・三井住友ビジネスゴールドカードの基本情報
・三井住友ビジネスゴールドカードのサービス・付帯特典や付帯保険
・三井住友ビジネスゴールドカードのメリット・デメリット
三井住友ビジネスゴールドカードは法人用のクレジットカードとして高いステータス性を誇ります。
また、充実した付帯サービスや保険も大きなメリットのひとつ。
今回は、三井住友ビジネスゴールドカードの特徴やメリット・デメリット、実際に利用しているユーザーの口コミ情報などをまとめてご紹介します。
法人用のクレジットカードを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
目次
三井住友ビジネスゴールドカードの基本情報
三井住友ビジネスゴールドカードは中小企業向けの法人用クレジットカードです。
最高300万円の利用限度額を誇り、経費をクレジットカードでまとめて支払う際には最適な1枚。
わずらわしい経費精算の手間が省けるだけではなく、キャッシュフローにも余裕をもつことができ健全な経営に貢献します。
また、従業員用として追加カードを申し込む場合は20枚まで発行が可能。
営業や経理、技術など各部署で共通して使用できるため、迅速な意思決定とスピード感のある事業展開が可能になります。
三井住友ビジネスゴールドカードのもう一つの特徴として挙げられるのが、国内空港ラウンジの利用です。
28の空港ラウンジが無料で利用でき、国内旅行傷害保険も自動付帯しています。
社員旅行や出張時に活用できるため、従業員の満足度も得られるはずです。
このほかにも、オフィス用品の通信販売でおなじみのアスクルを利用できたり、レンタカー優待サービスや引っ越し割引、国際エクスプレス輸送割引サービスなどの付帯サービスも充実しています。
三井住友カードおすすめ
三井住友ビジネスゴールドカードの申し込み資格
三井住友ビジネスゴールドカードを申し込む際の資格として、法人であることが必須となっています。
個人事業主やフリーランスなど、個人で事業を展開しているユーザーは申込資格の対象外となっているため注意が必要です。
また、前述した通り追加カードは20枚までが発行の上限となっています。
20名以上の従業員がおり、全員にクレジットカードを持たせたい場合も三井住友ビジネスゴールドカードは申込対象外となります。
当然のことではありますが、三井住友ビジネスゴールドカードは法人用クレジットカードであるため法人用の引き落とし銀行口座が必要です。
代表者個人の口座ではクレジットカードを作成できませんので注意が必要です。
三井住友ビジネスゴールドカードの審査難易度・基準
三井住友カードは比較的信用度が高いクレジットカードであり、加えて三井住友ビジネスゴールドカードは法人専用のクレジットカードということもあり審査難易度は高めであるといえます。
一般的に法人用クレジットカードの審査基準として、開業から3年以上が経っていること、連続して2期以上の黒字を達成していることなどが挙げられます。
しかし、これはあくまでも一般的な法人用クレジットカードとしての最低条件に過ぎません。三井住友ビジネスゴールドカードは、これよりもさらに高い基準の審査難易度である可能性が高いです。
三井住友ビジネスゴールドカードの年会費
三井住友ビジネスゴールドカードの年会費は以下の通りです。
代表:11,000円(税込)
追加カード:2,200円(税込)
法人用クレジットカードとしては標準的な額の年会費といえます。
ちなみに三井住友ビジネスゴールドカードのワンランク下のカードとして、三井住友ビジネスクラシックカードというカードも存在します。
こちらは年会費が代表者1,250円、追加カード400円として設定されていますが、カード利用枠が最大150万円と大幅に下がります。
旅行傷害保険などの付帯サービスについてもランクによって異なります。
三井住友ビジネスゴールドカードのETCカード
自動車での営業や出張先でレンタカーを使用する機会が多い場合はETCカードをうまく活用することで軽快なフットワークを実現できます。
三井住友ビジネスゴールドカードを1枚持っていれば、ETCカードは複数枚発行できます。
そのため、例えば社長1名だけが三井住友ビジネスゴールドカードを持ち、外回りの従業員にはETCカードのみを発行するといった運用方法も可能。
さらには発行時の手数料が無料で、初年度の年会費も無料。
2年目以降は通常500円の年会費がかかりますが、1年のうちに1度でも高速道路をETCカードで支払った場合は翌年度の年会費が無料となります。
そのため、頻繁にETCカードを利用する企業にとってはETCカードの年会費は実質的に無料となります。
三井住友ビジネスゴールドカードのポイント
三井住友ビジネスゴールドカードは法人カードでありながらも充実したポイント制度が魅力です。お得にポイントを貯める方法はもちろん、使い方も工夫次第でさまざまな楽しみ方があります。
三井住友ビジネスゴールドカードのポイント制度について詳しく見ていきましょう。
ポイントを貯める
三井住友ビジネスゴールドカードの利用に応じて加算されるポイントは、一般カードと同じワールドプレゼント。
基本還元率は0.5%で、優待店舗などを利用することで1.0%以上のポイント優遇を受けられることもあります。
ポイントを取得してから36ヶ月間の有効期間がありますが、Tポイントや楽天スーパーポイントなどの汎用性の高いポイントに交換も可能であるため、利用用途に迷う場合は一旦他社のポイントに交換しておくのもおすすめの方法です。
ポイントを使う
ワールドプレゼントの使い方としては、アイテム交換や他社ポイント・マイレージサービスへの移行、ギフトカードへの交換、寄付やキャッシュバックなど多数用意されています。
なかでもおすすめの活用方法が他社ポイントへの交換です。
楽天スーパーポイントやTポイントなど、主要なポイントサービスに対応しており、汎用性の高さは随一。
ほとんどが0.5%の還元率をキープした状態で交換できるため、ロスの少ない交換方法といえます。
また、これらのポイント以外にもANAマイルやミッレミリアマイル、クリスフライヤーマイルへ移行することもでき、海外出張の多いユーザーにはうれしい特典です。
オンラインギフトカードではAmazonやGooglePay、iTunesカードなどに対応し、自分自身が活用することはもちろんですがプレゼントとして贈っても喜ばれることでしょう。
さらに、ワールドプレゼントは景品カタログのアイテム交換や、クレジットカードの利用料金へキャッシュバックとして充当することも可能。
ポイントの利用方法に迷った場合には、利用料金への充当がもっとも簡単で確実な方法といえるのではないでしょうか。
・ポイント交換表
ポイント |
交換先ポイント・金額 |
|
---|---|---|
三井住友プリペイド |
1ポイント |
5円 |
楽天スーパーポイント |
1ポイント |
5ポイント |
Tポイント |
1ポイント |
4ポイント |
ヨドバシゴールドポイント |
1ポイント |
5ポイント |
dポイント |
1ポイント |
5ポイント |
ビックカメラポイント |
1ポイント |
5ポイント |
PeXポイント |
1ポイント |
50ポイント |
auWALLETポイント |
1ポイント |
5ポイント |
Gポイント |
1ポイント |
5ポイント |
Pontaポイント |
1ポイント |
4ポイント |
楽天Edy |
1ポイント |
4円 |
WAONポイント |
1ポイント |
5ポイント |
ジョーシンポイント |
1ポイント |
5ポイント |
ベルメゾン・ポイント |
1ポイント |
5ポイント |
ショップdeポイント |
1ポイント |
50ポイント |
タリーズカード |
1ポイント |
4円 |
カテエネポイント |
1ポイント |
4ポイント |
プレミアムポイント |
1ポイント |
4ポイント |
自治体ポイント |
1ポイント |
5ポイント |
カエトクカード |
1ポイント |
4円 |
PointExchange |
1ポイント |
5円 |
・マイル交換表
ポイント |
交換先マイル |
|
---|---|---|
ANAマイル |
1ポイント |
3~15マイル |
ミッレミリアマイレージ |
1ポイント |
3マイル |
クリスフライヤーマイレージ |
1ポイント |
3マイル |
・オンラインギフトカード交換表
ポイント |
交換先金額 |
|
---|---|---|
アマゾンギフト券 |
1ポイント |
5円 |
GooglePlayギフトコード |
1ポイント |
5円 |
iTunesカード |
1ポイント |
5円 |
法人ゴールドカード
三井住友ビジネスゴールドカードと三井住友ビジネスゴールドカードfor Ownersを比較しよう
三井住友ビジネスゴールドカードと比較検討されやすいカードとして、三井住友ビジネスゴールドカードfor Ownersがあります。
名称も似ているため比較されやすい2枚のカードですが、さまざまな点において大きな違いがあります。
三井住友ビジネスゴールドカードと三井住友ビジネスゴールドカードfor Ownersについて、それぞれ違う点を比較していきましょう。
比較1:対象ユーザーの違い
三井住友ビジネスゴールドカードは法人専用のクレジットカードですが、三井住友ビジネスゴールドカードfor Ownersの場合、「for Owners」という名称がついていることからも分かる通り、個人事業主または会社の代表者個人用を想定したクレジットカードです。
三井住友ビジネスゴールドカードは法人名義、三井住友ビジネスゴールドカードfor Ownersは個人名義でなければ申し込むことができません。
決済用の口座についても三井住友ビジネスゴールドカードは法人口座、三井住友ビジネスゴールドカードfor Ownersは代表者個人または屋号付きの口座でなければならない条件が付きます。
比較2:利用可能枠の違い
三井住友ビジネスゴールドカードと三井住友ビジネスゴールドカードfor Ownersは、ともに最高300万円までという大きな利用可能枠があります。
利用可能枠には若干違いがあるため注意が必要です。
三井住友ビジネスゴールドカードfor Ownersの場合、あくまでも個人を対象としたクレジットカードのため、カード利用枠は本人が個人名義として所有するカードと合算して限度額が設定されます。
そのため、他社ですでに100万円の限度額のカードを所有していた場合、最高でも200万円までの限度額となります。
これに対して三井住友ビジネスゴールドカードの場合は個人名義ではなく法人名義での契約となるため、会社の業績に応じて限度額が設定されます。
そのため、代表者個人の利用可能枠とは切り離されるというメリットがあります。
三井住友ビジネスゴールドカードのサービス・付帯特典
三井住友ビジネスゴールドカードにはさまざまな付帯特典があります。
ビジネスを強力にサポートしてくれる豊富な特典について、それぞれ詳しく解説していきましょう。
サービス・付帯特典1:ビジネスサポートサービス
アスクルサービス、DHLエクスプレス、日産レンタカー/タイムズカーレンタル、アート引越センターの4つのサービスについて特典が受けられるものです。
アスクルのWEBサイトからオフィス用品をオーダーできるアスクルサービスは、最短で当日配送が可能であり、1,000円以上の購入で配送無料となるなどの特典があります。
業務に必要な事務用品はもちろん、デスクや椅子などのオフィス用の備品も調達可能です。
アスクルならではの豊富な品揃えも大きな魅力であるため、うまく活用してみてはいかがでしょうか。
大切な荷物や書類を国内はもちろん、海外へ発送することが可能なサービスです。
220以上の国や地域が対象となっており、海外の顧客や取引先とのビジネス展開を強力にサポートしてくれます。
三井住友ビジネスゴールドカードで送料を支払うことによって、お得な優待価格でDHLエクスプレスを利用できます。
出張や外回りでレンタカーを使用する頻度が高い場合は、日産レンタカーまたはタイムズカーレンタルの利用がお得です。
全国の幅広い地域のネットワークを有し、エリアを問わず利用が可能。
自社で営業車を所有するよりもコストを抑えることもでき、経営効率アップに貢献します。
さらに、転勤やオフィス移転の際にはアート引越センターをお得に利用できる特典もあります。
引っ越し代金が約30%割引になり、通常価格に比べて大幅な節約を見込めます。
社員の転居をサポートする福利厚生の一貫としても利用できるため、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
サービス・付帯特典2:空港ラウンジサービス
三井住友ビジネスゴールドカードの付帯特典の目玉として挙げられるのが、空港ラウンジサービスの充実です。
国内主要ラウンジを無料で利用でき、出張前の時間を有効に活用することができます。
社員旅行や出張時に大いに活躍してくれる特典といえます。
サービス・付帯特典3:海外キャッシュサービス
海外へ渡航する際に外貨へ両替する作業は意外と手間と時間がかかるものです。
三井住友ビジネスゴールドカードでは、空港などに設置されているATMを利用し外貨を手にすることができます。
海外キャッシュサービスの利用限度額は最高で30万円。
三井住友ビジネスゴールドカードを活用することによって、渡航時に必要な最低限の現金もスムーズに手配が可能です。
サービス・付帯特典4:JR東海エクスプレス予約サービス
西日本への出張が多い企業にとって強い味方となってくれるのが、JR東海エクスプレス予約サービスです。
最大の魅力は新幹線のきっぷの代金が年間を通じて一定であり、割引幅も大きいという点にあります。
東京~名古屋間で980円の割引、東京~新大阪間では1,080円、東京~広島間では1,420円がそれぞれ割引になります。
しかも年末年始やゴールデンウィーク期間中なども利用できるため、年間で利用すればするほどお得になります。
出張が多い企業はもちろんですが、福利厚生として従業員の帰省旅費などにも活用できる特典です。
WEB上からの予約や座席指定が可能であり、予約情報の変更は何度でも無料、クレジットカードと交通系ICカードをタッチするだけで乗車可能なチケットレスであるため、利便性も高いです。
サービス・付帯特典5:VISAビジネスオファーとVISAビジネスグルメオファー
カードブランドをVISAで設定した場合に受けられるのがVISAビジネスオファーとVISAビジネスグルメオファーです。
オフィスサプライ用品の割引やITシステム、ハイヤーやゴルフ場予約、旅行会社の利用などが割引になる特典です。
あらゆる側面からビジネスをサポートしてくれる特典が揃っており、使い方によってはこれだけで大きな経費削減に貢献してくれるほどお得なサービスです。
もうひとつの特典であるVISAビジネスグルメオファーは、その名の通り接待や会食で使える飲食店を特典付きで紹介しています。
北海道から九州まで網羅しており、予算やシーンに応じて予約可能。従業員同士の親睦会や歓送迎会などにも活用できるお得な特典です。
サービス・付帯特典6:福利厚生代行サービス
その名の通り、福利厚生を会社に代わって提供してくれるサービスです。
全国140万件以上の優待サービスが使い放題となり、全国チェーン店も豊富であることからエリアを問わず特典を受けられます。
月額は320円かかりますが、それ以上に充実した特典を受けられるためコストパフォーマンスは抜群です。
従業員からも高い満足度を獲得できるため、ぜひ活用していただきたい特典のひとつです。
サービス・付帯特典7:充実したポイント制度「ワールドプレゼント」
三井住友ビジネスゴールドカードは法人専用のクレジットカードであるにもかかわらず、一般のクレジットカードと同等のポイント還元率を誇っていることも大きなメリットです。
貯めたポイントは景品や他社ポイントへの交換に活用できたり、カード支払い料金に充当することも可能です。
限度額が高い三井住友ビジネスゴールドカードはまとまったポイントも貯まりやすく、上手に活用することで経費削減に大きく貢献してくれます。
サービス・付帯特典8:ゴルフ国内エントリーサービス
接待や従業員同士の親睦に有効なゴルフ。
三井住友ビジネスゴールドカードに入会すると、国内の主要ゴルフ場の予約を代行してくれる特典も付帯しています。
平日のみの予約が対象となりますが、700を超えるコースの予約が可能であるため使い勝手の良い特典といえます。
法人ゴールドカード
三井住友ビジネスゴールドカードの付帯保険
三井住友ビジネスゴールドカードには国内外への旅行時に安心な保険機能が付帯しています。
怪我や病気はもちろん、賠償責任までをカバーした充実の旅行傷害保険は旅行時に心配なトラブルに対して手厚くサポート。
加えて、ショッピングで購入した商品の破損や盗難をサポートしてくれるショッピング補償までも充実しています。
出張や旅行の多い企業の場合、一般の保険への加入に比べて遜色のない補償内容のため、メリットの大きい特典ではないでしょうか。
付帯保険1:海外/国内旅行傷害保険
国内外への出張や旅行が多い場合、旅行時の傷害保険が充実しているのも三井住友ビジネスゴールドカードの特徴です。
クラシック |
ゴールド |
プラチナ |
|
---|---|---|---|
傷害死亡後遺障害 |
最高2,000万円 |
最高5,000万円(自動付帯1,000万円) |
最高1億円(自動付帯) |
傷害治療費用 |
50万円 |
300万円 |
500万円 |
疾病治療費用 |
50万円 |
300万円 |
500万円 |
賠償責任 |
2,000万円 |
5,000万円 |
500万円 |
携行品損害 |
15万円 |
50万円 |
100万円 |
救援者費用 |
100万円 |
500万円 |
1,000万円 |
上記の保険料支払い名目は専門的な用語も多いため、各項目について詳しく解説します。出張や旅行の頻度も踏まえながら、必要な補償について見極めてみましょう。
・傷害死亡後遺障害:旅行時または帰国後180日以内に事故や病気が原因で死亡または後遺症が残った場合に支払われます。
・傷害治療費用:旅行中に怪我をした場合に治療にかかる費用を補償するものです。
・疾病治療費用:旅行中に病気にかかった場合に治療にかかる費用を補償するものです。
・賠償責任:旅行中に何らかの理由で器物を損壊させてしまった、他人に怪我を負わせてしまった場合などに補償するものです。
・携行品損害:旅行中に手荷物が破損したり盗難に遭った場合などに補償するものです。
・救援者費用:怪我や病気によって旅行先の病院に入院が必要となった場合、家族が現地に渡航する際に支払われるものです。
付帯保険2:ショッピング補償
次にショッピング補償について詳しくご紹介していきましょう。ショッピング補償についても、カードの種別によって補償内容が変わります。
ショッピング補償とは、購入した商品が破損していた場合や、盗難被害に遭った場合に補償対象となります。
注意点としては、購入日から90日間の補償期間があること、1回の補償支払いにつき、3,000円の自己負担があるという点です。
クラシック |
ゴールド |
プラチナ |
|
---|---|---|---|
年間補償限度額 |
100万円 |
300万円 |
500万円 |
対象 |
海外 |
海外/国内 |
海外/国内 |
三井住友カードおすすめ
三井住友ビジネスゴールドカードのメリット・デメリット
ここまでご紹介してきた三井住友ビジネスゴールドカードの特典や補償内容、ポイントサービスなどを参考に、メリットとデメリットを挙げてみましょう。
メリット1:利用限度額が高い
三井住友ビジネスゴールドカードは最大300万円という高い利用限度額が大きなメリットとして挙げられます。
限度額が高いということは、会社の備品や交通費だけではなく、商品の仕入れなどにも活用できるため幅広い用途に活用できるということも意味しています。
現金での取引では実現が難しいスピーディーな取引も、三井住友ビジネスゴールドカードをうまく活用することによってビジネスのスピード感も今まで以上に向上するはずです。
また、キャッシュフローの向上にも貢献してくれるため、健全な経営状態を維持するためにも中小企業においては1枚は持っておきたいクレジットカードといえます。
メリット2:信用度の高いビジネスカード
三井住友ビジネスゴールドカードは比較的信用度が高いクレジットカードとして知られています。
その分、加入審査は厳しい傾向にありますが、法人としての信用度を高めていくには有効な1枚ともいえます。
メリット3:代表者個人ではなく法人用として作れる
三井住友ビジネスゴールドカードは法人名義として作るカードのため、代表者個人の審査は必要ありません。
例えば三井住友ビジネスカードfor Ownersのように個人事業主や経営者個人向けのクレジットカードの場合、個人としての利用限度額に依存するため限度額は少なくなってしまう傾向にあります。
しかし、三井住友ビジネスゴールドカードの場合は完全に法人としての与信のため個人向けのクレジットカードに比べて高い限度額で与信が通るケースが多いです。
メリット3:ポイント還元率は法人カードとしては高め
三井住友ビジネスゴールドカードの最後に挙げるメリットとして、ポイント還元率があります。
法人用のクレジットカードはポイント還元率が一般用のクレジットカードに比べて低い傾向にありますが、三井住友ビジネスゴールドカードは一般向けのクレジットカードと同等のポイント還元率を誇ります。
ポイント還元をうまく活用すれば、経費削減に大きく貢献できるのではないでしょうか。
デメリット1:審査が比較的厳しい
三井住友ビジネスゴールドカードのデメリットとして挙げられるのは、高い信用度の一方で審査が比較的厳しい傾向にあるという点です。
もともとビジネスカードは3年以上の経営実績と2期以上の黒字であるという前提がありますが、三井住友ビジネスゴールドカードの場合はさらに審査が厳しい傾向にあります。
デメリット2:スタートアップやベンチャー企業は審査が通りづらい
上記のような厳しい審査のため、設立間もないスタートアップ企業やベンチャー企業においては審査が通りづらい傾向にあります。
加えて多くのスタートアップ企業やベンチャー企業は、設立後安定して収益を出すことも至難の業。
法人名義としての三井住友ビジネスゴールドカードを作るためには、ある程度の営業実績と収益性を担保する必要があります。
三井住友ビジネスゴールドカードの口コミ
次に、三井住友ビジネスゴールドカードを実際に利用しているユーザーの口コミ情報を見てみましょう。
今回は評価の良い口コミと、あまり評価の良くない口コミに分けて整理してみました。
実際のユーザーのリアルな口コミは比較検討の良い材料となるはずですので、ぜひ参考にしてみてください。
評価の良い口コミ
三井住友ビジネスゴールドカードの口コミのなかでも多く聞かれるのが、付帯サービスの充実とステータス性の良さ、そして電話応対の質の高さです。
旅行時の傷害保険をはじめとしたさまざまな付帯サービスは従業員への福利厚生にも活用できるものが多く、コストパフォーマンスは抜群の内容ではないでしょうか。
口コミを見ても、実際に利用しているユーザーの間で高い評価を獲得しているようです。
また、審査基準も高めということもありカードそのものの信用度が高いという点も多く聞かれた評価でした。
メリットとしても今回取り上げましたが、実際に利用しているユーザーからも実感している声が多かったです。
もう1点評価の高い口コミとしてあったのが、電話応対について。
これは実際に利用しているユーザーならではの意見といえますが、電話での問い合わせへの応対が親切で好感が持たれるとの声が多く聞かれました。
評価のあまり良くない口コミ
ネガティブな評価の口コミとして聞かれたのが、ポイント還元率と審査の厳しさです。
三井住友ビジネスゴールドカードは法人向けのカードとしてはポイント還元率は平均以上ですが、一般向けのカードと比較した場合にはどうしても還元率の低さが目立ってしまいます。
0.5%という数字は決して悪くはないのですが、普段から高い還元率の個人向けクレジットカードを利用しているユーザーからすれば、少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
もう1点多かった意見が、審査基準について。
デメリットでも挙げましたが、やはり法人として安定した経営実績が求められることで審査を断られるケースも少なくないようで、ネガティブな要素として挙げるユーザーの声が多かったです。
まとめ
今回は法人向けのクレジットカードとして高いステータス性を誇る三井住友ビジネスゴールドカードをご紹介してきました。
審査基準が高めということもあり、それがデメリットとして取り上げられがちですが、だからこそ高いステータス性を維持しているということでもあります。
利用限度額も高く幅広い用途に利用できるため、経営において強い味方になってくれる存在であることは間違いありません。
補償やさまざまな付帯サービスも充実し、従業員への福利厚生にも役立つ三井住友ビジネスゴールドカード。ぜひ申込を検討してみてはいかがでしょうか。

以上、三井住友ビジネスゴールドカードの特徴、メリット・デメリットまとめ…という話題でした