楽天ゴールドカードの唯一のデメリットは年会費が2,200円(税込)かかるという点です。楽天カードは年会費無料なので、それに比べるとどうしても年会費が気になってしまいます。
楽天ゴールドカードにすることを考えるなら、やはり楽天カードよりお得になることを確信してから入会したいものです。
今回は、楽天ゴールドカードの損益分岐点を考え、どのような人が楽天ゴールドカードを利用すればお得になるのかをみていきましょう。
損益分岐点は楽天市場での年間利用額12万円以上
楽天ゴールドカードは楽天市場で買い物をすると、楽天カードの人よりもポイントの還元率が2%多くなります。
そのため例えば1ヶ月に1万円の買い物を楽天市場でした場合、楽天カードの人よりも200ポイント多くもらえるということになります。計算すると年に2,400ポイント多くもらえるという結果になるのです。楽天ゴールドカードの年会費が2,200円なので1年で200ポイント得をするという結論になります。
このことから、楽天ゴールドカードにしてお得になっていくのは、「年間12万円以上楽天市場で買い物をする人」ということが言えます。
楽天市場で年に12万円も買い物をしないという人は楽天カードのままでいる方がお得になるでしょう。一方、楽天市場での買い物が月に2万円や3万円になる人であれば、楽天ポイントがどんどん貯まり非常にお得になると言えます。
楽天ゴールドカードへの入会・切替を考えている人は、楽天市場での買い物が月1万円以上か、年で利用額12万円以上かどうかを目安に考えてみてください。
楽天ゴールドカードへ切り替えすると得をする人
楽天ゴールドカードへ切り替えをすると得をする人とは、
- 楽天市場での買い物が年12万円以上の人
- 飛行機を利用して旅行や出張に年に1,2回行く人
- 楽天カードでETCカードを利用していた人
と言えます。それぞれ詳細をみていきましょう。
まずは、上記でも述べたとおり、楽天市場での買い物が年12万円以上の人です。年12万円を超えていくと超えるほど、楽天カードの会員よりもどんどんポイントが貯まってお得になってきます。
また、楽天ゴールドカードだと、国内主要空港のラウンジが年に2回まで無料で利用できるので、飛行機で旅行する人であれば、離陸までの時間をラウンジでゆったりと贅沢な時間を過ごせます。空港ラウンジの使用料がおおよそ1,000円ほどなので2回行けば、ほぼ年会費は取り戻せる計算になります。
他にも、楽天ゴールドカードだと、ETCの年会費が無料なので、楽天カードでETCカードを利用していた人は、支払っていたETCカードの年会費550円が浮くことになり、年会費が実質1,650円という計算になりお得になるのです。
楽天ゴールドカードの年会費をポイントで採算するには
楽天ゴールドカードの年会費は2,200円(税込)と格安なので、貯まったポイントですぐに採算が取れます。
まずは楽天市場で買い物をする場合ですが、楽天ゴールドカードだといつでも5%のポイント還元があります。年に44,000円の買い物をすれば2,200ポイントが貯まり、年会費に到達します。年に44,000円だと月に3,666円なので、特別なものではなく日用品を買い物すれば、すぐにポイントが貯まるでしょう。
次に家族がいる人だと、楽天ゴールドカードの家族カードも利用してポイントを一括して貯めればさらに貯まりやすくなります。家族カードは、本会員と同じく空港ラウンジを2回まで無料で利用できるのでダブルでお得です。
まとめ
楽天ゴールドカードは年会費が2,200円(税込)かかりますが、損益分岐点を考えると、自分にとって得か得でないかが分かります。また貯まるポイントを考えても、すぐに元は取れるということがお分かりいただけたと思います。
自分の買い物の仕方や飛行機での旅行の頻度などを考え、楽天ゴールドカードを持つことが得か得でないかを検討し入会してください。
