三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードは個人事業主やフリーランス、会社経営者におすすめのクレジットカードです。「ビジネスカード」という名称が入っている以上、ビジネスの用途が中心ですが、プライベートでも活躍するクレジットカードでもあります。
今回は三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードの基本的な情報からメリット・デメリット、口コミ情報まで幅広くご紹介していきましょう。
三井住友ビジネスカード for Ownersゴールドカードは、クラシック、ゴールド、プラチナの3つのグレードが存在します。「for Owners」の名称の通り、全てのグレードに共通しているのが企業の経営者や個人事業主向けに提供されているクレジットカードであるという点です。
しかし、年会費やカード利用可能枠、申込年齢の条件など、グレードによって変わる部分も多いです。その中でも今回ご紹介するゴールドカードは、カード利用可能枠と年会費、その他の特典と比較した際にもっともバランスの取れたクレジットカードといえます。
目次
- 1 三井住友ビジネスカード for Ownersゴールドカードの基本情報
- 2 三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードのポイント制度
- 3 三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードのサービス・付帯特典
- 3.1 サービス・付帯特典1:ビジネスサポートサービス
- 3.2 サービス・付帯特典2:Visaビジネスオファー
- 3.3 サービス・付帯特典3:Visaビジネスグルメオファー
- 3.4 サービス・付帯特典4:カードご利用代金WEB明細書サービス
- 3.5 サービス・付帯特典5:財務会計システムデータ連携サービス
- 3.6 サービス・付帯特典6:福利厚生代行サービス
- 3.7 サービス・付帯特典7:空港ラウンジサービス(ゴールド・プラチナ限定)
- 3.8 サービス・付帯特典8:VJタクシーチケット
- 3.9 サービス・付帯特典9:航空券チケットレス発券サービス
- 3.10 サービス・付帯特典10:ビジネス用じゃらんnetホテル予約
- 3.11 サービス・付帯特典11:キャッシング
- 4 三井住友ビジネスカード for Ownersゴールドカードの付帯保険
- 5 三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードのメリット・デメリット
- 6 三井住友ビジネスカード for Ownersゴールドカードの口コミ
- 7 三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードと三井住友ビジネスゴールドカードの違い
- 8 まとめ
三井住友ビジネスカード for Ownersゴールドカードの基本情報
申し込み資格
三井住友ビジネスカードfor Ownersは、クラシック、ゴールド、プラチナとそれぞれ入会できる年齢が定められています。クラシックとゴールドは20歳以上、最上級グレードのプラチナは30歳以上から入会が可能となります。
もっとも重要なのは、一般的な会社員の個人名義や法人名義での申込ができないという点です。年齢の条件に加えて「法人代表者または個人事業主」であることが条件として加えられています。若くして起業をしたり、フリーランスとして仕事をしていくうえでは事業の拡大とともにグレードアップしていくという使い方もでき、ひとつのステータスと考えることもできるでしょう。
いずれにしても三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードは、審査が通りづらい小さな会社や個人事業主であっても代表者個人の名義として持つことができるためビジネスカードのなかでも審査のハードルは低めのカードであるといえます。
クラシック |
ゴールド |
プラチナ |
|
年齢 |
満20歳以上 |
満20歳以上 |
満30歳以上 |
資格 |
法人代表者または個人事業主 |
法人代表者または個人事業主 |
法人代表者または個人事業主 |
審査難易度・基準
知名度の高い三井住友カードは審査難易度が高いというイメージを持たれがちな傾向にあります。個人事業主やフリーランス、中小企業の経営者の場合、会社勤めの人に比べて収入が安定しづらく、審査がクリアしづらいと考える人も多いですが実際のところどうなのでしょうか。
実は三井住友ビジネスforOwnersゴールドカードの審査難易度はそれほど高くはないといわれています。年齢と法人代表者もしくは個人事業主であること以外に申込資格はなく、事業をスタートしてすぐの段階でカードを発行できたという例もあります。加えて、登記簿謄本や決算書の提出も不要であることから、書類による審査項目が減りカード発行の難易度は決して高くないといえます。
もっとも重要なのは、申し込む人が過去に十分なクレジットカード利用歴があり、信用度があるか否かというポイントです。また、業種そのものが安定して収益がキープできるものなのかという点も審査では重視される傾向にあります。
年会費
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードの年会費は以下の通りです。今回は比較のためにクラシック、プラチナの年会費も念のため掲載しています。
クラシック |
ゴールド |
プラチナ |
|
本会員 |
1,375円(税込) |
11,000円(税込) |
55,000円(税込) |
パートナー会員 |
440円(税込) |
2,200円(税込) |
5,500円(税込) |
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードのパートナーカード
経費精算のため自社の従業員に持たせたり、家族経営の場合は共同で利用する場合に使用できるのがパートナーカードです。
1枚のクレジットカードに対して20枚までのパートナーカードを持つことができ、うまく活用することによって経費精算や経費の明細作成の手間が省けるなど、メリットの多いカードです。
年会費は前述したとおりですが、いずれも1枚目無料の特典がないため注意が必要です。
ETCカード
三井住友ビジネスカードfor OwnersゴールドカードのETCカードは、初年度の年会費が無料。その後は540円の年会費となりますが、1年のうち1回以上の利用があれば翌年度の年会費が無料となります。そのため、出張や外回りでETCを使う機会が多い場合は実質的に年会費は無料でETCカードを所有できることになります。
自社所有の営業車を運転する場合はもちろん、レンタカーを利用して高速道路を運転する場合にも活躍してくれることでしょう。
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードのポイント制度
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードは充実したポイント制度も魅力のひとつです。「ワールドプレゼントポイント」とよばれる三井住友カードならではの便利なポイント制度は、さまざまな特典として活用できビジネスにおいて経費削減にも貢献します。どのようなお得な使い方があるのか、具体的に見ていきましょう。
ポイントを貯める
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードのポイント付与は1,000円につき1ポイント。利用限度額の大きい三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードは、ビジネスにおいて仕入れや経費精算として統一することでまとまったポイントも獲得できるはずです。
貯まったポイントは1ポイントあたり5円相当の他社ポイントに交換することもでき、汎用性の高い使い方が可能。また、毎月のカード利用料金に対してもポイント相当額を充当することができるため、上手に運用することで節約にもつながります。
ネット通販であればポイントUPモールというポイントモールを経由することで最大20倍ものポイントを貯めることができ、大丸や松坂屋、高島屋といった有名百貨店はポイント特約店に指定されており、3倍ものポイントを獲得することができます。
さらに年間を通して1,000ポイントが貯まると、300ポイントのボーナスポイントも付与される仕組みです。カードのグレードによって有効期間が設定されていますが、ゴールドカードの場合は36ヶ月間有効となります。
付与ポイント |
有効期限 |
|
クラシック |
1000円で1ポイント |
ポイント獲得月から2年間 |
ゴールド |
1000円で1ポイント |
ポイント獲得月から3年間 |
プラチナ |
1000円で1ポイント |
ポイント獲得月から4年間 |
ポイントを使う
コツコツ貯めたポイントは有効に使うために交換方法をきちんと把握しておきましょう。
ポイントの使いみちとして人気なのが他社ポイントへの交換です。楽天スーパーポイントやTポイント、nanacoやWAONといったポイントへ交換できるため、最寄りのスーパーやドラッグストア、コンビニなどで有効に活用することができます。
しかも、Tポイントなどの一部を除き、ほとんどのポイントが1ポイント5円相当として利用可能。ポイントへ交換したことによって交換レートが下がったり、手数料を取られてしまう心配も少ないです。dポイントやauWALLET、Tポイントは大手携帯電話会社の通信料金の支払いに充当することもでき、毎月の通信費の節約にもつながります。
ちなみに、三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードで貯まったポイントを交換可能なポイントサービスは以下の通りです。普段から貯めているポイントがあれば、それに合算させることも可能であるため、普段使いのポイントサービスがないか確認しておきましょう。
・ポイント交換表
ポイント |
交換先ポイント・金額 |
|
三井住友プリペイド |
1ポイント |
5円 |
楽天スーパーポイント |
1ポイント |
5ポイント |
Tポイント |
1ポイント |
4ポイント |
ヨドバシゴールドポイント |
1ポイント |
5ポイント |
dポイント |
1ポイント |
5ポイント |
ビックカメラポイント |
1ポイント |
5ポイント |
PeXポイント |
1ポイント |
50ポイント |
auWALLETポイント |
1ポイント |
5ポイント |
Gポイント |
1ポイント |
5ポイント |
Pontaポイント |
1ポイント |
4ポイント |
楽天Edy |
1ポイント |
4円 |
WAONポイント |
1ポイント |
5ポイント |
ジョーシンポイント |
1ポイント |
5ポイント |
ベルメゾン・ポイント |
1ポイント |
5ポイント |
ショップdeポイント |
1ポイント |
50ポイント |
タリーズカード |
1ポイント |
4円 |
カテエネポイント |
1ポイント |
4ポイント |
プレミアムポイント |
1ポイント |
4ポイント |
自治体ポイント |
1ポイント |
5ポイント |
カエトクカード |
1ポイント |
4円 |
PointExchange |
1ポイント |
5円 |
・マイル交換表
ポイント |
交換先マイル |
|
ANAマイル |
1ポイント |
3~15マイル |
ミッレミリアマイレージ |
1ポイント |
3マイル |
クリスフライヤーマイレージ |
1ポイント |
3マイル |
・オンラインギフトカード交換表
ポイント |
交換先金額 |
|
アマゾンギフト券 |
1ポイント |
5円 |
GooglePlayギフトコード |
1ポイント |
5円 |
iTunesカード |
1ポイント |
5円 |
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードのサービス・付帯特典
三井住友ビジネスカードforOwnersゴールドカードにはビジネスに役立つ機能や付帯特典が多数あります。主な特典の内容はもちろん、どのような場面で活用できるのか詳しくご紹介していきましょう。
サービス・付帯特典1:ビジネスサポートサービス
ビジネスサポートサービスとはその名の通り、ビジネスにおいて便利なサービスを受けることができる付帯特典で、以下の4つのサービスに分けられます。
アスクルサービス
事務用品をはじめとして会社の備品に必要なものは全て取り揃う専門メーカーです。最短で当日配送も可能で1,000円以上の利用で送料無料となるなど、利便性は抜群のサービスです。
DHLエクスプレス
書類や荷物を全世界に届ける専門業者です。220以上の国と地域に対応し、配達状況も24時間追跡可能。グローバルに展開するビジネスにとっては心強い味方となってくれる存在です。
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードで支払うことで、特別優待価格で利用可能な特典がついています。
日産レンタカー・タイムズカーレンタル
出張や外回りに欠かせないレンタカー。利便性を左右するのが営業所の数ではないでしょうか。日産レンタカーとタイムズカーレンタルは、全国各地に展開を展開しており利便性も抜群。三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードで支払いをした場合に特別価格で提供しており、経費削減にも貢献します。
アート引越センター
従業員の転勤や事務所の移転に欠かせないのが引っ越し業者。三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカード会員には、アート引越センターの引っ越し代金が基本料金30%オフで利用可能な特典もついています。引っ越しにかかる費用は時期によっても大幅に変わることが多いため、事前に確認しておくことで経費削減につながります。
サービス・付帯特典2:Visaビジネスオファー
VISA会員が受けられるVISAビジネスオファーは、オフィスサプライ用品が割引で購入できたり、ITシステム導入の際の割引などの特典が受けられたりと充実のサポートを提供しています。
ビジネスを強力にサポートするツールとしてぜひ活用いただきたサービスです。
サービス・付帯特典3:Visaビジネスグルメオファー
VISAビジネスオファーと同様にVISA会員が受けられるビジネスグルメオファーは、レストランやバーなどで割引を受けられるサービスです。取引先との接待はもちろん、従業員同士のコミュニケーションにも活用できます。
サービス・付帯特典4:カードご利用代金WEB明細書サービス
個人事業主やフリーランス、会社経営者にとって毎月の経費管理は煩わしい事務作業のひとつ。三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードが提供しているカード利用代金WEB明細書サービスを活用すれば、経費管理が容易となるだけではなく、誤って明細を破棄するといった心配もありません。また、月ごとにどれだけ経費がかかったのかデータで計算することもできるメリットもあります。
サービス・付帯特典5:財務会計システムデータ連携サービス
中小企業や個人事業主におすすめの財務会計システムである「勘定奉行」と、三井住友法人クレジットカード利用明細のデータを連携して管理することもできます。経費として支払った際に自動的に勘定奉行へ利用明細のデータが反映される仕組みで、煩わしい経費管理の手間を省くことが可能です。
サービス・付帯特典6:福利厚生代行サービス
その名の通りさまざまな福利厚生を提供するサービスです。具体的には、全国140万件もの対象店舗で割引を受けられるという特典で、1名あたり320円という月額料金の安さも魅力。福利厚生代行サービスとして支払った月額料金は経費で計上もできるため、経営者にとってはお得なサービスであると同時に、従業員にとっても嬉しいサービスのひとつです。
対象店舗には全国で展開する居酒屋やカラオケ店なども含まれるため、地域やエリアを問わず利用できることもポイントです。
サービス・付帯特典7:空港ラウンジサービス(ゴールド・プラチナ限定)
全国の主要な空港には出発前の時間をゆとりを持って過ごすためのラウンジがあります。三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードとプラチナカードの会員は、空港ラウンジを無料で利用できる特典があります。出発前の時間を利用してパソコンを開いて仕事の続きをしたり、コーヒーを飲んでリラックスしたりと、思い思いの時間を過ごすことができます。出張の多い企業であれば、従業員に喜ばれること間違いなしです。
サービス・付帯特典8:VJタクシーチケット
出張でタクシーを利用する機会の多い方におすすめなのがVJタクシーチケット。タクシー料金を支払う際にサインをするだけで降車でき、経費としての支払いも可能。
自社の従業員だけではなく、接待として利用する際にも活躍する特典です。
サービス・付帯特典9:航空券チケットレス発券サービス
ANA@desk、JAL ONLINEで飛行機のチケットを予約し、搭乗券なしで飛行機に乗ることができるサービスです。出張当日に空港で煩わしい手続きも少なく、スムーズに搭乗できるメリットがあります。もちろん、早期での割引や往復での割引など、各種割引サービスにも対応しているため経費削減にも多いに役立ちます。
サービス・付帯特典10:ビジネス用じゃらんnetホテル予約
日をまたぐ出張の多い人にとって欠かせないのがホテル予約です。三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカード会員は、旅行予約サイト大手のじゃらんnetで法人向けのホテル予約が可能。もちろん、専用の割引きプランなども併用でき経費削減に役立ちます。また、月単位でホテルの宿泊費をまとめて支払うことができる法人向け決済のサービスにも対応。
月間でどれだけの宿泊コストがかかったのが一目瞭然で判断することもでき、従業員個人が建て替える手間もなくなります。
サービス・付帯特典11:キャッシング
キャッシングは三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードのもっとも大きな特典といえるかもしれません。一般的にビジネスカードはキャッシングが不可能なケースが多いですが、個人向けである三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードの場合は、最大50万円までの枠内でキャッシングの利用が可能。ビジネスはもちろん、プライベートにおいても利用できるため、キャッシュフローの改善にも役立ちます。利率は15.0%で最長3年9ヶ月、45回といった支払いのルールがあります。
三井住友ビジネスカード for Ownersゴールドカードの付帯保険
三井住友ビジネスカードforOwnersゴールドカードには出張や旅行時に欠かせない旅行傷害保険と、ショッピングの際に心強い味方になってくれるショッピング補償が自動で付帯しています。クラシック、ゴールド、プラチナのグレードによっても補償内容は変わってくるため、それぞれ注意して見ていきましょう。
付帯保険1:海外/国内旅行傷害保険
ゴールドカードの場合は最高5,000万円までの補償がついています。このうち1,000万円は自動付帯ですが、残り4,000万円については旅行代金を三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードで支払った場合などといったように利用条件に応じて変わってきます。
クラシック |
ゴールド |
プラチナ |
|
傷害死亡後遺障害 |
最高2000万円 |
最高5000万円(自動付帯1000万円) |
最高1億円(自動付帯) |
傷害治療費用 |
50万円 |
300万円 |
500万円 |
疾病治療費用 |
50万円 |
300万円 |
500万円 |
賠償責任 |
2000万円 |
5000万円 |
1億円 |
携行品損害 |
15万円 |
50万円 |
100万円 |
救援者費用 |
100万円 |
500万円 |
1000万円 |
付帯保険2:ショッピング補償
ショッピング補償は商品が破損していた場合や盗難被害に遭った場合に適用される補償です。購入から90日以内であることが条件で、補償支払い1回につき3,000円の自己負担があるケースもあります。
当然のことではありますが、現金で商品を購入した場合はこのような補償を受けることはできないためクレジットカードならではのメリットといえます。
クラシック |
ゴールド |
プラチナ |
|
年間補償限度額 |
100万円 |
300万円 |
500万円 |
対象 |
海外 |
海外/国内 |
海外/国内 |
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードのメリット・デメリット
ここまで三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードの特徴を一通りご紹介してきましたが、これらを踏まえてメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット1:出張時のサポートが充実している
ラウンジの利用や国内外の旅行傷害保険、ショッピング補償、ビジネスサポートサービスなど、出張に出かける際のサポートが充実していることが挙げられます。
ラウンジの利用は従業員にとっても満足度の高いものであると同時に、航空券のチケットレスサービスやホテル宿泊予約などは経費の管理にも役立つというメリットがあります。
メリット2:ポイントの充実
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードは個人を対象にしたビジネスカードという位置づけにあります。いわば一般的な個人用カードと法人用カードの両方の側面を持っているといえますが、法人用という側面から考えたとき、ポイント制度が充実しているというメリットがあります。一般的な法人カードは個人カードに比べてポイント還元率が低いですが、三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードは一般的な個人カードと同等の還元率を誇ります。
メリット3:フリーランスや個人事業主が作りやすい
ビジネス用のクレジットカードの多くは法人でることが条件となっていることが多いです。しかし、三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードの場合は、もともと個人事業主やフリーランスを対象にしているため審査が通りやすいというメリットがあります。
デメリット2:カード利用枠が法人カードに比べて少ない
三井住友ビジネスカードfor Ownersは個人としての審査となるため、法人用のクレジットカードに比べるとどうしても利用枠が少なくなってしまいがちです。
最大300万円という枠はあるものの、個人として他社を含めてクレジットカードの利用がある場合、全て合わせた利用枠として審査が行われます。
三井住友ビジネスカード for Ownersゴールドカードの口コミ
三井住友ビジネスforOwnersはランクによってサービスや付帯保険の補償金額などに違いがあるため、実際に使用している方の口コミが参考になります。基本的な使用感だけでなく、使用しているオーナーの特徴にも注目した口コミをピックアップしました。さっそく口コミを見ていきましょう。
評価の良い口コミ
やはり創業間もないベンチャー企業やスタートアップ企業の経営者にとって、個人名義として所有できるビジネスカードは魅力的であるという意見がありました。
フリーランスや個人事業主の方なども実際に発行できて助かったという声が多く、これまで審査に通りづらかった属性の方も審査に通ってカードを手にすることができているようです。
実際に業務に活用している方の中では、経費管理が楽になったといった意見をはじめ、経費の節約やキャッシュフローの改善に役立っているといった声も多く聞かれました。
評価のあまり良くない口コミ
個人としてすでにクレジットカードを複数枚所有している方や、個人として借り入れのある方は審査に通りづらいといった声もありました。
ビジネスカードという名称は冠しているものの、契約者の名義は個人である以上、利用枠は限られてしまう傾向にあるようです。
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードと三井住友ビジネスゴールドカードの違い
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードと比較されやすいカードとして、三井住友ビジネスゴールドカードがあります。名称が似ている2枚ですが、どのような違いがあるのでしょうか。ユーザーの属性によっておすすめできるカードも違うため、それぞれの違いを詳しく比較していきましょう。

比較1:申込対象者の違い
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードは、これまでご紹介してきたように個人事業主やフリーランス、会社経営者を対象としたクレジットカードです。これに対して三井住友ビジネスゴールドカードは、法人が契約者であることが条件となっており、個人が契約者となることはできません。
そのため、三井住友ビジネスゴールドカードはスタートアップやベンチャー企業などの場合は審査が通らないケースがあります。個人事業主やフリーランスはもちろん、設立間もない企業の経営者にとっても三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードは心強い味方となってくれるはずです。
比較2:支払い方法の違い
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードは、分割払いやボーナス一括払い、リボ払いといったように一般的なクレジットカードと同じように多様な支払い方法が選択可能です。
これに対して三井住友ビジネスゴールドカードの場合は、支払い方法は1回払いのみ。支払いサイクルも15日締め翌月10支払いもしくは月末締め翌月26日支払いで同様であるため、余裕のない月であっても柔軟に支払い方法を変更できるという点においては三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードは有利といえます。
比較3:利用可能枠の違い
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードの利用可能枠は最大300万円です。これは三井住友ビジネスゴールドカードと同等の限度額となっていますが、実は詳しく見ていくと両者の違いが見えてきます。
三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードの場合、個人として利用可能枠が設定されます。そのため、他社のクレジットカードの現在の利用枠なども加味されたうえで決定されます。これに対して三井住友ビジネスゴールドカードの場合は、契約者は代表者個人ではなくあくまでも法人名義であるため、純粋に会社の営業実績や業績を加味して決定されます。
ある程度営業実績のある法人の場合は、代表者個人としてではなく法人名義として契約したほうが良いケースもあるため、十分検討しましょう。
まとめ
今回は三井住友ビジネスカードfor Ownersゴールドカードについてご紹介してきました。個人で持つことができるビジネスカードとして個人事業主やフリーランスの心強い味方になってくれることは間違いありません。ビジネスはもちろん、プライベートの用途としても幅広く活躍してくれます。
クレジットカードは事業規模や事業内容によっても選ぶべきものが変わってくるはずです。今回ご紹介した内容を参考に、最適なクレジットカード選びに役立てていただけると幸いです。
以上、三井住友ビジネスカード for Ownersは経営者におすすめ!特徴・メリット・デメリットをまとめました。…という話題でした!
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