・ペルソナSTACIAカードの概要
・ペルソナSTACIAカードで貯まるポイント
・Sポイント・ショップdeポイントを交換して得する一例
家電量販店や百貨店系のクレジットカードは、当該店舗での利用で爆発的にポイントが貯まります。阪急阪神グループが発行する「ペルソナSTACIAカード」も、阪急百貨店・阪神百貨店をはじめとして阪急阪神グループの商業施設などで多くのポイントが貯まります。
ペルソナSTACIAカードがすごいのは、阪急阪神グループ以外の関西エリアの商業施設でも通常より多くのポイントをゲットできる点です。
今回は、ペルソナSTACIAカードで貯まるポイントや効率的なポイントの貯め方、そしてお得なポイントの使い道などを中心に紹介していきます。
目次
ペルソナSTACIAカードで貯まるポイントはSポイント/ショップdeポイント
貯まるポイントは2種類
3種類全てのカードでクレジット払いをすると、阪急阪神グループのポイントプログラムである「Sポイント」が貯まります。
ペルソナSTACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)が200円利用ごとに1ポイントが貯まり、1ポイント=1円相当とするとポイント還元率は0.5%なのに対して、ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードは100円利用ごとに1ポイントが貯まるので、ポイント還元率は1%です。
阪急百貨店・阪神百貨店での利用に関しては、ペルソナSTACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)が5%~10%分のポイントが貯まるのに対して、ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードは最初から合計11%分のポイントが貯まります。
阪急阪神グループの優待施設に関しては、ペルソナSTACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)が1%~8%分のポイントが貯まるのに対して、ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードで貯まるポイントは1.5%~8.5%分です。
阪急阪神グループのポイント優待サイト「STACIA SHOPPING SITE」を経由すれば、阪急阪神グループ以外のインターネットショッピングサイト利用でもSポイントが貯まります。
貯まったSポイントは、提携ポイントへの移行のほか、ポイント払いや阪急阪神グループのクーポンなどに交換可能です。
ペルソナSTACIA PiTaPaカードについては、PiTaPaショッピング加盟店で交通系ICカード「PiTaPa」を利用すると、「ショップdeポイント」が貯まります。貯まったショップdeポイントは、PiTaPa後払いエリアでの交通利用代金から差し引くことが可能です。
このように、3種類あるペルソナSTACIAカードは阪急阪神グループでの利用でザクザクポイントが貯まり、貯まったポイントの使い勝手もなかなか良いので、阪急阪神グループを利用する方は持っておいて損をしません。
Sポイントの特徴と交換先
ポイントの価値 | 1ポイント1円 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%(ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードは1%) |
付与レート | 200円=1ポイント(ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードは200円=2ポイント) |
交換レート | 1,000ポイント→250マイル(ANAマイルに交換の場合) |
ポイントの有効期限 | 27か月 |
ポイントモール名 | STACIA SHOPPING SITE |
ポイント特約店 | ・阪急百貨店
・阪神百貨店 ・セブンイレブン(関西2府4県) ・いなげや ・関西スーパー など |
年間利用ボーナス | ー |
ステージ制度 | ー |
Sポイントを貯める基本
ペルソナSTACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)を200円利用するごとに、阪急阪神グループのポイントプログラムである「Sポイント」が1ポイント貯まり、1ポイント=1円相当の価値があるためポイント還元率は0.5%です。
ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードは、200円利用するごとにSポイントが1ポイント貯まりますので、ポイント還元率は1%となります。
Sポイントは1会計ごとに付与される仕組みとなっており、月間のカード利用の合計金額に対してSポイントが付与されるわけではありません。
ペルソナSTACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)では、以下の支払いはポイント付与の対象にはなりません。
・PiTaPa利用代金
・クレジットカード年会費
・各種ギフト券の購入
・一部保険料
・海外キャッシング利用分
・キャッシングリボ利用分
・リボ・分割払い手数料
・所定の加盟店(電子マネーなどへのチャージを含む)
ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードの場合、ペルソナSTACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)で対象外となっている項目だけでなく、ユニセフやNHK受信料の支払いはSポイント進呈の対象外です。
また、主に以下の支払いは200円→1ポイントとポイント還元率が半減しますので、注意しましょう。
・地域電力会社(関西電力・東京電力など)
・地域ガス会社(大阪ガス・東京ガスなど)
・水道料金(大阪市水道局・東京都水道局など)
・国民年金保険料
・国税
・大阪府自動車税
・ふるさと納税
阪急百貨店・阪神百貨店で最高11%の還元が受けられる
阪急百貨店・阪神百貨店で、ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードを利用すると、カード利用で貯まる1%とは別に、無条件で利用金額の10%分のSポイントも付与され、合計11%のポイントが付与されます。
阪急百貨店・阪神百貨店(インターネットショッピングを含む)でペルソナSTACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)を利用する場合、基本的なポイント還元率は5%(クレジット利用分も含む)です。
しかし、毎月15日までにお買い上げ積算金額が30万円に到達すると、その翌月からポイント還元率が7%に、お買い上げ積算金額が50万円に到達すると、その翌月からポイント還元率が10%にアップします。
ただし、阪急百貨店・阪神百貨店での買物でも、以下のような品物・サービスについてはポイント付与の対象外です。
・早割期間中の対象ギフト商品
・福袋
・たばこ
・本
・送料
・クリーニング代
・セミナーなどの受講料
・ルイヴィトン・ブルガリ(阪急うめだ本店・阪急メンズ大阪)
など
いずれのカードを利用しても、食品やレストランなどはポイント還元率が最大でも1%となります。
その他のポイント特約店でもポイントアップ!
阪急百貨店・阪神百貨店を頻繁に利用しない方でも、ポイント特約店を利用すれば通常より多くのSポイントをゲットできます。
・阪急オアシス:200円→1ポイント
・イズミヤ(一部対象外あり):200円→1ポイント
・カナート(一部対象外あり):200円→1ポイント
・関西スーパー:200円→1ポイント
・セブンイレブン(関西2府4県):200円→1ポイント
・阪急三番街:200円→5ポイント
・NU chayamachi:200円→5ポイント
・ディアモール大阪:200円→3ポイント
・グランフロント大阪ショップ&レストラン:200円→7ポイント
・新大阪阪急ビル:100円→1ポイント
・梅田阪急ビルオフィスタワー:100円→1ポイント
・ブックファースト(一部店舗)200円→2~5ポイント
・阪急電鉄・阪神電車・阪急バス・阪神バスなどでPiTaPa乗車:0.5%相当
ショッピング関連のポイント特約店が多いですが、注目は公共交通機関の乗車でもSポイントが貯まる点です。
阪急電鉄・阪神電車・阪急バス・阪神バスなどでPiTaPa乗車をすると、0.5%相当のSポイントが貯まります。
IC定期券購入では、1%相当のSポイントが貯まる計算となっていますので、利用しない手はありません。
インターネットショッピングは「STACIA SHOPPING SITE」経由がお得!
買物は街ナカよりもインターネットショッピングが多い人も、Sポイントを貯めるチャンスは豊富です。
阪急阪神グループのポイント優待サイト「STACIA SHOPPING SITE」を経由していつものインターネットショッピングを行なうだけで、最大10%のSポイントが貯まります。
・コメリドットコム:3%
・アイリスプラザ:3%
・東急ハンズネットストア:2%
・ネットプライス:1%
・ビックカメラ.com:1%
・DELL:1%
・おいしっくす:1%
・ドミノピザ:4%
・爽快ドラッグ:3%
・ショップジャパン:5%
・クロックス公式オンラインショップ:3%
・POREVER 21 Japan:1%
・HABA ONLINE:5%
・ロクシタンオンラインショップ:5%
・ムビチケ:1%
・ロハコ:2%
ペルソナSTACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)は、STACIA SHOPPING SITEで記載されている付与Sポイントがそのまま付与されますが、ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードは多少事情が異なります。
ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードのポイント還元率は1%ですが、STACIA SHOPPING SITEで記載されている付与Sポイントは、ポイント還元率1%のうち0.5%を含むものです。
例えばクロックス公式オンラインショップ(3%)でのお買物にペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードで支払うと、
・STACIA SHOPPING SITEに含まれているペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードのポイント付与:0.5%
・STACIA SHOPPING SITEに含まれていないペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードのポイント付与:0.5%
・STACIA SHOPPING SITE独自のポイント付与:2.5%
という内訳になり、合計で3.5%分のSポイントが付与されます。
Sポイントを交換する
貯まったSポイントには、以下のような使い道があります。
・景品に交換
・阪急阪神クーポンに交換
・ポイント払いサービス
・提携ポイントに交換
景品に交換
・ザ・リッツ・カールトン大阪 クッキーセット:3,000ポイント
・第一ホテル東京ランチバイキング:3,000ポイント
・ホテル阪神 天然温泉ペアご入浴券:3,000ポイント
・アンリ・シャルパンティエ 詰合せ:3,900ポイント
・アサヒスーパードライ:3,900ポイント
・レム鹿児島【平日限定】シングルルーム:4,000ポイント
・阪神名物いか焼きセット:4,300ポイント
・ホテルロイヤルヒル福知山&スパ 温泉券:5,000ポイント
・阪急タクシー乗車券プレミアム6,800円:6,800ポイント
・黒毛和牛ステーキ用牛肉:1万800ポイント
・とらふぐてっちりセット:1万800ポイント
・ザ・リッツ・カールトン大阪 ペアディナー券:3万ポイント
・ホテル阪急インターナショナル LSスイート:10万ポイント
グルメはもちろんのこと、素敵なホテル滞在なども景品として含まれており、どれにしようか迷ってしまうほどです。
阪急阪神クーポンに交換
Sポイント1,000ポイントを、阪急阪神の施設で利用可能な1,000円分の「阪急阪神クーポン」に交換可能です。
阪急阪神クーポンに交換するには、阪急阪神の施設に設置されている阪急阪神クーポン発券機で手続きをするだけで、その場でクーポンを発券してくれます。
Sポイントの会員サイトからも申込可能ですが、3週間程度かかりますので発券機を使った方がスピーディーです。
ポイント払いサービス
近くに阪急阪神クーポンの発券機はないが3週間も待ちたくない方は、Sポイントで直接支払いができる「ポイント払いサービス」を利用するのもいいでしょう。
利用可能な施設であればどこでも1ポイント=1円の交換レートですが、利用施設によって以下のように交換単位が異なります。
・阪急百貨店・阪神百貨店・阪急オアシス・イズミヤなど:1ポイント=1円
・阪急阪神グループの施設(グランフロント大阪ショップ&レストランなど)など:1ポイント=1円
・セブンイレブン(近畿2府4県):1ポイント=1円
・阪急駅ナカ・駅チカショップ:1ポイント=1円
・アワーズイン阪急:500ポイント=500円
・阪急阪神第一ホテルグループ:1ポイント=1円
・阪急タクシー:10ポイント=10円
・阪急バス・阪神バス:10ポイント=10円
利用可能施設も多いですし、1ポイント・10ポイント単位で使える施設が多いので、端数のポイントも無駄になりません。
他のポイント・マイルに交換
はぴeポイント |
エールポイント |
ANAマイレージクラブ |
交換可能なポイントプログラムと交換レートは、以下の通りです。
・はぴeポイント:1,000Sポイント→1,000はぴeポイント
・エールポイント:1,000Sポイント→1,000エールポイント
・ANAのマイル:1,000ポイント→250マイル
ショップdeポイントの特徴と交換先
ポイントの価値 | 10ポイント1円 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.1% |
付与レート | 100円→1ポイント |
交換レート | 500ポイント→50円(交通利用代金に充当の場合) |
ポイントの有効期限 | 2年後の3月末まで |
ポイントモール名 | ー |
ポイント特約店 | ・ファミリーマート(近畿2府4県)
・アズナス ・近鉄百貨店 ・グランフロント大阪ショップ&レストラン ・阪急百貨店・阪神百貨店 など |
年間利用ボーナス | ー |
ステージ制度 | ー |
PiTaPaショッピング加盟店でPiTaPaを利用すると「ショップdeポイント」が貯まる
ペルソナSTACIA PiTaPaカードには交通系ICカード「PiTaPa」が搭載されていますが、PiTaPaが利用可能なのは交通機関にとどまりません。
関西を中心に店舗が増えている「PiTaPaショッピング加盟店」でPiTaPaを利用してお買い物をすると、100円利用につき「ショップdeポイント」が1ポイント(1倍)付与されます。
加盟店によっては、5倍・10倍・20倍のポイント付与率を設定している場合もあるので、要チェックです。
・ファミリーマート(近畿2府4県)
・アズナス
・近鉄百貨店
・グランフロント大阪ショップ&レストラン
・阪急百貨店・阪神百貨店
・関西国際空港
・イズミヤ
・成城石井(関西地区店舗)
・ココカラファイン(関西地区店舗)
・ジョーシン
・洋服の青山
・阪神甲子園球場
・海遊館
阪急阪神グループにとどまらず、コンビニやスーパー、空港などでもショップdeポイントが貯められるので、ポイントの取りこぼしが少ないです。
貯まったショップdeポイントの交換先
貯まったショップdeポイントは、500ポイント単位でPiTaPa後払いエリアでの交通利用代金から50円を差し引きます。
また、ショップdeポイント500ポイントを、ANA・JALのマイル20ポイントに移行可能です。
Sポイント・ショップdeポイントを交換して得する一例
Sポイントからポイント払いサービスへ交換するとこんなにお得!
貯まったSポイントは、1ポイント=1円の等価レートで「ポイント払いサービス」に利用できます。
阪急阪神クーポンとは異なり、クーポン発券機に行かなくても対象店舗に行けば、その場で貯まったSポイントを支払いに使えるので、利便性が高いです。
近畿2府4県のセブンイレブンで、貯まったSポイントをポイント払いサービスに利用できるだけでなく、1ポイント単位で利用できるので半端なSポイントの消費には申し分ありません。
阪急百貨店・阪神百貨店・阪急オアシス・イズミヤ・カナートなどの店舗でも、1ポイントからポイント払いができます。
阪急百貨店・阪神百貨店は阪急阪神クーポンを使ってもよいのですが、イズミヤやカナートではポイント払いサービスを使った方が利便性は高いでしょう。
イズミヤやカナートはセブンイレブンより商品の価格が安いので、ポイント払いサービスで少しでも節約を考えている人にとっては、より節約効果が見込めます。
SポイントからANAマイルへ交換するとこんなにお得!
貯まったSポイントは、1,000ポイント→250マイルのレートでANAマイレージクラブのマイルに移行でき、移行単位は1,000ポイント以上1,000ポイント単位です。
SポイントとANAマイルの交換レートが4:1なので、一見するとANAマイルへの移行はさほど得でないように思えてしまいますが、そんなことはありません。
阪急百貨店で20万円のお買物をして支払いをペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードで行うと、カード利用で貯まる1%分のポイント(2,000ポイント)に加えて、10%のボーナスポイント(2万ポイント)がもらえるので、合計2万2,000ポイントとなります。
1万1,000ポイントはANAのマイル5,500マイルに移行できますが、これでローシーズンのANA国内線特典航空券で伊丹→宮崎間のフライトに必要なマイル(5,000マイル)を賄えます。
ローシーズンである2019年1月26日に、ANAの伊丹→宮崎間のフライトの航空券を購入しようとすると、最低でも1万3,760円かかります。
しかもその便は7時10分発であまり使い勝手がよくないため、使い勝手の良い10時発のフライトの航空券を購入しようとすると、1万6,360円です。
さらに、チケットの種類が「スーパーバリュー」というタイプなのですが、このタイプのチケットは予約して2日以内に購入しなければならず、キャンセルの際には30%~60%の手数料がかかるため、あまり利便性は高くありません。
特典航空券ならばどちらのフライトを予約しようが必要マイル数は変わりありませんし、特典のキャンセルをしても手数料がかかりませんので、20万円の買物で1万6,360円のチケットを貰える計算となり、かなりお得になります。
ショップdeポイントからJALマイル・ANAマイルへ交換するとこんなにお得!
PiTaPaショップ加盟店でPiTaPa払いをして貯まる「ショップdeポイント」は、ANAマイルだけでなくJALマイルにも移行可能です。
いずれのマイルへ移行する際も、500ポイント→20マイルというレートで、レート自体は決して有利とはいえません。
ただし、別のカードでJALやANAのマイルを貯めていて、サブカードとしてペルソナSTACIAカードを使う分には十分な戦力になります。
特にペルソナSTACIA PiTaPaカードは、1枚でSポイントだけでなくショップdeポイントを貯める事もできて、貯まった2つのポイントをANAマイルに集約すれば大きな力となるのです。
阪急百貨店で20万円のお買物をして支払いをペルソナSTACIA PiTaPaカードで行うと、10%のボーナスポイント(2万ポイント)がもらえるので、合計2万ポイントとなります。
2万ポイントはANAのマイル5,000マイルに移行できますが、このマイル数ではローシーズンのANA国内線特典航空券で伊丹→宮崎間のフライトに必要なマイル(5,000マイル)には足りるものの、レギュラーシーズンのANA国内線特典航空券で伊丹→宮崎間のフライトに必要なマイル(6,000マイル)には1,000マイル足りません。
そこで、ペルソナSTACIA PiTaPaカードでも貯めることができる「ショップdeポイント」の出番です。
1,000マイルをショップdeポイントで賄うには、2万5,000ポイントのショップdeポイントが必要となります。
通常は100円→1ポイントの付与レートなので、250万円PiTaPaで購入しなければならなく、決して低いハードルではありません。
しかし、10倍・20倍のお店でPiTaPa払いすればそのハードルはぐっと低くなりますし、塵も積もればポイントになります。
ANAだけでなくJALマイルにも移行できますので、航空会社の就航地や残り座席数、航空券の価格などを見て、希望のマイルに移行するといいでしょう。
ペルソナSTACIAカードの基本情報
・ペルソナSTACIA PiTaPaカード
・ペルソナSTACIAカード(iD)
・ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カード
の3種類がありますが、ペルソナSTACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)は搭載されている電子マネーがPiTaPaかiDかの違いだけで、それ以外の基本スペックにほとんど違いがありません。
ペルソナステイシアカードの年会費
ペルソナSTACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)の年会費は2,160円なのに対して、ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードの年会費は1万5,120円と、7倍近い年会費の差があります。
家族カードについても、ペルソナSTACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)の年会費が4名まで無料なのに対して、ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードは7,560円の年会費です。
ETCカードについては、STACIA PiTaPaカードとペルソナSTACIAカード(iD)の年会費が540円(年1回以上のETC利用で翌年度無料)なのに対して、ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードは年会費が無料なものの、新規発行手数料として918円/枚かかります。
鉄道や阪急・阪神百貨店などで優待
ペルソナSTACIA PiTaPaカードでは、交通機関の利用実績に応じて乗車運賃を割引する「利用回数割引運賃」「区間指定割引運賃」というサービスを実施しています。
「利用回数割引運賃」は、1か月間に同一運賃区間を11回以上利用すると、11回目以降は割引運賃が適用されるサービスで、阪急電鉄・阪神電車・能勢電鉄が対象です。
「区間指定割引運賃」は、頻繁に利用する区間を1区間事前登録しておくと、該当区間の1か月間の利用総額と1カ月定期運賃を比較して安い方の運賃を自動的に適用するサービスで、阪急電鉄・阪神電車で実施しています。
阪急電鉄・阪神電車・能勢電鉄以外の関西エリアの電車やバスでも、割引を実施しているところが多いです。
ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードは年会費が高額なだけあって、優待やサービスが以下のように非常に充実しています。
・阪急うめだ本店・阪神梅田本店で3時間手荷物預かりが無料
・阪急うめだ本店でキッズルームが1時間2,000円→600円に割引
・阪急うめだ本店・阪神梅田本店で開催の有料展覧会で優待
・阪急・阪神の一部店舗で館内WiFiが1年間1,000円→無料に
・阪急・阪神の一部店舗で電話注文が可能
・阪急メンズ東京での5,000円以上のカード払いで対象駐車場が2時間無料
・阪急メンズ大阪メンバーズラウンジを利用可能
・海外レンタル携帯を半額(250円→125円/日)で利用可能
・オリックスレンタカー・トヨタレンタカーなどを5%オフで利用可能
・オンライン旅行予約サイトを優待価格で利用可能
・国内外約1,100か所のゴルフ場予約を手数料無料で代行
特に、阪急百貨店や阪神百貨店での優待特典が目立ちます。
国際ブランドであるアメリカン・エキスプレスの各種優待特典も利用可能です。
アメックスにのみ各種保険が付帯
ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードでは、最高5,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)だけでなく、会員でない家族のトラブルも補償してくれる家族特約が最高1,000万円付帯、国内旅行傷害保険も最高5,000万円付帯(利用付帯)します。
国内外や支払回数にかかわらず最高500万円が付帯するだけでなく、他のショッピング保険では補償対象外となることの多いスマホやノートPCも補償対象です。
ペルソナSTACIAカードで貯まるポイント・交換できるポイントまとめ
今回は、ペルソナSTACIAカードでポイントを貯める方法や、貯めたポイントの使い道を中心に紹介していきました!
ペルソナSTACIAカードを普通に利用しているだけで、0.5%~1%分のSポイントが貯まります。阪急百貨店・阪神百貨店では、最大10%分のSポイントが上乗せされるので、阪急や阪神を利用する方には必須カードです。
阪急百貨店・阪神百貨店を利用しなくても、コンビニやスーパーなどで通常より多くのポイントをゲットできる「ポイント特約店」も見逃せません。
インターネットショッピングがメインの方は、阪急阪神グループが運営するポイントモール「STACIA SHOPPING SITE」を利用すれば、多くのSポイントがゲットできます。
ペルソナSTACIA PiTaPaカードならば、PiTaPa利用でショップdeポイントが貯まる「PiTaPaショッピング加盟店」も見逃せません。
ペルソナSTACIAカードは関西エリアを中心に比類なき強さを持つカードで、関西エリアで買い物や仕事をする方には欠かせません。コスト重視ならばペルソナSTACIA PiTaPaカードやペルソナSTACIAカード(iD)、パフォーマンス重視ならばペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス・カードを選ぶといいでしょう。
ペルソナSTACIAカードの特徴・メリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください!

以上、ペルソナSTACIAカードで貯まるポイントやフル活用する方法まとめ…という話題でした!