 TOKYU POINT」が貯まります。
東急線ユーザーの中にはご存知の方も多いと思いますが、東急線の電車かバスに乗って駅や百貨店に設置してある専用端末にPASMOをかざすと1日1回に限り10 TOKYU POINTを貯めることができます。
PASMOのカードを「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」とは別に持つ必要はありますが、オートチャージの機能を利用すると、チャージの手間も省けますし、残額が足りなくて改札機を鳴らす心配も減りますのでとてもオススメです。
カード比較(JAL普通カード同士)
JAL普通カードを比較してみる
JAL普通カードには「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」以外にも提携先が異なるクレジットカードがあります。
「JAL アメリカン・エキスプレス®・カード」は年会費が高く、付帯保険などのサービス面が手厚いところが他のJAL普通カードと異なり特徴的です。
その他のJAL普通カードは決済ブランド・提携先のポイントサービス・オートチャージの対応カードが主な違いとなっており、年会費や付帯保険などの基本的なサービスに違いはありません。
比較しやすいようにポイント名など一部略称を使用していますが、以下のような違いがあります。
カード名 | 年会費 | Suica | PASMO | JMB WAON |
ポイント | ラウンジ |
---|---|---|---|---|---|---|
JALカード TOKYU POINT ClubQ Visaカード/Mastercard |
2,160円 | 〇 | 〇 | TOKYU POINT | ||
JAL・Mastercard | 2,160円 | 〇 | ||||
JAL・Visaカード | 2,160円 | 〇 | ||||
JAL・JCBカード /ディズニーデザイン |
2,160円 | 〇 | ||||
JALカードSuica | 2,160円 | 〇 | JRE POINT | |||
JALカード OPクレジット |
2,160円 | 〇 | 小田急ポイント | |||
JAL アメリカン・ エキスプレス®・ カード |
6,480円 | 〇 |
JALカードおすすめ
普段の買い物からJALマイルを貯めるならこの一枚 還元率0.5%~1.0%
普段利用でJALマイルがたまる、学生におすすめカード 還元率1.0%~2.0%
空でも陸でもマイルがたまる!JALとJR東日本が提携したJALマイルをためるのに最適な一枚! 還元率0.5%~1.5%
一般カードより大幅アップした搭乗ボーナスと充実した付帯保険が付いた、JALマイルを貯めるのに最適なカード 還元率0.5%~1.0%
一般カードよりポイント還元率が大幅アップし、充実したサービスの付いたJALマイルを貯めるのに最適なステータスカード 還元率1.0%~2.0%
カード名 | 死亡・ 後遺症 |
傷害 治療 |
賠償 責任 |
携行品 損害 |
救援 費用 |
---|---|---|---|---|---|
JALカード TOKYU POINT ClubQ Visaカード/Mastercard |
〇 | 〇 | |||
JAL・Mastercard | 〇 | 〇 | |||
JAL・Visaカード | 〇 | 〇 | |||
JAL・JCBカード /ディズニーデザイン |
〇 | 〇 | |||
JALカードSuica | 〇 | 〇 | |||
JALカード OPクレジット |
〇 | 〇 | |||
JAL アメリカン・ エキスプレス®・ カード |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
JAL普通カード比較まとめ
JAL普通カードの比較でポイントとなるのは提携先のポイントシステムの好みの部分と言えます。
JRE POINTやSuica一体型のカードが欲しい方は「JAカードSuica」が選択肢として良いですし、小田急グループ店を頻繁に利用するのであれば「JALカードOPクレジット」が有効に使えるでしょう。
空港ラウンジの利用には憧れますが、残念ながら「JAL アメリカン・エキスプレス®・カード」以外のJAL普通カードではラウンジを利用する権利はありません。
カード比較(類似カード同士)
サービス内容が似たカードを比較してみる
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」と似たカードとして「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」があります。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」はANAが東急グループと提携して発行するクレジットカードです。
「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」は東急グループが主体となってJALと提携して発行するクレジットカードです。
3つのカードとも提携先が被っているので似たサービスが展開されていますが、ポイント還元率や使い勝手などに微妙な違いがありますので、それらを踏まえてご紹介いたします。
ポイント・マイル還元率
3つのカードはマイル・TOKYU POINTを貯められるという点で共通しています。
クレジットカード利用時の還元率やマイル⇔ポイントの交換レートなどの違いを比べてみます。
JAL普通カード(TOP&ClubQ) | ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | |
---|---|---|---|
クレジット利用(マイルポイント) | 200円=1ポイント | 1,000円=1ポイント | – |
ポイント⇔マイル 交換レート |
1ポイント=1マイル | 1ポイント=5マイル /1ポイント=10マイル |
– |
ポイント⇒マイル 変換手数料 |
なし | なし/6,360円 | – |
TOKYU POINT ⇒マイル |
2,000ポイント ⇒1,000マイル |
1,000ポイント ⇒750マイル |
2,000ポイント ⇒1,000マイル(JAL) ⇒750マイル(ANA) |
マイル ⇒TOKYU POINT |
10,000マイル ⇒10,000ポイント |
10,000マイル ⇒10,000ポイント |
10,000マイル ⇒10,000ポイント |
年会費
年会費について比べてみます。
JAL普通カード(TOP&ClubQ)ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードTOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
本会員初年度 | 無料 | 無料 | 無料 |
本会員2年目以降 | 2,160円 | 2,160円 | – |
本会員割引 | なし | 811円 | なし |
家族会員初年度 | 無料 | 無料 | 無料 |
家族会員2年目 | 1,080円 | 1,080円 | 300円 |
家族会員割引 | なし | 513円 | なし |
類似カード比較まとめ
クレジットカードのマイルへの還元率はJALとANAは同じでした。
ところが、TOKYU POINTからマイルへの変換率ではANAの方が良さそうです。
また、ANAのカードはリボ払いのサービスである「マイ・ペイすリボ」を利用することによって年会費を大きく下げることができます。
一見するとANAのカードの方が良いと思うかもしれませんが、すべてが良いわけではありません。
例えば、「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」は上のランクであるゴールドカードがありますが、ANAのカードはゴールドカードがありません。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」はVisaとMastercardの2つのブランドから選べますが、ANAのカードはMastercardしかありません。
細かい選択肢や使い道を見ると、ANAのカードの方が年会費が安いから良いとは言い切れません。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」のサービス・付帯特典
JALビジネスきっぷで当日の予約・変更が可能・マイルも貯まる
「JALビジネスきっぷ」はJALカード会員限定で利用できるフライトの運賃です。
運賃の支払いはJALカードでなければならい、有効期間(91日以内)に同一路線を2回利用しないといけないという制限はあります。
この制限も良く考えるとあまり大きな制約ではなく、JALを利用するならJALカードがお得に使えますし、同一路線の2回利用についても往復すれば条件を満たすことができます。
そのうえ、普通運賃よりも安いだけでなくマイルの積算率も普通運賃と同じ100%です。
ビジネスマンの急な出張や移動のことを考えているサービスではありますが、ビジネスマンだけでなく帰省や旅行でも有効につかえるサービスです。
JALパッケージツアーが最大5%割引
JALが用意するパッケージツアーを利用する場合は、JALカード会員だけでなく会員ではない同行者も含めて国内なら5%割引、海外なら3%~5%割引が適用されます。
JALグループの総合旅行サイト「JAL eトラベルプラザ」で【JALパック】というロゴマークが付いてる商品です。
どのようなツアーがあるかは「JAL公式サイト JALカード会員限定パッケージツアー割引」からご確認ください。
空港店舗・免税店・機内販売で5%~10%割引
空港にある下記店舗でのお買い物はJALカードの提示だけで割引価格で購入することができます。
「BLUE SKY」は特約店にもなっているので、割引が受けられるだけでなくショッピングマイルが2倍「100円=1ショッピングマイル」貯まります。
日本国内空港店舗 | BLU SKY | 5%割引 |
那覇空港/石垣空港内店舗 | コーラルウェイ | 10%割引 |
関西国際空港第一ターミナルビル | アプローズ | 5%割引 |
関西国際空港第1ターミナルビル 4階北側 |
YOUR WRAP | 50円引き |
機内販売・JAL SHOP機内販売オンラインストアでのお買い物はJALカードを利用すると10%割引となります。
さらに特約店なのでショッピングマイルが2倍「100円=1ショッピングマイル」貯まります。
もうひとつ、国際線に限りますが国際線機内販売でお買い物すると、特約店扱いの2倍のショッピングマイルだけでなく、国際線機内販売マイルとして「100円=1マイル」が貯まります。
ホテルを利用するならホテルニッコー&JALシティーがお得
全国にある「ニッコー・ホテルズ・インターナショナルホテル」「ホテルJALシティ」では宿泊プランに応じて200~1,000マイルを貯める事が出来ます。
予約の際は「J-SMART(マイル数)」という表記を確認してください。その数値がそのまま貯まるマイルとなります。
重要なポイントはフロントに「マイルを積算したい」という事を忘れずに伝えることです。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」であれば、ホテルJALシティに限りレイトチェックアウトにも対応してくれます。
たくさん遊んだ次の日でも、ちょっとだけゆっくり寝ていられるのはありがたいですよね。
レンタカーの利用時もJALカード提示でマイルが貯まる
- トヨタレンタカー(特約店)
- 日産レンタカー(特約店)
- タイムズカーレンタル(特約店)
- オリックスレンタカー(特約店)
- ニッポンレンタカーサービス
これらのレンタカーを利用時にJALカードを提示して「マイル積算して欲しい」と伝えると、レンタカーの利用料金「100円=1マイル」、JALカード支払い分「200円=1ショッピングマイル」貯まります。
特約店の場合はJALカード支払い分「200円=2ショッピングマイル」と、さらにお得です。
旅行先で車があると便利ですが、レンタカーの料金って結果的に思ったより高くなりがちですよね。
旅先を気楽に移動できて、これだけマイルも貯まるならレンタカーも借りてみようかな、という気持ちになりますね。
JALカードおすすめ
通常のJALマイルに加え、東急グループのTOKYUポイントも貯まり、還元率最大10%! 還元率0.5%~10%
ショッピングやフライトでお得にJALマイルを貯めたい方にオススメ! 還元率通常会員:0.5%、(JALカードショッピングマイル・プレミアム加入した場合1%)
JAL アメリカン・エキスプレスカード CLUB-Aゴールド
付帯保険と旅行特典が充実!最上級に旅行マイルが貯まるカード 還元率1.0%~2.0%
世界の空港ラウンジが無料で利用できるJALカードの最高位ステイタスカード 還元率1.0%~2.0%
空港近くのパーキングを利用してマイルが貯まる
空港までの車で迎えに行く、早朝・夜遅くの便を利用するの車が欲しいという人は空港近くのパーキングを利用することもあると思います。
以下の空港近くのパーキングでJALカードを提示すると、パーキング利用料金「100円=3マイル」に加えて、クレジット支払い分「200円=2マイル(いずれも特約店の為)」を貯めることが出来ます。
成田空港:サンパーキング成田店、サンレッドガレージ
羽田空港:サンパーキング羽田浮島店
福岡空港:福岡空港サイドパーキング
もっとJALカードを使いこなす
ショッピングマイル・プレミアムならマイル還元率が2倍
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」のカード年会費2,160円(税込)に年間3,240円(税込)をプラスすると、ショッピングマイル・プレミアム会員になることができます。
ショッピングマイル・プレミアム会員となった場合、クレジットカードを利用した際のマイル還元が「200円=1マイル」だったのが「100円=1マイル」と還元率が2倍にアップします。
これは特約店でお買い物した時にも適用されるので、特約店の場合は「100円=2マイル」貯まることになります。
仮に「1マイル=1円」の価値と考えても、毎月の公共料金支払い等も含めて年間で324,000円のクレジットカード支払いを行えば元が取れる計算になります。
また本会員がショッピングマイル・プレミアム会員となっていれば家族会員も自動的に対象となるので、家族全員が追加の年会費を払う必要はありません。
マイルをもっと貯めたいという人にはとてもオススメです。
ツアープレミアムならマイル積算率が100%になる
フライトマイルは「フライトマイル=区間マイル×利用運賃のマイル積算率」という計算となり、マイル積算率は先特割引だと100%よりも小さくなるとご説明いたしました。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」のカード年会費2,160円(税込)に年間2,160円(税込)をプラスしてツアープレミアムに入会すると、先特割引でもマイル積算率が100%となり、区間マイルを丸々貰うことができます。
先毒割引以外にも、国内線であればスーパー先得・ウルトラ先得・乗継割引28・ダイナミックパッケージ・パッケージツアーに適用される個人包括旅行割引運賃はすべてマイル積算率が100%になります。
国際線についても一部のビジネスクラスとエコノミクークラスのマイル積算率が100%になります。
特にパッケージツアーのマイル積算率は通常だと50%なので、旅行が好きだけど旅行の予定はツアーにお任せしたいという人にとってはとてもお得なサービスです。
JALカード会員専用国内線予約で即予約
出張の多いビジネスマンとっては急な出張などで飛行機が必要になる場面があると思います。
自宅やオフィスでゆっくりパソコンやスマホを操作する時間がある時はよいですが、外出先で急いで予約を取らないといけない時はスマホの操作も面倒だし、焦って間違った予約も避けたいですよね。
そんな方の為にJALカード会員専用の予約デスクが用意されています。
「JAL公式サイト JALカード会員専用国内線予約」にてご確認ください。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」の付帯保険
JALカード付帯保険は自動適用・航空会社問わず
JALカードの付帯保険は、入会した時点で自動的に申込が行われますので、旅行ごとの手続きは不要です。
保険を受ける為に特別な制約はなく、JAL以外の航空会社を利用しても、100回旅行しても、JALカードでチケットを買わなくても保険は有効です。
大きく分けて、海外で発生した事故等に対応する「海外旅行保険」と国内旅行で発生した事故等に対応する「国内旅行傷害保険」があります。
海外旅行保険はあまり充実していない
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」に付帯する海外旅行保険が担保する内容は「傷害死亡」「傷害後後遺症」「救援者費用」です。
これは非常に限定的な担保内容です。
旅行先で一番ありそうな事故といえば、転んで怪我をして持ち物を壊してしまった、ということをイメージしますが、この事故に対しては保険は適用されません。
簡単に言うと、怪我によって死亡してしまった時、怪我により後遺症が残った時、遭難して救助が必要になった時にこれらの保険は適用されます。
ちなみに保証金額は以下の通りです。
傷害死亡 | 1000万円 |
---|---|
傷害後後遺症 | 30万~1,000万円 (保険金額の3%~100%) |
救援者費用 | 100万円 |
国内旅行傷害保険もあまり充実していない
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」に付帯する国内旅行傷害保険が担保する内容は「傷害死亡」「傷害後後遺症」です。
これらの保険の内容は海外旅行保険と同じです。
保証金額については以下の通りです。
傷害死亡 | 1000万円 |
---|---|
傷害後後遺症 | 30万~1,000万円 (保険金額の3%~100%) |
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」のメリット
なんといっても、フライト・ショッピングなどあらゆるシーンでJALマイルを貯められることが最大のメリットです。
また、WAONとPASMOの両方へのオートチャージに対応してる唯一のJALカードであるため、電子マネーとも相性が良いと言えます。
そして、TOKYU POINTとマイルの交換可能という特徴が、東急グループのお店でお買い物をする人に対して、マイル・ポイント両方の使い道の選択肢を与えてくれることがメリットと言えます。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」のデメリット
JALのマイルを貯める事に特化したカードであるため、JALがカバーしていない路線(JALではいけない場所)を頻繁に利用する方にとっては、マイルが貯まりにくいことがデメリットになります。
また、付帯保険の内容が充実していないので、安心に旅行したい場合は別途保険加入を検討する必要が出てくることもデメリットと言えるでしょう。
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」ユーザーの口コミまとめ
「価格.com」にて調べてた所、以下のような意見が見られました。
悪い口コミ
良い口コミ
口コミまとめ
ポイントを有効活用できる点は高く評価されているようです。
一方で、カードの枚数が増える、自動更新の部分の意識が必要など、カード利用者の管理能力が必要とされる側面があると読み取れました。
まとめ
「JAL普通カード(TOP&ClubQ)」について理解を深められましたでしょうか。
世の中に色んなカードがあって迷いますよね。
自分が良く利用する店舗・サービスを軸にして、一番年会費の安いカードから始めてみてはいかがでしょうか。
旅行が好き
飛行機を使うならJAL
東急線をよく使う
東急グループのお店も良く使う
特約店(イオン・ファミリーマート等)も良く使う
というお考えをお持ちの方にはピッタリなカードです。
マイルをガンガン貯めていけますよ。
JALカードおすすめ
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以上、JAL普通カード(TOP&ClubQ)の特徴・メリット・デメリットまとめ…という話題でした