・セブンカードプラスの基本情報
・セブンカードプラスのサービス・付帯特典や付帯保険
・セブンカードプラスのメリット・デメリット
セブンカードプラスはセブンイレブンやイトーヨーカドーなどのセブン&アイグループでの利用でたくさんのメリットがあるクレジットカードです。
この記事ではセブンカードプラスの詳細やメリットデメリット、このカードの正しい使い方などを徹底解説しています。
セブンカードプラスについて興味がある人、ポイントについて気になるひと、実際にこのカードを利用している人の口コミを知りたい人などに読むメリットがあるようにわかりやすく紹介しています。
目次
セブンカードプラスの基本情報
電子マネーnanacoの機能がカードに付帯しているnanaco一体型
すでに持っているnanacoカードとセブンカードプラスを紐づけ型
の二つがあります。
電子マネーnanaco
nanacoはセブン&アイグループが提供しているサービスであり、そんな電子マネーの機能が付帯したクレジットカードであるセブンカードプラスは電子マネーとクレジットカードの連携が素晴らしく、プリペイドカードをクレジットカードを2つ兼ね備えた、2IN1のカードなのです。
・セブンイレブン
・イトーヨーカドー
・西武・そごう
・ヨークマート
・ヨークベニマル
・デニーズ
・アカチャンホンポ
・ロフト
・アリオ
・オムニ7
などのセブン&アイグループの店舗や
・マクドナルド
・ヤマト運輸
・コカコーラ自販機
・成田国際空港
・ANAFESTA
・ラウンドワン
・カラオケ館
・快活クラブ
・エッソ
・モービル
・ゼネラル
・ココカラファイン
・サンドラッグ
・スギ薬局
・ソフマップ
・ビックカメラ
・コジマ
・JOSHIN
・マクドナルド
・ドミノピザ
・ミスタードーナツ
・コメダ珈琲店
・かっぱ寿司
・CoCo壱番屋
・上島珈琲店
などセブン&アイグループ以外の店舗でも利用ができます。
2種類デザイン
セブンカードプラスは申し込み時カードデザインを一般デザインかディズニーデザインから選ぶことができます。
一般デザインは青でシンプルな券面の中央に「7」がプリントされたデザインとなっています。
ディズニー・デザインはセブンカードプラス限定のデザインとなっており、券面にミッキーがプリントされた可愛らしいデザインとなっています。
年会費
セブンカードプラスの年会費は発行後初年度は無料です。
翌年度以降年会費は540円かかりますが、前年度5万円以上セブンカードプラスで買い物を行なっていれば、翌年度以降も年会費が無料になる年会費特典があります。
年間5万円の利用は約4,100円の利用で達成することができ、年会費無料の条件は厳しいものではありません。
年会費が実質無料であるというのはクレジットカード初心者にとって特に重要です。
国際ブランド
セブンカードプラスは国際ブランドをVIsa、JCBから選ぶことができます。
クレジットカードの支配の決済システムを24時間365日、世界中で提供しているブランドです。国際ブランドの表記はクレジットカードの表面の右下の大きくされています。それぞれの国際ブランドが別の決済ネットワークを使っており、店舗によってどの国際ブランドと提携しているかで決済ができるかが変わります。
例えばVISAのクレジットカード決済しか取り扱っていない店舗ではJCBなどのカードでは支払いができません。したがって地域によって国際ブランドごとに強い地域、弱い地域が出てきます。
VISAはカード発行枚数、加盟店舗数が世界で1位の国際ブランドです。世界全体の購入取引件数の50%以上がVISAと言われています。海外旅行によく行く人は持っておくべきブランドです。
申し込み条件
「原則として18歳以上で、ご本人または配偶者に継続して安定した収入がある方、18歳以上で学生の方(高校生除く)」
本人ではなく配偶者に安定した収入があれば、申し込みが可能です。18歳以上の大学生などの学生でも、セブンカードプラスの申し込みが可能です。
18歳以下の申し込みは「親権者同意書」が必要ですが、セブンカードプラスは未成年でも発行が可能な比較的審査の基準が厳しくない、クレジットカードだと言えます。
(1)本人確認書類
(2)収入証明書(キャッシングサービス(融資)希望で収入がある方)
(3)学生証(学生の方)
(4)考えた暗証番号
家族カードも実質無料
家族カードとは本会員の家族が発行できるカードのことです。家族カードを持っている会員のことを家族会員と言います。
家族会員は本人会員のクレジットカードと同じサービスを利用でき、請求は本人会員の口座から一括引き落としされ、利用分をまとめることができ家系の管理が簡単になります。
さらに家族カードで利用した代金分もポイントが貯まり本会員がポイントを利用することができます。
家族カードの本会員と同時入会の場合は初年度無料、2年目以降1会員につき200円(税込)です。
しかし本会員と家族カードを合わせたクレジットショッピング支払合計金額が5万円以上の場合は無料となります。
家族カードの利用分も本会員にnanacoポイントが還元されるので、お得です。
ETCカード完全無料
ETCカードとはETCシステム(電子料金収受システム)を利用して有料道路を通行した際に、通行料金を精算(決済)するためのICカードです。
料金所でお金を用意して支払う手間がなくなり、自動でクレジット決済となります。キャッシュレス、スムーズに有料道路を利用することができます。
ETCカードの発行手数料、年会費ともに無料です。
ETCカードの利用分もnanacoポイントが還元されるので、お得です。
もしセブンカードプラスを発行するので、あればETCカードも同時発行することでお得に利用できます。
オートチャージ
セブン-イレブンまたはイトーヨーカドーのレジで買い物の際に、支払い後の残高が設定金額未満になった場合に自動的にクレジットカードからチャージ(入金)するサービスです。
さらにセブンカード・プラスで、オートチャージを利用すると200円ごとに1ポイントが加算されるので、チャージ分も無駄なくnanacoポイントを貯めることができます。
東京ディズニーランドやUSJのチケットが当たる
東京ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオジャパンの抽選で招待券が当たるキャンペーンなどに力を入れています。
支払い方法
セブンカードプラスは締切日(毎月15日)の翌月10日(土・日・祝日の場合、翌営業日)に支払いとなります。
1回払い
毎月15日までの利用代金を、翌月10日に全額支払いする方法です。
手数料は無料です。
2回払い
毎月15日までの利用代金を、翌月10日と翌々月10日の2回に分けて支払う方法です。
手数料は無料です。
ボーナス1回払い
ボーナスがある月に一括で支払う方法です。
手数料は不要です。
イトーヨーカドー、ヨークマート、オッシュマンズ 、ヨークベニマルでの利用期間12月1日~6月15日(夏)、7月1日~11月15日(冬)で支払いが8月10日(夏)、1月10日(冬)となります。
上記以外の店舗では利用期間12月16日~6月15日(夏)、7月16日~11月15日(冬)で支払いが8月10日(夏)、1月10日(冬)となります。
ショッピング スキップ払い
支払時期を自分でコントロールできる新しい支払い方法です。
ショッピング1回払いの支払月を、あとから指定の支払月(最長6ヶ月先まで)に変更できます。
指定したお支払月に、利用金額と手数料の合計を一括で支払いする方法です。
実質年率は15%です。
分割払い
3、5、6、10、12、15、18、20、24回から支払い回数を指定できます。
実質年率は15%です。
リボ払い
残高スライド元金定額リボルビング払いのことです。
利用件数・金額に関わらず、支払いコースの金額に対し手数料を加算して、毎月支払いする方法です。
毎月締切日のリボ利用残高に対して、1.25%(実質年率15.00%)となります。
あらかじめ毎月の支払い金額を決めておいて、それを繰り返し払っていくいくら使っても、毎月の支払金額が「定額」になります。
メリットは月々の支払いがほぼ一定になります。
セブンカードプラスで貯まるのはnanacoポイントて
セブンカードプラスの利用でnanacoポイントが還元されます。
ポイントの通常還元率
セブンカードプラスをJCB、Visaの加盟店で利用した場合、200円につき1nanacoポイントが還元されます。
200円につき1ポイントなので還元率は0.5%です。
このポイント還元は普段のスーパーやセブンイレブン以外の買い物、携帯料金、電気・ガス・水道代などのセブン&アイグループ以外のセブンカードプラスの利用でもポイントが還元されるので、普段現金で支払いを行うものとセブンカードプラスで支払うだけでポイントが還元されてお得です。
セブン&アイグループでの利用では、通常ポイントにプラス加算されます。
セブンイレブン、デニーズ、イトーヨーカドー、ヨークマートでの支払いは200円につき3nanacoポイントと還元率が1.5%になります。
イトーヨーカドーネットスーパーの利用はnanaco番号を登録して100円につき1ポイントにプラスでクレジット払いで200円につき1nanacoポイントと還元率が1.5%です。
また、SEIBU、SOGO、Ario、7net shoppingでクレジット払いを行うことで200円につき2ポイントと還元率は1%です。
セブンカードプラスはnanacoカードと一体型か紐付け型があり、電子マネーnanacoへのクレジットチャージが可能です。
ボーナスポイント
セブンカード・プラスクレジット払いで対象商品を購入すると、通常ポイントに加え、対象商品ごとのnanacoボーナスポイントが加算されます。
クレジットカード払いの場合、通常ポイントとして200円につき3nanacoポイントにボーナスポイントとして10nanacoポイント(商品によって変わる)が加算されます。
nanaco払いの場合は、通常ポイントとして100円につき1nanacoポイント、にボーナスポイントとして10nanacoポイントがかかります。
セブン&アイグループのショッピングサイト「オムニ7」では購入した商品をセブン・イレブンで受けるり店頭でクレジット払いするサービスです。
その場合、オムニ7にnanacoの番号と登録して注文すると、100円につき1nanacoポイント、さらにセブンイレブンで商品を受け取り、セブンカード・プラスで店頭でクレジット払いを行うと200円ごとに3nanacoポイントと還元率が2.5%と高還元率になります。
さらに累計ボーナスnanacoポイントがあります。
当年4月から翌年3月末までの対象店(イトーヨーカドー、ヨークマート)でのカード利用(クレジット払い・カード提示による現金払い)の累計ポイント対象金額(税抜)に応じて、累計ボーナスnanacoポイントが加算されます。
・100万円達成すると、3,000nanacoポイント
・150万円達成すつと10,000nanacoポイント
・150万円達成後は100万円達成するごと10,000nanacoポイント
このようにセブンカードプラスはこのように、セブン&アイグループで利用すればするほどお得になります。
また通常ポイントとしてセブン&アイグループ以外での利用でも無駄なくたまることができます。
nanacoポイントがたまる場所
選択するカードのタイプによって、ポイントがたまるnanacoは異なります。
nanaco一体型
nanaco一体型の場合、本会員様のカードに搭載のnanacoにたまり、家族カードの利用分のポイントも、本会員様のnanacoに加算されます。
nanaco紐付け型
nanaco紐付け型は入会時に登録された本会員様のnanacoカードか、モバイルにたまります。家族カードの利用分のnanacoポイントも、本会員様のnanacoに加算されます。
つまり、セブンカードプラスは他のクレジットカードのようにクレジットポイントを利用するためにカード内に貯まったポイントを使いたい商品に交換を行う手間がかからないのです。
ポイントの交換は人よってはめんどくさいものです。
クレジットカードの利用で還元されるポイントはほどんどの場合、カード会社が発行している特有のものでこのポイント単体だと使い道がなく、他社ポイントやカード会社が用意している商品と交換する必要があります。
この場合は様々な商品を交換できるので嬉しいと感じる人と、ポイントの有効期限や利用のために交換する手間がいやと考える人に分かれます。
セブンカードプラスは直接nanacoにnanacoポイントとして還元されるので、何もしなくても近くのセブンイレブンで利用することができます。
セブンカードプラスはポイント交換がめんどくさいと考える人にとって大きなメリットがあります。
nanacoポイントの受け取りタイミング
nanacoポイントは月々の合計利用代金に還元されます。ポイントは支払い日の5日にまとめて付与されます。
また電子マネーnanacoで支払した場合のポイントの付与については、セブン&アイ グループでのお買物の場合その場でお手元のnanacoへポイント付与されます。
セブン&アイ グループ以外でのお買物の場合は当月利用に対するポイントは、翌月10日にまとめて付与されます。
有効期限
当年4月1日から、翌年3月末日までに加算されたポイントは、翌々年の3月31日まで利用できます。
有効期限は1年です。
しかしセブンイレブンなどの利用で全国どこでも少量ポイントから消費ができるので、有効期限が切れで失効するリスクは少ないです。
付帯保険
ショッピングガード保険(海外)
ショッピングガード保険は、セブンカードプラスで購入した商品を90日以内に偶然の事故によって損害を受けた場合かかる費用をカード会社が負担してくれるという保険です。
このショッピングガード保険が適用になる商品は海外で購入した商品だけです。
海外旅行などではたくさんお土産を購入するなど様々な商品を購入します。
その商品をもし壊してしまったり、盗難にあってしまった場合でも年間100万円まで、1回の事故につき1万円で保証対象になるので、海外でも安心して利用することができます。
同ランクの他クレジットカードとの比較
ファミマTカード
セブンカードプラスの利用で一番ポイントをたまることができる店舗はやはり、利用回数が多いセブンイレブンになると思います。
一方でファミマTカードはセブンイレブンよりも店舗数が多いコンビニであるファミリーマートのクレジットカードなので、比較対象として良いクレジットカードと判断しました。
ファミマTカードについて少し紹介します。
年会費は無料で、国際ブランドはJCBです。
ファミリーマートの買い物で現金での支払いなら買い物200円につき 1ポイント(ショッピングポイント)クレジットでの支払いなら、さらに200円につき 1ポイント(クレジットポイント)で、合計 2ポイントが貯まります。
さらにファミマTカードはランク制度があり、で1ヶ月間のファミリーマートでのお買い物金額に応じて、翌月のポイントレートが変わる「ファミランク」があります。
「ブロンズ」4,999円までの方は200円⇒1ポイント、「シルバー」14,999円までの方は200円⇒2ポイント(2倍)、「ゴールド」15,000円以上の方は200円⇒3ポイント(3倍)となります。
タバコや切手類、チケット類等のお支払いは、集計の対象外です。
このようにファミリーマートでのポイント還元率を挙げましたが、ポイント還元はセブンカードプラスの方が優れています。
ファミマTカードは、月に15,000円以上ファミマで利用しないと還元率が1.5%になりません。
一方セブンカードプラスは常に還元率が1.5%ととても高く、さらに累計ボーナスnanacoポイントもあり、セブンカードプラスは使えば使うほどお得です。
セブンカードプラスの得する使い方
セブンイレブンで買い物をする場合に、
①セブンカードプラスからnanacoにチャージしてチャージしたnanacoで支払う
②セブンカードプラスでクレジットカード払いを行う
どちらがお得かということです。
セブンカードプラスはnanacoへのチャージ分も200円につき1ポイント還元され、nanacoでの支払いで100円につき1円還元、つまり1.5%の還元です。
一方クレジットカード払いの還元率は1.5%であり、ポイントがたまる利用は同じです。
しかし、どちらがお得かで言えばクレジット払いです。
nanacoでの支払いは100円以降の端数が切り捨てされますが、クレジットカード払いは月の合計利用代金の合計から還元されるので、端数が切り捨てられず、最終的にたまるポイントの量はカード払いがお得です。
しかしクレジット払いの場合、ポイントが付与されるまでに時間がかかるので、すぐにnanacoポイントを貯めたい人はポイントがすぐに還元されるnanaco払いがおすすめです。
セブンカードプラスのメリット・デメリット
メリット
年会費が実質無料になる
通常年会費が540円かかるこのクレジットカードですが、年会費特典で初年度は無料です。
この初年度で1度このカードを無料で発行してみて、翌年度の年会費が5万円以下でこのカードの利用をそこまでしないのであれば、解約するという判断ができます。
セブン&アイグループでの利用で1.5%還元
特にセブンイレブンの還元が1.5%なのは、とてもメリットがあります。
セブンイレブンが家や会社の近くにあるのであれば、自ずと利用回数が増えます、利用の度お得にポイントをためることができます。
個人的にはセブンイレブンの100円コーヒーはコンビニの中でも美味しいと思います。
コンビニコーヒーを買うのであれば、私はわざわざセブンイレブンを選んで利用します。
セブンイレブンファンにも嬉しいですね!
ポイントの交換する手間がかからない
付与されるnanacoポイントは自動的にnanacoにたまります。
貯まったポイントはすぐに使えるので、ポイントを交換する手間が省けます。
オートチャージ
nanacoカードにオートチャージ設定することができるクレジットカードはセブンカードプラスまたはセブンカードゴールドだけです。
オートチャージは自動的にカードがチャージされるので楽です。
普段の買い物をキャッシュレスでスピーディーに行うことができ、チャージする時間でさえも、省略することができます。
デメリット
通常還元率が低い
セブン&アイグループ以外での利用が0.5%と還元率が低いです。
そのため、セブン&アイグループ以外での利用のメリットがないです。
旅行付帯保険がない
セブンカードプラスは付帯保険がショッピングガード保険しかなく、旅行保険などが付帯していません。
付帯保険を充実させたいのであれば、他のカードを発行するべきです。
まず、年会費を無料で持つことができるクレジットカードに旅行保険が付帯しているものは珍しいです。
まとめ
セブンカードプラスは普段からセブン&アイグループの店舗を利用しているのであれば、非常にメリットがあるカードです。
普段クレジットカードとnanacoカードの2枚をもっている物を1つにまとめることができ、nanacoポイント還元もたくさん受けることができます。

以上、セブンカードプラスはnanacoポイントが貯まる、セブンイレブン等を使う人にメリットが多いカード…という話題でした!